ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ブリュッセルのカフェ&ブラッスリー「A La Mort Subite」へ

2019-03-23 18:56:17 | レストラン&店
ベルギー最終日は、ブリュッセルで評判のカフェ&ブラッスリー「A La Mort Subite」へ。
この店のことは知りませんでしたが、古くからの知り合いがこの店を絶賛していて、ブリュッセルでは日参するほどだったというので、私も行ってみようと思いました。

しかし、元々滞在時間が2時間もなく、不運なことに、ケルンから乗ったICE(特急)が遅延したため、予定時刻を過ぎてブリュッセル南駅に到着。
次に普通列車でブリュッセル中央駅に移動する際も、乗る電車がわからず、右往左往。
ブリュッセル中央駅のコインロッカーにスーツケースを預け(小さめのロッカー、4.5ユーロ)、空港までの電車の切符を買い…なんてことをしていたら、時間がどんどん過ぎていきました。

駅の外に出てからも、方向がまったくわからなくなり、完全に迷子。
40代後半くらいのできそうなビジネスマンに道を尋ねて、ようやく行きたい方向がわかりました

教えられた通りに歩いていたら、目印となるアーケード“ギャルリ・サンテュベール”が見つかり、あ、ここ!と思った右手に、目的の 「A La Mort Subite」(ア・ラ・モール・シュビット)発見!



まずばビール(笑)



店と同じ名前の Mort Subite (6ユーロ)



かなり酸味のあるサワービールです。
これはフードが欲しいところ。

しかし、わたしにはあまり時間がないため、ここはビールだけでガマン、ガマン…

隣のテーブルを見ると、生ハムとチーズの盛り合わせプレートが…
食事もおいしそうでしたが、今回は時間の制限があるので、仕方ありません。



天井が高く、いい雰囲気の店でした。
ここは改めて来たいですね。



午後3時過ぎ。
ランチ抜きのすきっ腹にビールがつらい・・・(笑)




“ギャルリ・サンテュベール”のアーケードの端っこは店の真ん前です。




A La Mort Subite
Rue Montagne aux Herbes Potagères 7, 1000 Bruxelles, ベルギー




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次に行ってみたい!ベネチアのリストランテ「Riviera」@イタリア

2019-02-18 17:00:51 | レストラン&店
海外のプレスツアーで知り合いになったイタリア人ジャーナリストのJessicaから、彼女の友人のレストランを紹介されました。

ベネチアにある「Ristorante Riviera」(リビエラ)という店で、オーナーのGP Cremonini氏がジェシカの友人だそうです。

ジェシカが送ってくれた画像で紹介します。



地元のオーガニック食材を使った料理が自慢のようです。
ワインはローカルなものを中心に約200アイテム。



オーナーのGP Cremonini氏。
以前、パリでミュージシャンとして活動していたこともあるユニークな経歴の持ち主です。



ベネチアの風景。
これですよ、これ

ベネチアは何度か行っていますが、いずれも空港利用のみ。
空港周辺の道路からの風景しか見ていない、という残念な訪問ばかり

次はぜひベネチアの街中まで行きたいですし、機会があれば、ここのレストランにも行ってみたいですね。

レストラン周辺には、観光スポットも色々あるようです。

春休みやゴールデンウイークなどにベネチア方面の旅行を予定している方は、「リビエラ」のホームページをチェックしてみてください。
※英語のページあり

Ristorante Riviera
Fondamenta Zattere Al Ponte Longo, 1473, 30123 Venice
http://www.ristoranteriviera.it/

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「シタール」の極上カレー!@千葉・検見川

2019-02-04 16:12:21 | レストラン&店
千葉県で一番おいしいカレーの店と評判のインド料理店 「シタール」

実は、ここのマダムが高校、大学の先輩で、ワイン仲間でもあるんです。
そんなわけで、以前から行きたいと思っていましたが、ようやく伺うことができました。




超人気店なので、行列必至!
マダムに駅から車で送迎いただき(感謝!)、辿り着いたら、やはり入店待ちの人が何人もいました。
並びたくない人は、時間を思いっきり外すしかありません。




料理はマダムにおまかせで見繕っていただきました。



次から次へと出てくる料理の数々。



サモサ



今回は、特別に持ち込ませていただいたワインとともに楽しみました。



カレーは色々と種類があり、どれもおいしい



一番人気のバターチキンカレー



海老のうまみがじわりと美味



カレーは、ごはんにかけるとやっぱり最高~



でも、ここはナンもおいしいです。
普通のナンと、中にとろ~りとしたチーズが入っているナンがありました。
どちらもオススメ。



カレーに添えていただく薬味類もおいしい!





伺ったメンバーのうち前日が誕生日の先輩がいらっしゃいまして、マダムからバースデーケーキのプレゼントが



チャイとともに、ケーキのお裾分けをいただきました。

いや~、うわさ通り、どれもとてもおいしかったです。
ごちそうさまでした&お世話になりました




印度料理シタール
http://www.sitar.co.jp/
facebook  https://www.facebook.com/sitarltd

※現在、店舗を改装中で、仮店舗で営業中です。



待っている人専用のメニューが外のテーブルにありました。
さすがです!

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サラダバー付き贅沢ランチ@ベッラ・ビスタ

2019-01-14 09:30:00 | レストラン&店
ミーティングで出かけたレストランのランチが良かったので紹介します。

「ホテルニューオータニ」(東京)」のガーデンタワー最上階(40F)にある
「ベッラ・ビスタ」の平日限定サラダバー付きランチです。




サラダ -素晴らしい!



パスタは選べます -写真は“ウニ”のクリームパスタです



メインは “シュニッツェル”を選んでみました



デザートの“濃厚抹茶のティラミス” アイス添え

デザートももちろん選べて、ジェラートも好きなものを選べます。
私は、八丈島(だったような?)のミルクのアイスをセレクト。

サラダからパスタ、メイン、デザートまで、どれもおいしゅうございました



サラダバー+パスタ+デザート+コーヒーで3800円から。
メインが付くと5500円からと、少々贅沢なお値段ですが、40階に位置する眺めのいいレストランですし、ディナータイムにこの内容をいただいたらもっとお高いので、平日ランチは狙い目ではないでしょうか。

個室があるので、会食にも使えます。


ベッラ・ビスタ
https://www.newotani.co.jp/tokyo/restaurant/bellavista/


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ライブも食事も限定ワインも楽しめるオールデイダイニングが羽田空港に誕生!

2018-12-22 17:00:11 | レストラン&店
年末年始に羽田空港を利用して国内外に出かける人も多いかと思います。

2018年12月19日に、羽田空港 第1ターミナル5Fの複合商業施設
「THE HANEDA HOUSE」がグランドオープンしました。

その中に「Live & Restaurant LDH kitchen THE TOKYO HANEDA」というオールデイダイニングがあります。

ここの内覧会にお声かけいただいていたのですが、残念ながら原稿締切を抱えて伺えず、でも、これは!という情報がありますので、紹介します。




「Live & Restaurant LDH kitchen THE TOKYO HANEDA」は、“食もエンタテインメント”というコンセプトの下、250坪の広さを誇る店内にステージを併設し、国内外のアーティストのライブや生バンドによる演奏が楽しめるオールデイダイニングです。

世界でも例を見ない空港内のこの大型ライブレストランに、LDH JAPAN所属のアーティストはもちろん、国内外のアーティストが登場するそうです。

窓の外には滑走路が見られ、しかもライブも楽しめるだなんて、欲張りなレストランですよね



フード&ドリンクは、既存店舗の⼈気メニューにアレンジを加えた“ここでしか食べられない”限定メニューなどが豊富に用意されています。

たとえば…



アンガス牛 Tボーン1.5キロを豪快に焼き上げたステーキ、
アメリカやイギリスでポピュラーな“家庭の味”「マッケンチーズ(マカロニ・アンド・チーズ)」 をふんだんに添えたチーズバーガー、
ごはんとうどんを掛け合わせた新感覚メニュー 「おじやうどん」など




様々なサプライズをふわふわのだし巻き玉子で閉じ込めた 「究極のこだわり卵 親子丼」、
農家から届く季節の野菜がたっぷり 「カラフルバーニャカウダサラダ」、
「モンブランパフェ」など

しっかりした食事メニューから、ちょっとつまみたいときのサイドメニュー、デザートがあり、カフェ利用やバー利用もできるオールデイダイニングです。



ドリンクメニューを見ると、ワインはグラスで700円からありました。

中には、初上陸 & 同店でしか展開しないワインもあるそうです。

日本のワイン「アルガブランカクラレーザ」(山梨県)、「井筒メルロー」(長野県)もオンリストされ、日本酒や焼酎もかなり種類があります。
「イチローズモルト」など、日本のウイスキーの名前も見つけました(シングル800円)。

ほかにも、AMAZING COFFEEプロデュースのユニークなコーヒーカクテル、オリジナルのレモンサワー、テキーラハイボールなどがあります。

となれば、旅立つ前の1杯を楽しむ店として使えますね。
外国人のゲストをお見送りする際にも、ここで最後に日本のサケを飲んでもらう、なんて使い方もありですね。



ちょっとしたカフェ利用(コーヒー400円~)、ランチ、本格的なディナー、バー利用と、便利なレストランなので、覚えておくといいでしょう。

ライブ予定、フード&ドリンクメニューは同店のHPで確認してください。



Live & Restaurant LDH kitchen THE TOKYO HANEDA
東京都大田区羽田空港3-3-2 羽田第1ターミナル 5F THE HANEDA HOUSE内
営業時間:11:00~23:00
https://www.ldhkitchen-thetokyohaneda.jp/


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忘年会にもおすすめ トルコ料理「サライ」@渋谷

2018-12-17 16:08:00 | レストラン&店
忘年会の季節です。
一番苦労するのが、お店選びですよね?

10月に学生時代の友人4人で出かけたトルコ料理「サライ 渋谷店」は、大好評でした。

ぐるなびの飲み放題プランを使ったコースで、気兼ねなく飲めたのも良かったようです。



乾杯はトルコビールで。
ビールは2種類ありますが、4人だったので、2種類飲めました。
ダークの方は少しクセがありますが、ビール好きならなんてことはないクセだと思います。

料理はコースで出てきます。



まずはスープから。
この後は、名前のわからない料理が次々と(笑)



サラダ、これで2人前。



いろいろな前菜の盛り合わせ。これは4人前。
フムスなどがあり、中東らしい雰囲気。



パンもトルコ的?




トルコらしいケバブ料理



ほうれんそうとチーズが載ったピザのようなパン




ドリンクは、トルコのワイン(白、赤)のほか、カクテル類なども色々とありました。
飲み放題コースなので、ひととおりいただきましたが、よくある居酒屋の飲み放題メニューとは一線を画していて、オススメです。





予約したコースでは、特典がついてまして、その中のひとつ、バースデーケーキのホールサービスをお願いしておきました。
ちょうどその週に誕生日を迎える友人がいたのです。

名前を事前に伝えておいたので、メッセージプレートに友人の名前を入れてもらいました。
上の画像では消してますが。



フルーツの載ったホールケーキで、誕生日の友人はもちろん、私たちもケーキにあずかれて、みんなニッコニコ~



ホールもキッチンもトルコ人で、ホール担当の方は若いイケメンさんでした。
日本語を話しますので、コミュニケーションにまったく問題なしです。




サライ 渋谷店
東京都渋谷区道玄坂1-7-8 新井ビル 3F

今回は渋谷店に伺いましたが、銀座や赤坂、浅草などにも系列店があるようですよ。

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ワインもクラフトビールも充実の「Bistroミヤマス」@新橋

2018-12-14 16:18:01 | レストラン&店
地方に単身赴任している先輩と、仲のいい友人と一緒に新橋の 「Bistroミヤマス」へ。

行ってみたいと思っていた店だったので、ここに決まったと連絡を受け、ワクワクでした。

ビストロだから、当然ワインは楽しめると思っていましたが、ドルンクメニューを見ると、クラフトビールがずらりと並んでいました。
しかも、日本のものが多い!

ならば、1杯目はビールでしょう。
先輩は名古屋に赴任していたこともあり、その時によく飲んだ「金しゃちビール」が懐かしい、とおっしゃるので、私も「金しゃち」ビールにしてみました。


金しゃちビール small 550円  盛田金しゃちビール(愛知県犬山市)

グラスビールはサイズが選べて、どれも 小が550円、大が850円
色々飲みたい時は、小さいサイズが便利ですね。

ちなみに、「盛田金しゃちビール」の親会社である盛田は、ソニー創業者・盛田昭夫氏の実家。
現在は昭夫氏の長男の英夫氏が社長を務めています。
私の先輩は某新聞社の名古屋支社長だった数年前に、盛田家と交流があり、よくこのビールを飲んだそうです。

ミヤマスのビールリストは実に充実していて、あれもこれも飲みたかったですが、ワインリストも色々あったので、次はワインに切り替えました。
が、友人のひとりは、「今日はビールで行ってもいい!」と



料理はアラカルトで頼み、シェアしました。


突出しのリエット


ビストロといえば外せない シャルキュトリの盛り合わせ


ザクロがアクセントになっていたリンゴのサラダ


根セロリのレムラード


チーズ盛り合わせ


アンデュイエット(豚内臓のソーセージ)のグリル





ワイン はグラスワインが数種あり、ボトルは2480円から揃っています。


Cava PARXET Cuvée 21 2015(Spain)

最初はスペインのカバでシュワッと。


Ronco Severo Bianco 2014(Italy)

次は、ヴェネツィア・ジューリアの白で、フリウラーノ、シャルドネ、リボッラ・ジャッラ、ピコリットのブレンド。


Anjou Le Roc 2015 Domaine Delesvaux (France)

肉に合わせて、フランスはアンジューの赤を。
カベルネ・フラン100%で、ビオディナミのワインです。


4人で各自ビールを飲み、ワイン3本と、ほどよく飲みました。
私は翌日は朝早い飛行機で海外出張だったため、さくっと軽くのつもりでしたが、そこそこ飲みましたね(笑)

忘年会の会場探しをしているワイン好きの方、クラフトビール好きの方にオススメのビストロです。


WINE & Craft Beer  Bistroミヤマス
東京都港区新橋3-15-1
https://bistro-miyamasu.jp/



余談ですが、やはり早めに帰りたいという友人のひとりと新橋駅向かうと、駅前のSL広場でTVカメラにつかまってしまい、ある芸能人の話題でインタビューを受けるはめになりました。喋ったのは、ほぼ友人。
早速、翌朝の番組で放映されたようで、それを見た友人から携帯に電話が来ましたが、すでに私は飛行機の中。
このインタビューは週末の情報番組でも放映されたようで、またまたメール到着。
後日、試飲会でも知り合いの方からも、「見ました」と言われました(笑)

新橋のSL広場は、酔っぱらいのサラリーマンがよくインタビューを受ける場所として有名ですので、TVカメラにキャッチされたくない方はお気を付けください

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恒例の誕生日会を地元ブラッスリーで

2018-12-09 16:13:31 | レストラン&店
今日のランチは、地元の古い友人と3カ月遅れの誕生日会。
本来なら9月に集まるはずでしたが、皆が忙しく、年末になってようやく実現しました。

今回は私がお店を選べるので、気になっていた地元ブラッスリーへ。

スープ、メイン、デザート、ドリンクのコースをチョイス。



この日のスープは大根のポタージュ。
アツアツで、クリーミーで、ほっとするおいしさ。



メインは鴨を選びました。
瀬戸内のオレンジ“紅マドンナ”のソースが甘酸っぱい~
せっかくなので、グラスで赤ワインを1杯




美しいデザート
リンゴが主役で、バニラアイスが添えられています。

これにおかわりOKのパン、バターが付き、食後のコーヒーも付き、1500円(税別)。
ワインは別料金ですが、店内の雰囲気よく、サービスもテキパキと気持ちいいし、ここは当たりでした。




次は2月です

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大満足のビストロ「Le Terroir」@目白

2018-11-06 10:08:45 | レストラン&店
仕事でレストランに行く機会がありますが、ずっと気になっていて、行きたかった店がありました。

それは、JR目白駅からすぐの ビストロ 「Le Terroir」(ル・テロワール)

料理もワインも評判がよく、行ってみたいと思ってはいましたが、プライベートではなかなか機会がなかったところ、来日生産者とのランチにお声かけいただき、出かけてきました。





サーモンを使った前菜。
サワークリームとハーブが爽やかでした。




イカの中に色々な具材を詰めたもの。
手が込んでいて、かなりボリューミー!




ぷりっとした白身魚に、まろやかでコクのあるソースをかけた一皿。
魚がとても新鮮で、素材の良さがよくわかりました。




鴨胸肉のコンフィ。
鴨はしっかりした肉質で、付け合せはポテトですが、これまた非常に手が込んている焼きポテトでした。




デザートです。
名前は忘れましたが、おそらくフランスの地方菓子。
見た目は素朴ですが、こういうの大好きです



クラシカルでしっかりした手法のフランスのビストロ料理ですが、見た目がモダンで美しく、目でも楽しませてくれました。

味ももちろんおいしく、大満足。
期待して訪問しただけありました。

食欲の秋にふさわしい店です。
ごちそうさまでした


Le Terroir ル・テロワール
東京都豊島区目白3-4-15 プラネットメジロ 2F

http://leterroir-winebar.blogspot.com/

https://www.facebook.com/pages/biz/Le-Terroir-400800043269890/


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京都ホテルオークラでのガラディナー@第4回アジア・オセアニアソムリエコンクール

2018-10-26 17:09:40 | レストラン&店
先週、京都で開催された「第4回アジア・オセアニアソムリエコンクール」の最終日、決勝審査が終わり、岩田渉さんの優勝が発表された後には、会場となった京都ホテルオークラガラディナーが盛大に行なわれました。

選手や関係者はご招待ですが、プレス取材は参加費が必要でして、でも、せっかくの機会なので参加してきました。
一般は20,000円、日本ソムリエ協会会員は15,000円。
会員である私は、会員価格で参加です。

メニューは和洋折衷で、外国人の方たちを意識した構成になっていました。



合わせるドリンク類も日本のものが多く提供され、食事とのペアリングを考えて用意されていました。



八寸

秋らしい季節感たっぷり。
目に楽しく、色々な食材、調理法、味付けの料理。



合わせたのは、鳥取の発泡日本酒「千代むすび スパークリング Sake SORAH」
瓶内二次発酵のスパークリングだそうで、フルーティーで口あたりよく、とても飲みやすかったです。

近年、スパークリングの日本酒が増えていますが、飲みやすいものが多いので、日本酒が苦手な人、日本酒を初めて飲む人などにいいですね。


お椀

ハモ、松茸が入ったお椀は、福島の日本酒「大七 箕輪門 生酛造り 純米大吟醸」を、という提案でしたが、お椀のハモがサッパリしていたので、これにはスパークリングの千代むすびが良かったです。



大七は、コクがあったので、次の魚料理に合わせてみました。


新鮮甘鯛のカリカリポワレ 京都産野菜を添えて 赤ワインの香るバターソース

甘鯛のウロコのカリカリがクリスピーでした。
バターソースが濃厚でクリーミーなので、大七がぴったり。



魚料理への提案は、ポルトガルの「ソアリェイロ プロメイラス ヴィーニャス」と。
※写真はディナー会場で撮り忘れたので、以前に試飲会で撮影したものを使用

ヴィーニョ・ヴェルデの生産者ですが、アルバリーニョにこだわるクオリティワインを造っています。
ちょうど、現在発売中の雑誌「Fine 」で執筆した生産者です。

ミネラル豊かで、少しストイックさがあったので、バターソースの魚よりも、八寸の方が合わせやすいと思いました。



特選牛フィレ肉のロースト 粒マスタードバターの香り 伝統のマデールワインソースを添えて

牛フィレ肉には日本のワインとアルゼンチンの赤を。



「岩の原葡萄園 深雪花 2016」(新潟県)は、マスカットベリーA を使ったチャーミングな赤(左)。
「ココファームワイナリー 甲州F.O. S. 2016」(栃木県)はFermented On Skinsのオレンジワインでした(右)



左のグラスがココファームのオレンジワイン、右のグラスが岩の原。
どちらもフルーツが前面に出ていて、口当たりが良く、肉とのなじみが良かったです。



「井筒ワイン メルロ樽熟 2016」(長野県)と「トラピチェ メダージャ カベルネ・ソーヴィニヨン2014」(アルゼンチン)は、樽の風味がしっかり出ていて、まだカッチリ固い強い味わいでした。



肉がやさしい味でしたので、これら2つの赤との組み合わせだと、ワインの強さが目立ったような気がします。



寿司

お寿司には、甲州のスパクーリング「勝沼醸造 アルガブランカ ブリリャンテ 2015」(山梨県)を。
これは、マグロ以外はいいペアリングだったと思います。



左)勝沼醸造 アルガブランカ ブリリャンテ 2015 右)南部美人 貴醸酒 Luciola



宇治抹茶のガトーオペラ ほうじ茶のアイスクリーム添え 石畳に見立てて

デザートは、京都らしく、抹茶やほうじ茶が使われていました。
抹茶のお菓子は、外国人に人気なので、私も外国に出かける際のお土産に、よく使います。

デザートには、「南部美人 貴醸酒 Luciola」(岩手県)を。
貴醸酒(きじょうしゅ)は、最終仕込みの際に水ではなく日本酒を使い、糖分を残して甘く仕上げた日本酒です。
熟成させ、色も黄色みがかり、こってりしたタイプをよく見ますが、南部美人の貴醸酒ルキオラは、スッキリした甘さに仕上げているそうです。


小菓子  コーヒー

小菓子はナッツタルトが出てきたので、デザートのお皿に一緒に載せてみました。
なんか、いい感じにおさまっていませんか?

写真は撮っていませんが、ホテル自家製のパンもサービスされました。





コンクール参加の24選手



ホスト役となった 日本ソムリエ協会 田崎真也 会長




参加選手たちは、日本の料理と酒&ワインを楽しんでくれたでしょうか?




30ものテーブルが並び、非常に華やかなディナーでした。





ディナー参加者へのお土産は、京都大会の刻印入りソムリエナイフ。
ソムリエナイフ、たまる一方ですが、これは手放せないですね

次は世界大会のディナーを目指してみましょうか(笑)


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サイゼリヤで最強ワイン会【後編】

2018-09-19 10:00:00 | レストラン&店
【前編】は「サイゼリヤ」で飲んだワインを紹介しましたが、後編はフードを紹介します。



イタリア料理の店「サイゼリヤ」では、こだわりのイタリア食材を使った料理を手軽に食べられるのがお気に入りです。


ダブルサイズ ミラノサラミ 599円


ダブルサイズ プロシュート(生ハム) 799円

そのまま食べてもいいですが、サイゼリヤでは、オリーブオイルや粉チーズなどの調味料類は無料で使えるので、これらをふんだんに活用しない手はありません。

友人Mさん(会社員)は、この道の達人です




フレッシュチーズとトマトのサラダは、ドレッシングをかけないで出してもらいます。



オリーブオイルをたっぷりかけ、ミル挽きブラックペッパーをパラリで、別物~




サラダなどの野菜類にも事前にドレッシングがかかってきますが、それもナシでオーダーし、自分で調味します。
これらはサイゼリヤを知り尽くしたMさんがすべてやってくれるので、私はできたものを食べるだけ(笑)




調理方法も指定ができ、左のお皿にある「手羽先」は、いつもと全然違い、状態がふっくら。Mさんは特別な指示を出していたはず。よく焼きで、だったかな?

