【人工股関節置換】術後7カ月半で初めて気づいたこと から続きます
昨年6月に受けた左股関節の人工関節置換手術から早8カ月。
今から思えば、コロナ感染の波が落ち着いて静かな時期だったのは幸運でした。
術後の経過を毎月リポートしていますが、術後7カ月からこの1カ月で変わったことといえば…
あれ?わたし、股関節の手術したんだっけ? と、現状をふと忘れそうになることがあります(笑)
手術した方の左脚をかばう動作をずっとしてきましたが、左脚を気にせずに自然に動けるようになってきました。
たとえば、自転車を漕いでいる時、交差点で停まる時など、あ、そういえば、と我に返るほど、左脚への意識を忘れています。
スーパーの店内を歩く時も、スタスタ普通に歩いています。
ただ、買い物かごがいっぱいになって重くなってくると、あ、カートを持ってくるべきだった、と後悔します。
重量のあるものを持って歩く動作は、今はまだちょっとツライですね。
重いものを一瞬だけ持ち上げる程度なら、大丈夫です。
外国の鉄道駅や古いホテルは階段しかないところがありますが、今の私の状態では、スーツケースを持って階段を上がるのは確実に無理!
まだまだ海外には行けないでしょうから、今のところは問題ありませんが
以前から書いていますが「お風呂掃除」もまだまだ苦手です。
浴槽への出入りは難なくできますが、我が家の浴槽はそれほど大きくないので、浴槽に入っての中腰での掃除作業がまだまだやりにくいです。
洗い場での掃除も中腰になり、少々不自然な体勢を続けるので、お風呂掃除の後は腰が痛くなります。
柄の長い掃除道具を使えるなら少し楽になりますが、風呂釜の掃除はそうもいかないですしね。
日常生活の中で気を付けるようにしているのが、「リハビリ」です。
通所リハビリは3カ月で終了なので、その後は自宅で自分でする必要があります。
といっても、毎日きっちりリハビリするのは大変なので、私は特に時間を取らず、隙間時間にちょこちょこ動かすようにしています。
特にポイントを置いているのが、
膝の裏を伸ばすことと、太ももの前面と側面の筋肉をほぐすこと。
すでに杖を持たない生活をしていますが、身体の傾きはまだ少しあり、立ったり、歩いたりという動作をすると、身体が自然に傾きを矯正しているのか、左の太ももの側面がこわばってきます。
こわばりはふくらはぎに及ぶこともあり、あっ、と気付いて膝の曲げ伸ばしをすると、膝がパキパキ音を立てます。
太もも側面のこわばりは膝の曲げ伸ばしだけでは解消しないので、100均で買ったゴムボールをコロコロしてマッサージします。
膝裏周辺からふくらはぎのこわばりは、壁に手をついて膝裏を伸ばす体操をしています。
ゴムボールを使うマッサージは、手元にゴムボールが必要ですが、膝裏伸ばしはどこでもできるので、ついうっかり長時間椅子に座って仕事してしまった時などは、膝が固まってしまうので、できる限りこまめに膝裏を伸ばしてます。
太ももの前面の筋肉のこわばりは、足のつま先をお尻の後ろ手に持ち、太もも前面を引き伸ばすようにしています。
この動作は鼠径部を伸ばすことになり、股関節にいい影響を与えるそうです。
入浴の前後の短い時間でも、ちょこちょこと膝裏や太ももを伸ばす体操をしています。
今、寒い時期ですし、大きく身体を動かくような体操やリハビリはしにくいと思いますが、膝裏と太ももに集中した簡単な動きだけでも効果が感じられますので、やってみてください。
足を投げ出して座り、つま先を上に向け、手でつかむように(つかまなくてもOK)膝裏を伸ばすのも、非常に簡単で効果があります。
寝る直前、布団の上でするのもオススメです。
術後8カ月、個人差はあるかと思いますが、いろいろな動作が以前の8割くらいに戻ってきている頃だと思いますが、日々のリハビリは、1、2分程度の短時間でもいいので、ぜひ続けてみてください。
バターたっぷりのショートブレッドを久しぶりに食べましたが、やっぱり大好き~