昨日紹介した「宝酒造 おいしいチューハイ カベルネ・ソーヴィニヨン」に続き、今日は ブドウフレーバーの缶チューハイを取り上げます。
冬の時期に限定発売されるフレーバーらしいのですが、私はこれを飲むのは初です。
スーパーを探し歩き、地元の駅前のスーパーで98円(税抜)で発見!
サッポロチューハイ フォーナイン 99.99 クリアシャルドネ 350ml
99.99%の高純度ウオツカを使い、アルコール度数9%という「フォーナイン」シリーズのひとつで、冬季限定発売のフレーバー「クリアシャルドネ」です。
シャルドネ果汁を使っているとありますが、果汁比率は0.1%と、かなり低いです。
氷を入れたジョッキグラスで飲んでみました。
香りは、どこか嗅いだことがあるような、マスカット系?のブドウジュースっぽい香りです。
味わいも、こんなブドウジュースあるよね、というフレーバーで、甘さは強くなく、スッキリとした辛口です。
が、ビターなニュアンスがけっこう強めに感じました。
100mlあたりのカロリーは57kcal
フォーナインシリーズは好きで、特に柑橘系フレーバーはよくできていると思います。
が、このシャルドネは、残念ながら私の好みではありませんでした。
サッポロさん、すみません!
その理由は、「シャルドネらしさって?」というのを感じなかった点です。
元々シャルドネ自体は特徴のないニュートラルなブドウですので、缶チューハイのフレーバーにすると、ブドウ風味の人工香料を使うことになります。
その香料が、どうしてもマスカットっぽくなってしまうため、シャルドネとの違和感を感じてしまうんです。
むしろ、「マスカット」として、ほんの少し甘めの味わいに仕上げた方がいいように思うのですが、メーカーとしては、「シャルドネ」を前面に出したいので、そうするのは厳しいでしょうか…
昨日のタカラのカベルネ・ソーヴィニヨン風味の缶チューハイの時も思いましたが、缶チューハイの場合、わざわざブドウの単一品種名を商品名に持ってこない方がいいように、私は思います。
品種名をよく知る人が飲むと、まったく別物だとガッカリするのではないでしょうか。
また、今は、カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネに、それほど憧れをもっている消費者はそれほど多くないのでは?とも思うのです。
たとえば、複数のブドウを使った「白ぶどうミックス」や「黒ぶどうミックス」というネーミングにするとか?
ブドウフレーバーの香料はけっこうキツク、同じような風味になりがちなので、できる限り使わない方がいいようにも思います。
各メーカーの企業努力で、色々なフレーバーに挑戦しているのは重々理解していますが、ブドウフレーバーは、どこのメーカーのものも微妙な感じがします。
繰り返しになりますが、これはあくまでも私個人の感想で、メーカーを非難しているものではありませんので、ご理解いただければ幸いです。
[参考]
「フォーナイン99.99 クリアグリーンレモン」を飲んでみた
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/a6d4ea794a1c416ac21d95d1b514fdda
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