2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻が、まさかここまで長く続くとは思ってもみませんでした。
民間人や民間施設への容赦ない攻撃を耳にし、TVを通してその惨状が映し出されることが続くと、もはや見ることが辛くなってきました。
時が止まってくれないものでしょうか…
ロシアのウクライナ侵攻のせいで黒海周辺はキナ臭く、ウクライナの西の隣国モルドヴァのワインを輸入している数社から、通常はオデーサの港から出荷しているワインが出せなくなって困っており、コンスタンツァから出すことにした、という話を聞きました。
コンスタンツァはルーマニアの黒海沿岸都市で、オデーサから南西に約450kmに位置しています。
以前、ルーマニアとブルガリアのワイナリーを取材した際に、コンスタンツァに宿泊したことがあります。
泊まったホテルの目の前が黒海でした。
Black Sea ーConstanța
翌朝、朝陽が黒海の東側から昇ってくる様子が窓から見えました。
初めて見る美しい黒海に感動したことを思い出しました。
散歩に出たら、猫に遭遇。
実に平和な時間でした。
3月までルーマニアに住んでいて、夏にコンスタンツァへ旅行に行きました。
黒海という名の通り、透明感はありませんが、遠くから見ると青くて綺麗な海でした。
モルドバやルーマニアのワイン、リーズナブルで美味しいですよね。
一日も早く、平和な世界に戻ってもらいたいと祈るばかりです。
直近までルーマニアにお住まいだったんですね。
私はワイナリー取材だったので、観光らしいことはあまりできませんでしたが、コンスタンツァでは黒海の目の前のホテルだったので、ほんの少しだけ観光気分を味わいました。