画像の右上、カップに入っているのが、「削りたてペコリーノチーズ」100円。
これを単独で注文し、色々なものに振り掛けます。




上はこのまま食べれられる「シェフサラダ」(299円)ですが…



サラダの上に小エビのフリット「ポップコーンシュリンプ」(299円)を載せます



その上に「削りたてペコリーノチーズ」を振り掛ければ、また別の一品に




柔らか青豆の温サラダ(199円)に、無料の粉チーズとブラックペッパーを振り掛ければ、グレードアップ!
メニューにあるカラー写真と比べると、こちらの方がグンとおいしく見えます。




マルゲリータピザのチーズを3倍 にして499円。
見るからにチーズたっぷりです。



チーズが糸を引くこと、引くこと~




「焼肉とハンバーグの盛り合わせ」599円は、これだけでもボリュームありますが…



サイゼリヤオリジナルの「野菜ソース」100円(写真左)と「ライス」を別オーダーします。
ライスは3つのサイズがありますので、お好みで。今回は通常サイズ169円。



このライスの上にハンバーグセットの焼肉を載せ、肉にタレをかけ、さらに野菜ソースを載せます。



その上にハンバーグセットの目玉焼きをオンすれば、ガバオライス風の一皿の完成!
全体を軽く混ぜていただきました。
残ったハンバーグとコーンは、そのままシェアで。

ちなみに、焼肉は単体注文ができるようなので(200円だったはず)、焼肉だけを追加投入もできます。




高級食材の「エスカルゴのオーブン焼き」も、サイゼリヤなら399円。
残ったソースをしっかりふき取るべく、ミニサイズフランスパン「ミニフィセル」169円も頼めば、キレイに完食~



たっぷり食べ、たっぷりワインを飲み(5人でワイン5本、【前編】参照)、一人3,000円台ってスゴイ!

しかも、画像を見てもらうとわかるように、サイゼリヤとは思えないグレードアップした料理になっています。

それも、無料の調味料を活用して、3アイテム299円のチョイ足し食材を使い、チーズやら野菜ソースやらを盛っただけです。

すべて、調味担当Mさんのアイデアの賜物
Mさん、ありがとう~





ワインに関してですが、我々はワイン代(6本)だけで13000円以上かけましたが、周囲のテーブルを見ると、2、3人で大きな1.5Lサイズのハウスワイン(白/赤)を飲んでいるグループの多いこと、多いこと!

ハウスワインは 1.5Lボトルで1,080円という激安プライスで、残ったワインは持ち帰れるとなれば、選ばない手はありません。

ハウスワインはグラス1杯でも100円で飲め、そこそこの味ですから、グラスで試し飲みして、気に入れば1.5Lボトルで注文するのが失敗がないでしょうか。

ワインを飲んで料理を食べて、安く済ませられるザイゼリヤは、インバウンドの外国人旅行客にも人気だそうですが、そりゃそうですよねぇ



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サイゼリヤで最強ワイン会【前編】

2018-09-18 16:52:37 | レストラン&店
先日、久しぶりに 「サイゼリヤ」でガッツリ飲む&食べる会 を開催しました。
メンバーも最強でした!

我々がサイゼリヤに行く最大の目的は“ワイン”です。
以前は、かなり豊富なワインリストがありましたが、今はかなり寂しく、それでも20アイテムほどあります。
ワインリストは、置いてある店とない店があるので、HPで要チェックです。
我々がいつも行くのは、都心の店舗です。

サイゼリヤはイタリアンレストランですので、ワインもイタリア産です。
まずは、お決まりのランブルスコから。



Lambrusco Reggiano Secco NV Medici Ermete

イタリアで、アペリティフとして楽しまれているのが、軽い発泡のランブルスコ。
エミリア・ロマーニャ州のワインです。

辛口タイプを選び、生ハムに合わせます。
ボトルで1,080円(税込)って、最強~



Spumante Bianco Brut 7 NOTE NV TEATRO del VINO

もっと泡がほしい~というリクエストがあったので、スプマンテ(スパークリングワイン)のこちらを。
このワインも何度か飲んでいますが、マルヴァジアとトレッビアーノをブレンドした、マルケ州の白泡ワインです。
Metodo Martinotti(メトド・マルティ)は、タンク内二次発酵で炭酸を発生させる方法。
酸もマイルドで、やさしく穏やかに飲めます。
1,620円(税込)



Chanti Rufina Riserva 2013 Fattoria Monte

そろそろ赤が飲みたいと、トスカーナ州のキアンティ・ルフィナ・リゼルヴァを。
サイゼリヤ直輸入マークが付いています。
これが大ヒットでした!



