母校のOB会の部会で講演してほしいと依頼されました。
構成メンバーはホテルやレストラン、外食産業など、料飲関係のため、
「消費者目線のワイン選び」をテーマに、約1時間ほど話をさせていただきました。
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このご時勢ですから外食産業はどこも厳しく、食事はしても、ワインまで飲んでくれるお客様は少なくなってきています。
しかし、日本人は消費感性が高い人が多いため、 「自分が良いと納得したもの」ならお金を出すという消費傾向が見られます。
そこでまず、現在のワインのトレンドを紹介しつつ、バイザグラス、グラスのセット売り、料理とのマリアージュセットなどの話もさせていただきました。
トレンドを踏まえてお勧めした中には、昨日も紹介した アルゼンチンワイン があります。
アルゼンチンワインは食事に合わせて楽しめるようにつくられたものが多いので、飲み飽きしません。
その上、ヨーロッパ的なエレガントさを備えたものが多いので、フランスやイタリア、スペインなどの伝統国のワインが好きな人なら、アルゼンチンワインは必ずや好みに合うと思います。
また、トレンドのひとつとして紹介した「自然派、オーガニック、ビオ」のワインについても、アルゼンチンは世界第2位の栽培面積を誇っています(1位は豪州)。
アンデス山脈の手前のチリ側で雨を落とすため、山脈の東側のアルゼンチンはカラリと乾いた風が吹き、カビが発生しにくくなります。
農薬を使わずともブドウ栽培ができる環境条件が整っているため、有機栽培やビオロジックの生産者が多いようです。(昨日紹介した「コロメ」もビオディナミ生産者)
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今回の講演会では、OB会の会長のアサヒビールからワインを提供していただけるということでしたので、私は迷いなくこのワインを選びました。(会長、ご協力ありがとうございました)
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SANTA ANA Eco
Torrontes 2008(左) Cabernet Sauvingon 2007 (右)
ちょうど6月にメンドーサのサンタ・アナ社の輸出担当マネージャーのヴィルヒニア・サラテグィさんが来日した際、開催されたセミナーの取材をさせていただき、ずっと気になっていました。
(→日本ソムリエ協会機関誌「Sommelier」110号)
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チャーミングなヴィルヒニア・サラテグィさん
有機ぶどう100%のEcoシリーズを飲んだ時、ナチュラルでやさしい味わいに好感が持て、希望小売価格1,190円も嬉しいと思いました。
日本で新発売されるのは、白のトロンテスと赤のカベルネ・ソーヴィニヨンの2アイテムですが、私のイチオシは、アルゼンチンならではの品種トロンテス
上品な花の香りがあり、さわやかでみずみずしいワインで、和食にも使えそうです。
講演会終了後の懇親会で参加者の皆さんに飲んでもらいましたが、どちらも評判がよく、特に女性はトロンテスを気に入った人が多かったようです。
アルゼンチンワインは、あらゆる面で要注目ですよ
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アルゼンチンワインについては、過去に「キャッチ The 生産者」でもいくつか取り上げました。
第14回 Bodega NQN (ネウケン)
第24回 Dominio del Plata (メンドーサ)
第41回 Michel Trino Wines (カファジャテ)
構成メンバーはホテルやレストラン、外食産業など、料飲関係のため、
「消費者目線のワイン選び」をテーマに、約1時間ほど話をさせていただきました。
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このご時勢ですから外食産業はどこも厳しく、食事はしても、ワインまで飲んでくれるお客様は少なくなってきています。
しかし、日本人は消費感性が高い人が多いため、 「自分が良いと納得したもの」ならお金を出すという消費傾向が見られます。
そこでまず、現在のワインのトレンドを紹介しつつ、バイザグラス、グラスのセット売り、料理とのマリアージュセットなどの話もさせていただきました。
トレンドを踏まえてお勧めした中には、昨日も紹介した アルゼンチンワイン があります。
アルゼンチンワインは食事に合わせて楽しめるようにつくられたものが多いので、飲み飽きしません。
その上、ヨーロッパ的なエレガントさを備えたものが多いので、フランスやイタリア、スペインなどの伝統国のワインが好きな人なら、アルゼンチンワインは必ずや好みに合うと思います。
また、トレンドのひとつとして紹介した「自然派、オーガニック、ビオ」のワインについても、アルゼンチンは世界第2位の栽培面積を誇っています(1位は豪州)。
アンデス山脈の手前のチリ側で雨を落とすため、山脈の東側のアルゼンチンはカラリと乾いた風が吹き、カビが発生しにくくなります。
農薬を使わずともブドウ栽培ができる環境条件が整っているため、有機栽培やビオロジックの生産者が多いようです。(昨日紹介した「コロメ」もビオディナミ生産者)
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今回の講演会では、OB会の会長のアサヒビールからワインを提供していただけるということでしたので、私は迷いなくこのワインを選びました。(会長、ご協力ありがとうございました)
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SANTA ANA Eco
Torrontes 2008(左) Cabernet Sauvingon 2007 (右)
ちょうど6月にメンドーサのサンタ・アナ社の輸出担当マネージャーのヴィルヒニア・サラテグィさんが来日した際、開催されたセミナーの取材をさせていただき、ずっと気になっていました。
(→日本ソムリエ協会機関誌「Sommelier」110号)
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チャーミングなヴィルヒニア・サラテグィさん
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有機ぶどう100%のEcoシリーズを飲んだ時、ナチュラルでやさしい味わいに好感が持て、希望小売価格1,190円も嬉しいと思いました。
日本で新発売されるのは、白のトロンテスと赤のカベルネ・ソーヴィニヨンの2アイテムですが、私のイチオシは、アルゼンチンならではの品種トロンテス
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上品な花の香りがあり、さわやかでみずみずしいワインで、和食にも使えそうです。
講演会終了後の懇親会で参加者の皆さんに飲んでもらいましたが、どちらも評判がよく、特に女性はトロンテスを気に入った人が多かったようです。
アルゼンチンワインは、あらゆる面で要注目ですよ
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アルゼンチンワインについては、過去に「キャッチ The 生産者」でもいくつか取り上げました。
第14回 Bodega NQN (ネウケン)
第24回 Dominio del Plata (メンドーサ)
第41回 Michel Trino Wines (カファジャテ)
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