アメリカとイギリスは日本に、アフガニスタンでの軍事作戦に参加している国
を軍事支援するため、軍用ヘリを提供するよう求めている。
このことに関連してロシアの声の評論委員は、次のようにコメントを寄せてい
る。
具体的にはアメリカとイギリスは日本に対し、軍事用輸送ヘリコプターCH47を
アフガニスタンに派遣するよう求めている。
アメリカとイギリスは今年の2月、すでにこの要請を行っていた。
しかしそのとき、日本の防衛庁は、そのような要請に応えるのは問題がある
として拒否していた。
しかし日本政府の情報筋によれば、この要請は未だ効力を持っている。
日本を押し留める一つの大きな要因となりうるのは、アフガニスタンに自衛隊
(現、防衛省)を派遣すれば、アフガニスタンの武装勢力タリバンにとって、格好
の攻撃の的になる危険性が高いという事情だ。
タリバンは携帯式のロケット弾や比較的、低空を飛行することが避けられない
ヘリコプターにとっては、各種兵器を装備しているからだ。
またタリバンやその他のアフガニスタンの武装勢力は、1980年代から90年代
にアメリカやイギリス、パキスタン等の国から軍事的、または非軍事的な支援
を受け、それらの国から大量の兵器を供給されていたことから、状況はさらに
深刻なものとなっている。
つまりアメリカやイギリスにとっては、かつて支援のために送っていた自国の兵
器が、自分達に牙を向いていることになるからだ。
アメリカやワシントンが避けられない犠牲の一部を、日本に負担させようとする
のは、今や珍しいことではなくなっている。
何か驚くような点があるとすれば、それは日本をイラクであろうとアフガニスタン
であろうと、外国での軍事行動に参加させようとする彼ら、特にアメリカのしつこ
さだ。何故ならアメリカもイギリスも日本の憲法が、国外での軍事行動に参加す
るのを禁止している事を知らない筈が無いからだ。
アメリカの強い要請を受け3年前から、日本の自衛隊部隊は軍事作戦に直接参
加することは無いといえ、イラクの南部に駐留している。
これはアメリカ、イギリスその他の一連の国々が、国連の決議無く始めたイラク
侵攻を、日本が支持していることを示す(?)と言える。
現在およそ600人からなる、日本のイラク駐留自衛隊部隊は撤退を始めている。
しかしペルシャ湾岸には日本の艦艇や、輸送機が残っている。日本の輸送機を
使ってアメリカをはじめとした一連の国の、兵士や兵器がクゥエートからイラクへ
と運ばれている。
また日本の艦艇は同盟国の船へ無償で燃料を供給している。
日本はイラク戦争の中でこそ、直接犠牲を払わなかったが、その後日本の外交
官が2人も記者2人、人質が2人イラク国内で殺害されている。
※(?)は聴き取れず
5月29日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
を軍事支援するため、軍用ヘリを提供するよう求めている。
このことに関連してロシアの声の評論委員は、次のようにコメントを寄せてい
る。
具体的にはアメリカとイギリスは日本に対し、軍事用輸送ヘリコプターCH47を
アフガニスタンに派遣するよう求めている。
アメリカとイギリスは今年の2月、すでにこの要請を行っていた。
しかしそのとき、日本の防衛庁は、そのような要請に応えるのは問題がある
として拒否していた。
しかし日本政府の情報筋によれば、この要請は未だ効力を持っている。
日本を押し留める一つの大きな要因となりうるのは、アフガニスタンに自衛隊
(現、防衛省)を派遣すれば、アフガニスタンの武装勢力タリバンにとって、格好
の攻撃の的になる危険性が高いという事情だ。
タリバンは携帯式のロケット弾や比較的、低空を飛行することが避けられない
ヘリコプターにとっては、各種兵器を装備しているからだ。
またタリバンやその他のアフガニスタンの武装勢力は、1980年代から90年代
にアメリカやイギリス、パキスタン等の国から軍事的、または非軍事的な支援
を受け、それらの国から大量の兵器を供給されていたことから、状況はさらに
深刻なものとなっている。
つまりアメリカやイギリスにとっては、かつて支援のために送っていた自国の兵
器が、自分達に牙を向いていることになるからだ。
アメリカやワシントンが避けられない犠牲の一部を、日本に負担させようとする
のは、今や珍しいことではなくなっている。
何か驚くような点があるとすれば、それは日本をイラクであろうとアフガニスタン
であろうと、外国での軍事行動に参加させようとする彼ら、特にアメリカのしつこ
さだ。何故ならアメリカもイギリスも日本の憲法が、国外での軍事行動に参加す
るのを禁止している事を知らない筈が無いからだ。
アメリカの強い要請を受け3年前から、日本の自衛隊部隊は軍事作戦に直接参
加することは無いといえ、イラクの南部に駐留している。
これはアメリカ、イギリスその他の一連の国々が、国連の決議無く始めたイラク
侵攻を、日本が支持していることを示す(?)と言える。
現在およそ600人からなる、日本のイラク駐留自衛隊部隊は撤退を始めている。
しかしペルシャ湾岸には日本の艦艇や、輸送機が残っている。日本の輸送機を
使ってアメリカをはじめとした一連の国の、兵士や兵器がクゥエートからイラクへ
と運ばれている。
また日本の艦艇は同盟国の船へ無償で燃料を供給している。
日本はイラク戦争の中でこそ、直接犠牲を払わなかったが、その後日本の外交
官が2人も記者2人、人質が2人イラク国内で殺害されている。
※(?)は聴き取れず
ブログ・オブ・ウォー 僕たちのイラク・ アフガニスタン戦争マシュー・カリアー・バーデン,島田 陽子メディア総合研究所このアイテムの詳細を見る |
5月29日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル