【人工股関節置換】手術から5カ月 かなり動ける! から続きます
手術から5カ月半を迎え、歩く際の上半身の左への傾きがだいぶ少なくなってきました。
階段の昇り降りも、少し楽になってきました。
でも、まだ手すりがないと、昇りはちょっとツライです。
さて、今回は、股関節の場所の話です。
以前にも書きましたが、股関節は、大腿骨と骨盤が接続している場所にあります。
お尻のほっぺたの肉の内側で、身体のやや側面寄りに位置しています。
「股関節」(こかんせつ)という読みですが、「股(また)」の文字が含まれているので、「またのかんせつ」だと誤解している人も多いかもしれませんが、まったく違う場所です。
「コマネチ!」というギャグでおなじみのV字のラインは「鼠径部(そけいぶ)と呼ばれますが、この鼠径部の恥骨寄りの部分は股関節ではありません。
股関節の場所をしっかり理解しておかないと、メスを入れられる場所に不安を感じると思います。
これは、手術を受ける本人だけでなく、家族も理解しておくといいでしょう。
人により差がありますが、メスで切開されるのは、腰骨周辺からお尻に向かうラインです。
私の場合は、左の身体の側面からお尻に向かうラインで、約20㎝にわたってゆるやかなカーブを描いています。
「股」の方は切開しませんので、ご安心を(笑)
ですが、私は左右の足の長さが違っていて、それを同じ長さに調整したため、左の股を5㎜ほど切開して伸ばしました。
左股の皮膚が引きつらないようにするためです。
この部分の傷は本当に小さいもので、2針縫われていましたが、抜糸した後は、まったく気にならないレベルです。
今や、「どこだっけ?」と思うほど
ちなみに、「股」の方ですが、人工股関節に置き換え、リハビリをしていく中で、以前よりもスムーズに開脚できるようになり、内股の表面が引っ張られる感じや、筋肉痛のような筋の痛みが出なくなくなりました。
股関節の動きがやわらかく、スムーズになったからだと思います。
術後5カ月半でこの状態ですから、この先も期待できそうかしら?
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