Chianti Rufina Riserva はイタリアの原産地呼称最上級のDOCG

このキアンティはリゼルヴァなので2年熟成させていますが、これは2013年なので、5年が経過しています。
これがいい具合に熟成していて、フルーツ感を残しつつ、熟成のうまみとコクがあり、2,160円(税込)というお手頃価格なのに、この味わいは素晴らしい!さすがに、サイゼリヤの看板を背負っているだけあります。これはオススメです



Toscana Rosso “Le Ale” Bellini

赤の2本目は、サンジョヴェーゼ75%、カベルネソーヴィニヨン15%、カナイオーロ10%をブレンドし、バリック樽で24カ月熟成させたIGTトスカーナ・ロッソ。ヴィンテージは失念。2015年くらいかも。
カベルネをブレンドしてストラクチュアを加えていて、スタイリッシュな造りですが、1本前のキアンティの溶け合うようなうま味を感じるタイプの方が個人的には好みです。
2,480円(税込)



RENA Salice Salentino Riserva 2015  Leone de Castris

イタリア半島のカカトにあたるプーリア州の赤ワインで、ネグロアマーロ90%、マルヴァジア・ネーラ・ディ・レッチェ10%。
南イタリアらしい、豊かで開放的な雰囲気があります。色は濃いですが、タンニンはキシキシしていません。少しスパイシーでジューシー。肉料理にオススメです。
2,160円(税抜)



IL POZZO CANTO LUPO  Bellini

こちらもベリーニ社のキアンティ・ルフィナ地区のワインですが、DOCやDOCGワインではなく、IGT Toscana Rosso。
ブレンドは、カベルネソーヴィニヨン40%、メルロー40%、サンジョヴェーゼ20%。カベルネとメルロ主体なので、カッチリ感があり、スタイリッシュなテイストです。ヴィンテージは失念しましたが、これもそれほど古くないと思います。
3,800円(税抜)



5人なのに、飲んだのは6本。
後半は記憶が消えかけ、翌日は二日酔い必至コースですが、この時は二日酔いはまったくなりませんでした。
飲み方が良かったのか(お水はたくさん飲みました)、メンバーが良かったのか(笑)

フードもガッツリ食べたのも良かったのかもしれません。
しかも、サイゼリヤには見えないほどのグレード感を出した料理が、テーブルの上で展開されました。

期待の料理は【後編】で!

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フランス料理「 ル・ポトローズ」@麻布十番

2018-09-15 18:05:59 | レストラン&店
今週は六本木ヒルズの新しいレストラン9軒を紹介しましたが、
ヒルズに近い麻布十番のフレンチレストランに出かけたことを思い出しました。

今年の4月なので、ずいぶん前になりますが、料理の画像で紹介しますね。
食材の季節がズレていますが、ご容赦を(笑)

この時は、久しぶりに会うワイン仲間との会でした。




前菜は、春ならではのアスパラ~



前菜の二皿目



クリーミーなシーフードのお皿






全体的にクラシカルなフレンチです



デザートもシンプルに



コーヒーのカップがとてもかわいい



一人ずつ違ったデザインで楽しませてもらいました



次の集まりは5月、シャンパーニュメインに、とその場で日にちまで決まりましたが、お忙しい皆さんゆえリスケとなり、そういえば、その後が決まっていない…

Le POT AUX ROSES(ル・ポトローズ)
東京都港区元麻布3-11-2 カドル麻布十番 5F
http://www.le-potauxroses.jp/




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9/13 OPEN!六本木ヒルズの新しい顔「プレミアムダイニングフロア」の極上店【後編】

2018-09-13 16:18:04 | レストラン&店
2018年9月13日(木)にオープンする、
六本木ヒルズ・ウェストウォーク5F「プレミアムダイニングフロア」 9店の後編をお届けします。



まずは、ミシュランの星を獲得し続けている日本料理の名店「銀座 よし澤」の新店。


よし澤 (ヨシザワ)

予約困難店「銀座 よし澤」(2014年オープン)の吉澤定久さん(1977年生まれ)が、自ら料理長として腕をふるいます。

「日本の文化に沿った料理を出したい」と吉澤さん。
たとえば、重陽の節句(9月9日)とか、二十四節気などを意識したものだそうです。



看板メニュー “さわらのわら焼き”は、藁に付けた火でサッとあぶった一品。



ヒノキの一枚岩のカウンター席が最高のポジション。
奥が吉澤料理長。



カウンターの背中側には、ビルの中とは思えない水の流れる光景があります。



ご飯は一組ずつ炊いてくれるそうです



飲み物リストを見せてもらったところ、日本酒もありますが、ほぼワインでした。
グラスワインは1300円から。
シャンパーニュは1ページあり、その他はブルゴーニュがたくさん!
吉澤さんに訊くと、「自らあちこちの試飲会に行き、飲んで選んでいる」とのこと。
ボトルワインは8000円からありました。



カウンター以外に、個室が4部屋(4席、6席×2、8席)あります。
6席の2部屋は仕切りを取り外し、12席での使用も可能です。



ぜひここも、と仲居さんが見せてくださったトイレの手洗い鉢は、有名な作家さんのものだそうです。



入り口を入ったところには、こんなものが置かれ、ビルの中とは思えません。
ここも外国人ゲストに確実に喜ばれそうですし、大事な接待にもお役立ちです。

よし澤
営業時間:ランチ11:30~14:30/ディナー  18:00~22:30
定休日:月曜日、第3日曜日     ※火曜日はディナーのみ営業



同じ日本料理の店でも、こちらは、ほっこり系。


澄まし処 お料理 ふくぼく(スマシドコロ オリョウリ フクボク)

神楽坂の人気店「ふくぼく」が六本木ヒルズに移転してオープンしました。
“きれいな素材を、きれいな味で食べる”のがコンセプト。



「美味しいものを少しずつ」「こってりでなくて、ご免なさい」という考えの下、日本料理と中国料理の技法を織り交ぜ、上質な素材をシンプルで幅広い味においしく仕上げた料理を出しています。



清々しい木のカウンター



試食でいただいた、澄まし麺(右)と、鴨だしご飯のおにぎり(左)



澄まし麺の出汁がじんわり~
麺は一見すると素麺のように見えますが、訊けば、極細の中華麺とのこと。
シコシコとした歯ごたえがあり、しっかりした出汁のスープによく合っています。



ご飯は新潟のコシヒカリ。

昼のランチメニューは、澄まし麺か醬油麺+ご飯という組み合わせで、ご飯は、写真の“鴨だしご飯”のほかに、白飯の釜炊きご飯、しらすご飯、しらすいくらご飯、の中から選べます。
ランチは、1,000円または1,500円のセット

