人気急上昇のポルトガルワインを試しに飲むならこちらはいかが? から続きます
昨日は1,000円(税抜)で楽しめるコスパ抜群のポルトガルワインを紹介しました。
本日は、同じくコスパにすぐれ、味わい&飲みごたえも期待できるポルトガルワインを紹介します。
Dory Tinto 2020 Adegamãe(Portugal, IGP Lisboa)
リスポンの北40km、2011年に創設されたアデガマイン社の「ドリー」というワインで、赤と白があり、こちらは赤ワインです。
使用ブドウ品種は、トゥーリガナショナル30%、シラー30%、ピノ・ノワール20%、アラゴネス10%。
トゥーリガナショナルはポルトガルの品種ですし、シラーもよく使われる品種ですが、ピノ・ノワールをブレンドするなんて、さすが、ブレンドワイン王国のポルトガル。
果実味、凝縮感、タンニンはしっかりしていますが、酸も充分あり、パワフル系というよりは、バランス重視の洗練エレガント系。
ワインだけで飲んでもよし、生ハムやチーズをつまみながら飲んでもよし。
参考上代1,500円(税抜)
輸入元:ファインズ
同じ生産者で、トゥーリガナショナル100%の赤ワイン(右)もあり、参考上代2,500円(税抜)。
100%除梗し、フレンチオーク樽(新樽25%)で10カ月熟成させています。
非常に洗練されたスタイルの高品質ワインで、ボリューム感もあり、ラグーソースを使った料理などに合いそう。
もうひとつ紹介するのは、昨日紹介したリスボンの「サントス・リマ社」のもので、画像の右端に小さく写っている黒いラベルのワイン「コロッサル レゼルバ ティント」です。
COLOSSAL Reserva Tinto 2017
(Portugal, IGP ヴィーニョ・レジョナル・リスボン)
トゥーリガナショナル30%、シラー30%、ティンタ・ロリス30%、その他10%をブレンドした赤ワインで、品種構成はアデガマインのDORYと似ています。
が、大きな違いは、こちらコロッサルがティンタ・ロリス30%、アデガマインがピノ・ノワール20%。
熟成は、フレンチオークとアメリカンオーク樽で8カ月。
アメリカンオークを使っているので、香ばしさ、甘さが感じられます。
色濃く、果実味も濃く、2017年ヴィンテージで熟成が進んでいるので、まろやかで口当たりのよい甘みがあります。
濃厚で、わかりやすくおいしい、と思えるワインでした。
こちらも参考上代1,500円(税抜)
輸入元:オーバーシーズ
なんてコスパがいいんでしょう!
しかも、これ、米国のワインエンスージアスト誌で91点獲得
カジュアルに楽しめるポルトガルワインは1,000円からありますが、1,500円クラスでこんなに満足のいくワインが見つかるとは、さすが、年間のワイン消費量が世界TOP3に入る50リットル前後を飲むポルトガルだと思いました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます