以前に紹介したことのある静岡県焼津市の株式会社マルハチ村松が展開するブランド
「やいづ善八」から、「つゆプレッソ」が3月1日に新発売されました。
これを試す機会があったので、リポートします。
静岡県焼津市といえば、海産物で有名ですよね。
市内の食堂では新鮮な魚介料理が楽しめたり、海産物の土産品、干物、缶詰めなどの加工品も人気。
焼津は冷凍かつおの水揚量日本一!ということもあり、かつお節も特産品です。
11月23日に開催される新嘗祭では、「焼津鰹節」は宮中に毎年献上されているようです。
そんな焼津では鰹節を扱う会社がたくさんありますが、マルハチ村松の創業は明治初年。
今回紹介するのは、同社の基幹商品「だしプレッソ」と同じ製法で抽出した濃厚なだしをベースにした万能つゆ「つゆプレッソ」。
やいづ善八 つゆプレッソ 500ml マルハチ村松(静岡県焼津市)
「~プレッソ」という命名の由来は、だしをコーヒーのエスプレッソに見立てた高圧製法で抽出しているから。
「つゆプレッソ」の原材料は、焼津で水揚げされ、焼津で加工された焼津鰹節と、甘みが特徴という北海道産真昆布。
そのほかは、しょうゆ、砂糖、みりん、食塩、醸造酢のみ。
保存料や化学調味料などは使われていません。
そのため、開封したら冷蔵庫保存で3日以内に使い切らないといけないのですが、別の密閉容器に移して冷凍保存すればOKとのこと。
私は普段はスーパーで売っている大手メーカーのだしつゆを使っていますが、添加物不使用のだしつゆは、さすが専門店。
自分でだしを取る手間は省きながら、ちゃんとした「だし」を使って料理したい、という時にいいですね。
これ1本で、そのまま麺のツケダレに、かけそばやかけうどんなら水を加えて半々で、と、加減次第で使えます。
原液をなめてみましたが、やや甘みを感じるだしつゆです。
めんつゆのつけ汁ならそのままで。
かけうどんやかけそばにするなら水で2倍に希釈します。
味をみて、好みでしょうゆをすこし垂らしたり、もできますね。
私は、玉こんにゃくを煮る際に使ってみました。
下茹でした玉こんにゃくに、つゆプレッソを注ぎ、味をみながら、水、しょうゆを少々で、ちょっと濃いめの味付けに整えました。
パックのまま温めたミニ豆腐にはそのままかけました。
だし巻きたまご、炊き込みご飯、肉じゃが、茶碗蒸し、丼物など、家庭の定番料理にはもちろん、色々なアレンジができそうです。
なにより、だしがしっかりしているので、信頼度が半端ないです。
合わせるものによって調味料をちょい足しすればよく、使い勝手いいと思いました。
「つゆプレッソ」は醬油や食塩などの調味料が入っていますが、調味料が入らない濃厚だし「だしプレッソ」で、鰹節バージョン(画像左)と昆布バージョン(同右)の2タイプあります。
「だし」だけ使いたい、というときは、「だしプレッソ」を選べばいいですね。
味の点では問題ない「つゆプレッソ」ですが、パッケージで気になった点がいくつか。
500mlサイズだけしかないので、なかなか使いきれません。
注ぎ口が下向きで、口径も大きめなので、お豆腐に少しだけかけたい、という時に、かけにくく感じました。
個人的なリクエストとしては、
容量少なめでスリムなパックがあると嬉しい
注ぎ口の口径がもう少し小さく、注いでいる時の口が見えやすいと嬉しい、かな
同社のオンラインショップのほか、静岡県内の直営店、首都圏のスーパー、百貨店なら銀座松屋などで購入できます。
オンラインショップなら、新発売を記念して、2023年7月31日までの期間限定で、2本セットで送料込みのお得価格で販売されています。
ぜひ、ホームページをチェックしてみてください。
やいづ善八
https://www.yaizu-zempachi.jp/news/detail-001897.html
[参考]
焼津産のカツオ節の白だしとふりかけがうまい!@やいづ善八
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/11bc3c86e6e2a4d7cc91d3c5e1db5735
他記事を見させていただいてから、こちらのブログを楽しみにしております。
良さそうなお出汁ですね!
私は、体質でアミノ酸等、たんぱく加水分解物、酵母エキス・・等を避けています。
購入してみようかな、と思っています。