使っている昆布、醬油、かつお節などは、厳選された上質なもの。
シンプルだけど、滋味深くおいしい、そんなものを手軽に食べたい、という時に使えそうな店です。

アルコールは日本酒がメインで、全国各地の10~15銘柄を用意。
ワインは1アイテムのみ。
「ワインは他の店が充実しているので、そちらで」と店主。

澄まし処 お料理 ふくぼく
営業時間:平日 ランチ11:00~15:00/ ディナー17:30~23:00
     土日祝 11:00~23:00




老四川 飄香小院(ラオシセン ピャオシャンショウイン)

麻布十番の四川料理の名店が六本木ヒルズにもオープンしました。
店主は、TVでもおなじみの井桁良樹(いげたよしき)シェフ。



井桁良樹さんは、中国の伝統四川料理松雲一門から継承人の称号を授かった日本を代表する四川料理の料理人。
四川料理は、香辛料を巧みに使った、香り高く、深く複雑な味わいとスッキリとした後味が特徴です。



店内は広く、テーブル席が主体



個室も複数ありました



試食でいただいた「飄香豆花」(四川屋台の手作り豆花)。
まろやかな手作り豆腐に、ピリリと刺激的なスパイスがからまった一品。

スパイス類は、井桁シェフが直接、四川で仕入れたものが多いそうです。
化学調味料は使いません。



ランチは、麺セット、または主菜+ライス・スープセットが3,000円前後。
ランチコースは5,400円(2人から)。

アルコールメニューは、意外にもワインが充実。
南仏のローラン・ミケルがハウスワインで、ハウスシャンパンはフィリップ・ゴネがボトルで10,504円。

本格四川料理なので、料理のお値段はそこそこします。
間に合わせでとりあえず食事する、というのではなく、ここの料理を食べよう、という目的を持って行きたいお店です。

老四川 飄香小院 (ラオシセン ピャオシャンショウイン)
営業時間:ランチ11:00~15:00/ディナー17:00~23:00
定休日:火曜日



入り口の「肉」看板がインパクトありすぎ!(笑)


赤身専門にくがとう(アカミセンモンニクガドウ)

全国各地の最高品質のブランド牛を提供する焼肉店で、こちらも予約困難な人気店のひとつ。
六本木ヒルズの新店では、人気の裏メニューの一部が定番メニューとして提供されます。



オーナーの三浦 剛さんがこだわるのは牛の赤身肉
自身で肥育しているブランド牛「Gミウラビーフ」があり、ここ六本木ヒルズ店で初お披露目となります。



今回、試食させてもらったのは、岩手の短角牛。
漆原さん肥育の特別なものだそうです。



漆原さんの短角牛、おいしい!
私は普段、スーパーで買っている牛肉と比べるのもおこがましいですが、しっかりした食べごたえがあり、肉の味が濃く、ジューシーでうまい



カウンター席のほか、テーブル席もあります。



ハットを被っているのがオーナーの三浦さん

ランチは六本木ヒルズ店限定メニューの“名物カニクリーム牛カツ御膳”1,650円など。
夜のオススメは、“肉の旅 赤身コース”11,000円など。

焼肉といえばビール!ですが(もちろん、ビールあります)、ここは、シャンパーニュの“アンリ・ジロー”の銘柄がすべて揃っています。
シャンパーニュを飲みながら赤身肉をガッツリ食べたい!という人に嬉しい店です。

赤身専門にくがとう
営業時間:ランチ11:00~15:00/ディナー 17:00~23:00
定休日:月曜日



今回のオープン店は和食が多い中、唯一のヨーロッパ、スペイン料理店です。


BIKiNi SIS(ビキニ シス)

あのミシュラン一つ星のスペイン料理店「小笠原伯爵邸」初代総料理長を務めたジョセップ・バラオナ・ビニェス氏が展開する「BIKiNi」の6店舗目になる新業態店で、カタルーニャ地方の本格スペイン料理レストランになります。
※“SIS”シスはカタルーニャ語で“6”の意味



ランチタイムは、手軽に楽しめるランチメニュー(平日限定ランチ、パエリアランチなど)の他、3,500円と5,000円のコース、ディナータイムは、5,000円と7,500円のプリフィクスコース、全10品のデギュスタシオンコース12,000円があり、アラカルトも用意されています。


アラカルト “サルモレホ” 1,000円

アンダルシア地方コルドバの郷土料理で、トマトとパンとオリーブオイルで仕上げた伝統スープ。上に乗っているのは、アクセントとなるイベリコベジョータ(イベリコ豚の生ハムのひとつ)。


アラカルト “サルサベルデ” 1,300円

北海道産帆立とイカのプランチャ(鉄板でグリル)、北海浅利とパセリを使ったソースで。



店の奥には、ゆったりとした高級感ある席があり、左端にちらりと見えている大きな窓から外を眺められるようになっています。
ここは接待にもいいですね。



ワインは常時30種以上を用意。
コースの料理に合わせて、ソムリエによるワインのペアリングサービスもあり、「BIKiNi」としては初の試みです。

BIKiNi SIS
営業時間:平日 ランチ11:00~15:00L.O./ディナー17:00~23:00
土日祝 11:00~23:00





前編で紹介した4店舗と、今回の5店舗を合わせた 9店舗が、六本木ヒルズ [ウエストウォーク 5F]に、2018年9月13日(木)にオープンします。

この後、新たに誕生する2つの新店舗(寿司「鮨 みつ川」/すき焼き・あみ焼き「柿安 花れ」―2018年11月29日オープン予定)と、リニューアルする既存店を含め、2019年11月までに計17の上質なレストランがウエストウォーク 5Fに揃うことになり、非常に魅力的な「プレミアムダイニングフロア」に生まれ変わります。

