今年は運転免許証の更新があるのですが、視力に不安を感じるようになりました。
更新時には視力検査があるため、見えなかったら非常に困りますよね。
ということで、眼科に行ってきました。
高校生の時以来、ずっと通っている都内の眼科があります。
最初はおじいちゃん先生でしたが、引退されて別の先生に引き継ぎ、その先生も引退されて、数年前に若い女医さんに変わりました。
女医さんになってから、提携している眼鏡店が変わってしまい、その店で高校時代からメガネやコンタクトを作ってきた私としては、多少モヤモヤするところがあり…
そこにコロナ禍という状況が加わり、ここ4年ほど眼科から足が遠のいていました。
が、運転免許証更新がやってきます。
ちょうど花粉のせいもあって目の調子がよくなく、乾燥でコンタクトの張り付きもあり、もしや白内障もありそう?と思うこともあり、どこかで眼科に行っておかねば!
でも、数十年通ってきた眼科は電車に乗って行かねばならない上、手術が可能な医院ではありません。
他の病院で手術になった場合に通うのが大変になるかも、と考え、地元の眼科を探すことにしました。
地元の友人に挙げてもらった候補をネットで調べると、ちょっと微妙な…
評判のよさげな眼科のHPをチェックすると、手術日のスケジュールが公開されていて便利でしたが、今から可能なの日程は7月以降ですって。
そんなに待つのはちょっとね…
結局、地元で長年開業している眼科に行ってみました。
自転車でサッと行け、手術することになった時、バスでも行けます。
ネット情報はほぼありませんでしたが、来ているのは高齢の方が多く、そうでしょうねと納得。
ひとまずの現状と希望を伝え、視力検査、眼圧検査、眼底検査などなど、ひととおりしていただきました。
眼底検査は初体験。コンタクトレンズは外します。
瞳孔を開かせる目薬を点薬し、20-30分ほど待ちます。
手鏡で瞳孔の様子を時々見ていましたが、瞳孔がどんどんと拡大していきます。
瞳孔が拡大するとともに、見え方がぼんやりし、視界がキラキラしてきて、少し気分が悪くなってきました。
点眼薬をさしているからこの状態を受け入れられましたが、なにもしないでこの状態だと、パニックになるレベルの「めまい」に近い状態かもしれません。
瞳孔が開いた状態で眼底検査を行ないました。
検査自体は、目に風がフッと当たるもので、痛みはまったくありません。
結果、網膜にも角膜にも異常がなく、白内障ではなく、ドライアイでもありませんでした。
ですが、4年ほど前の処方箋のコンタクトレンズとメガネが現状に合っていないこと、コンタクトをつけた上からかける老眼鏡もあった方がいいですね、ということになり、コンタクトを装着した視力を計ろうとしたところ、キラキラめまいが取れず、日を改めて行なうことになりました。
眼底検査後、車の運転はしないように!と言われました。
たしかに、このキラキラめまいでは運転できないでしょう。
細かい文字を見ることも、数時間は難しいと言われました。
帰宅後、PCで作業をしようとすると、ディスプレイもキーボードもボヤけます。
新聞も読めません。
細かい文字が見えないので、携帯やスマホも使いにくくなります。
医師からは、5、6時間くらいは続きます、と言われ、実際、6時間くらい経ってようやく元に戻りました。
瞳孔を開かせる目薬は、かつて父を眼科に連れて行くといつも点眼しているので知っていましたが、実際にはこんなふうになっていたんですね。
高齢者だと付き添いは必須、だと思いました。
ということで、瞳孔を開く点眼薬を付けた場合、見えにくくなったり、気分が悪くなったり、その後6時間ほどは見えにくい状態が続くかもしれない、ということを知っていればパニックにならずにすむ、ということをお伝えしたいと思います 。
桜の小枝が落ちていたので拾ってきました
右はスターチス(拾ったものではありません、笑)
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