ワインの世界において、最も難しく、かつ権威ある資格が、マスターオブワイン(MW)です。
日本在住でMWの資格を持つ日本人は、大橋健一さんのみ。
大橋さんと、大橋さんのメンターの一人で、日本での活動時にMWを取得したネッド・グッドウィン氏(英ロンドン生まれ、オーストラリア育ち)がタッグを組んだ新しいワインの発表会が、4月に都内で開催されました。


ネッド・グッドウィンMW 大橋健一MW
MWとしての経験と知識から、今までにない新しいワインをつくりたい!と考えた二人に賛同したインポーターの三国ワインから、「RAD」(ラッド)という名のワイン2アイテムがリリースされることになりました。

大橋さんは栃木の酒販店の店主、ネッドはソムリエですから、自らワイン醸造を行なうわけではありません。
RADは、Bespoke wine project 、いわゆる、プライベートレーベルのワインになります。
醸造家と話し、日本市場に合うワイン「RAD」をつくりました。
現在、日本市場ではチリワインがトップです。
フランス、イタリア、スペインは少し下がってきていますが、それでも、特に「フランスワイン」は日本市場では支配的で、レストランのワインリストは今もなおフランス偏重という譲許です。
2019年はラグビーワールドカップが、2020年には東京オリンピックが開催され、インバウンド客も多く来日することが予想される中、日本のワインリストを変えねば!という思いがあり、こんなことがあってもいいのでは?という提案から、ユニークなワイン、「RAD」が生まれました。

左)RAD Chardonnay Zweigelt Merlot 2018 Tainai-Kogen Winery (Niigata,Japan)
右)RAD Touriga Malbec 2018 Big Easy Radio(Austraria)

ロゼは、新潟県の胎内高原ワイナリーでつくられた、シャルドネとツヴァイゲルト、メルロのブレンドの非常に濃い色調のワイン。
赤は、世界的にブレイクしているポルトガル品種トゥーリガと、注目している豪州のマルベックをブレンド。
Big Easy Radioというオーストラリア・マクラーレンヴェールのワイナリーにつくってもらいました。
どちらのワインも、通常なら組み合わせない品種で、特にシャルドネ+ツヴァイゲルト+メルロは、予想つかないですよね?

胎内高原ワイナリー 醸造家の平山繁之さん
同ワイナリーのブドウ畑は海に近い場所の斜面にあり、風が吹くため、ブドウの病気が発生しにくい環境だそうです。
よって、SO2をほとんど使わないキレイなワイン造りができるとのこと。
この点も、二人のMWが胎内高原ワイナリーを選んだ理由のひとつだそうです。

RAD ロゼ(左)の色合いは、赤ともいえる濃い色合いです。
香りは控えめで、味わいは、とにかくフレッシュ!若い新鮮な酸があり、口当たりは非常にさっぱりしています。
2018年なので、まだ落ち着かない感じ、ザラつき、青さがありますが、これがどう変化していくのか楽しみです。
RAD 赤(右)は、かなり濃い色合いで、アロマもタンニンも濃密。2018年ですが、南半球なので半年熟成が進み、タンニンがよく溶け込んで、なめらかさが出てきています。

2018年はこの2アイテムのみでしたが、今後は、白(ラベルの色は黄色を予定しているそう)も検討中だそうです。
また、2018年のロゼと赤は、上で紹介したブレンドですが、この先ずっと同じブレンドで行くのではなく、どんどん変わっていくとか。

発売元の三国ワインによると、
生産量は、ロゼが80ケース(960本)、赤が250ケース(3000本)で、
価格はどちらも3500円で、2019年5月末から発売予定とのこと。
どちらも、フレッシュな果実感を感じながら、爽やかにガブガブ飲んでほしい、ということですが、生産本数が少ないので、まずは取り合いになりそうかも?(笑)
二人のMWの話はまだまだ色々ありましたが、今回はこの辺で

日本在住でMWの資格を持つ日本人は、大橋健一さんのみ。
大橋さんと、大橋さんのメンターの一人で、日本での活動時にMWを取得したネッド・グッドウィン氏(英ロンドン生まれ、オーストラリア育ち)がタッグを組んだ新しいワインの発表会が、4月に都内で開催されました。


ネッド・グッドウィンMW 大橋健一MW
MWとしての経験と知識から、今までにない新しいワインをつくりたい!と考えた二人に賛同したインポーターの三国ワインから、「RAD」(ラッド)という名のワイン2アイテムがリリースされることになりました。

大橋さんは栃木の酒販店の店主、ネッドはソムリエですから、自らワイン醸造を行なうわけではありません。
RADは、Bespoke wine project 、いわゆる、プライベートレーベルのワインになります。
醸造家と話し、日本市場に合うワイン「RAD」をつくりました。
現在、日本市場ではチリワインがトップです。
フランス、イタリア、スペインは少し下がってきていますが、それでも、特に「フランスワイン」は日本市場では支配的で、レストランのワインリストは今もなおフランス偏重という譲許です。
2019年はラグビーワールドカップが、2020年には東京オリンピックが開催され、インバウンド客も多く来日することが予想される中、日本のワインリストを変えねば!という思いがあり、こんなことがあってもいいのでは?という提案から、ユニークなワイン、「RAD」が生まれました。

左)RAD Chardonnay Zweigelt Merlot 2018 Tainai-Kogen Winery (Niigata,Japan)
右)RAD Touriga Malbec 2018 Big Easy Radio(Austraria)

ロゼは、新潟県の胎内高原ワイナリーでつくられた、シャルドネとツヴァイゲルト、メルロのブレンドの非常に濃い色調のワイン。
赤は、世界的にブレイクしているポルトガル品種トゥーリガと、注目している豪州のマルベックをブレンド。
Big Easy Radioというオーストラリア・マクラーレンヴェールのワイナリーにつくってもらいました。
どちらのワインも、通常なら組み合わせない品種で、特にシャルドネ+ツヴァイゲルト+メルロは、予想つかないですよね?

胎内高原ワイナリー 醸造家の平山繁之さん
同ワイナリーのブドウ畑は海に近い場所の斜面にあり、風が吹くため、ブドウの病気が発生しにくい環境だそうです。
よって、SO2をほとんど使わないキレイなワイン造りができるとのこと。
この点も、二人のMWが胎内高原ワイナリーを選んだ理由のひとつだそうです。

RAD ロゼ(左)の色合いは、赤ともいえる濃い色合いです。
香りは控えめで、味わいは、とにかくフレッシュ!若い新鮮な酸があり、口当たりは非常にさっぱりしています。
2018年なので、まだ落ち着かない感じ、ザラつき、青さがありますが、これがどう変化していくのか楽しみです。
RAD 赤(右)は、かなり濃い色合いで、アロマもタンニンも濃密。2018年ですが、南半球なので半年熟成が進み、タンニンがよく溶け込んで、なめらかさが出てきています。

2018年はこの2アイテムのみでしたが、今後は、白(ラベルの色は黄色を予定しているそう)も検討中だそうです。
また、2018年のロゼと赤は、上で紹介したブレンドですが、この先ずっと同じブレンドで行くのではなく、どんどん変わっていくとか。

発売元の三国ワインによると、
生産量は、ロゼが80ケース(960本)、赤が250ケース(3000本)で、
価格はどちらも3500円で、2019年5月末から発売予定とのこと。
どちらも、フレッシュな果実感を感じながら、爽やかにガブガブ飲んでほしい、ということですが、生産本数が少ないので、まずは取り合いになりそうかも?(笑)
二人のMWの話はまだまだ色々ありましたが、今回はこの辺で

