昨日の11月19日(木)は 2020年のボジョレー・ヌーヴォーの解禁日でした。
ボジョレーワイン委員会の2020年ヌーヴォーのポスターです
このところ、ボジョレー・ヌーヴォーの日本への輸入量は減少していますので、今年の販売店舗スペースも小さくなった、規模が縮小した、という話を聞いています。
実際に現場で販売にあたる知り合いは、売り場に客が来ないと言っていましたので、売れ残りが多く出るかもしれない、と思っていましたが、場所によって差があるようです。
店頭でワイン販売にあたる別の知り合いによると、その店舗では、かなりの本数が解禁日に売れてしまい、翌金曜日に売るワインがほとんど残っていないと言うのです。
また、デパートやワイン専門店を回ったという友人によると、たくさん売れて、残っているのはほんのわずかだったとか。
そもそも、今年のボジョレー・ヌーヴォーの日本への出荷量は減っていると予想されます。
生産者サイドでも、コロナの影響を受け、栽培、収穫、醸造の各過程で、神経をすり減らしながら作業にあたったでしょうし、そのせいで、生産量も少なくなったかもしれません。
日本への輸出量が減り、しかし、日本では、3連休のおこもり消費で、ごちそうを作ろう&ワインを買ってみよう!どうせなら2020年の新酒だよね、と思ったかどうかはわかりませんが、ボジョレー・ヌーヴォーが選ばれた確率は高くなりそうですよね?
実際、2020年のボジョレー地区は太陽の恵みを受け、ブドウがよく熟しました。
その上、コロナの影響で、すべての過程で入念な手がかけられ、仕込まれたワインです。
私はまだ口にできていませんが、飲んだ友人の話では、素晴らしかったそうです。
店頭に出ている数が例年より少ないかもしれず、2020年のボジョレー・ヌーヴォーは、あっという間に店頭から消えてしまうかもしれません。
気になる方は、早めに確保しておくことをおすすめします。