今週は久しぶりに試飲会に足を運びました。
電車に乗るのが、実に3カ月ぶり(笑)
レバノン出身のスヘイルさんが奥様のマユさんと運営しているワインとオリーブオイルの輸入元「Vd'Oヴァンドリーヴ」の単独試飲会で、時間を区切った予約制でこじんまりと開催されました。
出色のワインが多く、順次紹介していきたいと思いますが、
自宅おこもり生活でお疲れの方にイチオシ!と思ったのが、こちらのワインです。
オーストリアのWagram(ヴァグラム)にあり、有機認証を取得している家族経営ワイナリー「Weingut Familie Bauer」(ファミーエ・バウアー)がつくる、1リットルボトルのワインで、白ロゼ赤の3種あります。
Familie Bauer Zweigelt Rosé 2019 Grüner Veltliner 2019
(Austria, Wagram) 1000ml
ツヴァイゲルトのロゼは、スキンコンタクト6時間&全房圧搾で色を出し、ステンレスタンクで発酵&熟成(6カ月)後、澱とともにシュルリー4カ月。
フルーティーでほっこり~なロゼワインです。
そのままワインだけで飲んでもよく、フードと合わせる場合でも、何でもウエルカムだと思います。
白ワインはオーストリアならではのグリューナー・ヴェルトリナーで、ステンレスタンクで発酵&熟成3カ月。
非常にフレッシュなワインで、酸がキリっとして引き締まります。
これもまたず~っと飲んでいたくなるタイプで、ワイナリーの中庭のテーブルで、心地よい風に吹かれながら飲みたくなってきました
Familie Bauer Zweigelt 2019 (Austria, Wagram) 1000ml
ツヴァイゲルトの赤ワインは、除梗後、ステンレスタンクで発酵&熟成6カ月。
ヴィンテージも2019年と若く、フルーツの新鮮さとフルーティーさが全面に出ています。気持ちのいい酸、軽快なタンニンとのバランスがよく、口当たりが非常にソフト。あ~、これもダラダラ飲みしたくなるタイプ(笑)
赤ですが、温度は少し冷やし気味にして飲み始めるといいかと思います。
上記3本とも、750mlではなく、1000mlサイズボトルです
希望小売価格はいずれも 1,900円(税抜)。
たっぷり飲めて、この価格は、かなり嬉しいと思いませんか?
あまり難しいことを考えたくない時、家でダラダラと、そのまま飲んだり、家にあるものをつまみながら、あ~休日の昼下がりや夕暮れ時なんかだと最高かも(笑)
単なる大容量ワインとは違い、きちんとていねいにつくられ、オーガニック認証もあるワインなのがいいですよね。
パッと見た感じでは、1000mlも入っているようには見えない大きさのボトルなので、冷蔵庫やセラーであまり場所を取らないように思います。
バウアーのワイナリーがあるのは、ヴァグラムのGroßriedenthal(グロスリーデンタール)で、ウィーンの中心部から北西に約70kmの距離に位置しています。
紹介した3種のワインのブドウ畑は、赤石、石灰岩質、レス土壌。
野生酵母で発酵させています。
ワインのボトル画像はありませんが(撮り忘れ)、漂流レス土壌の畑のグリューナー・ヴェルトリナーとローター・ヴェルトリナーを各50%使用してつくったオレンジワイン「Bärig - Alte Reben 2019」(ベーリッヒ ーアルテ・レーベン)も試飲しました。
オレンジワインは750mlボトルで、価格は2,545円(税抜)
ステンレスタンクで48日間スキンコンタクトを行ない、熟成はシュルリーで3カ月+ステンレスタンクで5カ月。
ややストイックに感じるタイプで、果皮からのタンニンから来るビター感などもありました。
家でダラダラ飲みにオススメなのは、もちろん1000mlの3アイテム
スクリューキャップ栓です。
たっぷりサイズなので、家族で楽しむのにもピッタリですよ~
※輸入元:Vd'Oヴァンドリーヴ Vins d'Olive co., ltd.