ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

フランスの美しい村ペルージュで名物菓子ガレットを

2020-06-26 18:08:56 | お出かけ&旅行

新型コロナウイルス感染が落ち着いてきたヨーロッパでは、EU内や欧州内の移動、観光ができるようになってきました。

私たちが日本から行けるようになるには、もう少し先になりそうですけれどね。

 

今日紹介するのは、「フランスのもっとも美しい村」(Les plus beaux villages de France)のひとつ Perouges(ペルージュ)

フランスには、「フランスの最も美しい村協会」という団体があり、そこが認定している村が150あまりあるのです。

 

ペルージュは、フランスのグルメ都市リヨンの約30km北東にある小さな村です。

何年か前、リヨンを訪問していた時に、ここなら短時間で行けそうと思い、30~40分ほど車を走らせて行ってきました。

 

お目当ては、名物菓子「Galette de Pérouges(ガレット・ド・ペルージュ)」

小さな村ですから、適当に歩いているのに、すぐに見つけました。

 

Galette de Pérouges (France)

 

午前中のまだ早い時間でしたが、パン屋さんは早くから開いています。

 

ここの店のガレットは、一切れ1.5ユーロ、ホール(16切れ分)24ユーロ。

ドリンクメニューもあり、店内でも食べられるようです。

 

紙に包んでもらって一切れテイクアウトしました。

ここのガレットは薄く、ピザ生地に砂糖を振って焼いたような感じ。

あっという間に完食!

 

またまた歩いて、出合った別の店のガレットは、少しふっくらしています。

 

当然ここでも買いました(笑)

この店の生地は少し厚めです。

 

土台はレモン風味のブリオッシュ生地が多いらしく、その上に砂糖を振りかけて焼かれてるため、「ペルージュの砂糖ケーキ」(Galette au sucre de Pérouge)と呼ばれています。

店によってレシピは少しづつ違うんでしょうね。

 

 

ガレット・デ・ペルージュは、軽いお菓子なので、少食の人でも、最低2枚は食べ比べできると思いますよ。

私は紙に包んでもらってテイクアウトで食べましたが、店内で食べられるところもあります。

 

ガレット・デ・ペルージュの起源は1912年。

ペルージュに移り住んだ夫婦がホテル(L’hostellerie du Vieux Pérouges)を引き継ぎ、元々あったレシピを基に、妻のマリー・ルイーズさんがGalette au sucre de Pérougeを作ったとか。

 

L’hostellerie du Vieux Pérouges

 

観光シーズンであれば、このホテルのレストランやティールームは賑わっているようです。

が、私が訪問した日は、オフシーズンの平日の午前中ということもあり、営業中なのかもわからないほど静かでした。

 

村の中を散策しても、観光客もほとんどいなくて、ひっそり。

 

城壁に囲まれた、中世からの小さな静かな村の雰囲気を楽しむには、オフの時間帯を狙うのがいいかもしれません。

 

誰もいない石畳の道がずーっと続きます

 

歴史的なんとかに指定されているという古い建物ばかりで、中世にタイムスリップしたかのようでした。

 

いつの時代?

 

本当に誰もいない!

 

レストランはあれど、シーズンオフの午前中ですからねぇ…

 

そんな中で出合えた、かわいい村の住人

 

村の入り口には「Les plus beaux villages de France」の標識がありました。

 

観光局もありましたが、シーズンオフなのでクローズしていました。

村内地図がありましたが、道なりにグルグル散策していると一回りできてしまいます。

ガレットを食べ、所要時間は約30分。

 

本当にポツンとある村です。

周囲には何もありません。

 

いつ造られたものなんでしょうか?

 

車があれば、ペルージュ周辺をぐるりと回るのもいいかもしれません。

そもそも、車がなければ行けない村です、はい

 

 


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