さまざななジャンルのトップレベルのレストランが揃う六本木ヒルズ [ウエストウォーク 5F]は、要チェックですよ~


[参考]

六本木ヒルズの新しい顔「プレミアムダイニングフロア」の極上店【前編】→ コチラ

六本木ヒルズに究極のキッチン&マーケット誕生!(グランドフードホール) → コチラ


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9/13 OPEN!六本木ヒルズの新しい顔「プレミアムダイニングフロア」の極上店【前編】

2018-09-12 16:58:47 | レストラン&店
今年、開業15周年を迎え、2020年に向けて大規模リニューアル中の「六本木ヒルズ」ですが、2018年9月13日にオープンする「グランドフードホール」を、昨日、紹介しました。


続けて、同日にオープンするウェストウォーク5F「プレミアムダイニングフロア」の9店舗を、2回に分けて取り上げます。
こちらも9月10日の内覧会で取材してきました。



まずは、のれんのパワーに引き込まれたこちらの店から(笑)


鰻處 黒長堂(ウナギドコロ クロチョウドウ)

腹開きで、蒸さずに地焼きする名古屋式のウナギの店です。



カウンター10席、4人テーブル1、8人用個室が1つ。



水槽にウナギがいました。
国産ウナギで、その時に入ってくる産地のウナギを使っているそうです。



串打ちしたウナギが目の前に!
見るからに、ぷりっとしています。



広げましょうか?と言われ、ぜひ!と、見せてもらいました。
これは大きいですね!



試食で串焼きをいただきました。
身がぶりっとしていて、タレの味もおいしいです。

ランチタイムは、限定20食の鰻ちらし丼(とろろ入り)1,500円や、鰻丼 2,800円、鰻重 3,800円~8,800円 などがあります。

夜は、鰻重が4,800円から8,800円まで。
参考写真で見た、鰻土鍋ごはん 1人前4,800円(二人前より)がとてもおいしそうでした。
また、鰻しゃぶ 1人前6,800円(二人前より、要予約)も惹かれました。



“うなぎ”をコンセプトにしたお酒もあり、鰻づくしの店です。

今のご時世、国産ウナギはスーパーで買っても高いですが、ここなら、お手軽価格のランチから、夜のウナギ三昧コース(国産鰻 9,800円~、天然国産鰻 20,000円~)まで、楽しめるのがいいですね。


鰻處 黒長堂
営業時間:ランチ11:00~15:00/ディナー17:00~23:00
     土日祝 11:00~23:00




てんぷら 天蒼々 (テンプラ テンソウソウ)

「てんぷらと和食 山の上」と銀座の「てんぷら近藤」で修行を積んだ天ぷら職人、佐藤啓太さんが料理長を務めます。



料理長 佐藤啓太さん(左)



衣がごく薄く、軽いのが特徴。



カウンター12席



個室が2つあります(6席、4席)



目の前で揚げてもらえるのがいいですね。
外国人ゲストにも喜ばれそうな店だと思います。

ランチタイムは、限定20食の はみだし天丼 並 1,300円からあり、天ぷら定食 3,800円/5,800円などもあります。
夜は、単品もありますが、コース主体で、10,000円から。

ドリンクは、ワインリストがかなり充実していて、見せてもらったワインリストには、23アイテムがありました。本日のグラスワインもあり、ボトルは4000円からです。



てんぷら 天蒼々
営業時間:ランチ11:00~15:00/ ディナー17:00~23:00
     土日祝 11:00~23:00




串の坊 (クシノボウ)

串揚げの店「串の坊」の入り口には、豪奢な歌舞伎暖簾がかけられています。
以前からあった串揚げの「kushinobo1950」が、“食とArt”をテーマに新たにオープンしました。



コの字型のカウンターが中心にあり、まわりにテーブル席があります。



店舗デザイナーは森田恭通さんとあって、オシャレな空間の店内です。



素敵な飾りと思ったら、なんと、“串”が使われていました!



外からまったく見えない“隠し部屋”の個室もあり、密談に最適(笑)



目の前で揚げてもらった串揚げがサッと出てきます。



串揚げもオシャレです



オプションでキャビアが登場!

今回は、ウズラの玉子串に載せて食べてみてください、とのこと。
陸のウズラと水中のキャビアの贅沢ダブルたまご

美術館のような雰囲気のシックな串揚げ店で、日本酒も焼酎も、ワインも豊富。
以前からワインはしっかりありましたが、半端ありません。
英語メニューも別に用意されているので、外国人ゲストを連れていくのにも最適な店だと思います。

串の坊
営業時間:平日 ランチ11:00~15:00/ディナー17:00~23:00
     土日祝 11:00~23:00





鳥おか (トリオカ)

世界で初めて「焼鳥」でミシュラン1ツ星を獲得した(2010年)「目黒 鳥しき」初の分店として話題の「鳥かど」の新業態店舗です。



席は、中央にドーンとあるカウンターのみ。



焼いているところを見るには、正面よりもサイドの位置がオススメ。



「鳥おか」では、厳選した伊達鶏を使っています。
焼いているのは、伊達鶏のかしわモモ。



ぷりっとした焼き上がり

ミシュラン1つ星の目黒「鳥しき」は予約が取れない人気店となってしまいましたが、分店であり、新店の「鳥おか」なら、少しは余裕を持って行けそうでしょうか?

串11本+シメの土鍋ごはんという構成で、初の“おまかせコース”が用意されています。

ここも、焼き鳥大好きな外国人ゲストに喜ばれそうな店だと思います。

鳥おか
営業時間:ディナー17:00~23:00  ※ランチは年内開始予定
     定休日 水曜日





ウェストウォーク5F、「プレミアムダイニングフロア」には、さまざまなジャンルでトップクオリティを誇る飲食店が集約され、最終的には17店舗になるそうです。
内覧会では、9月13日(木)にオープンする9店舗が紹介されました。

※残りの5店は【後編】で紹介します

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