先月、日本ワインのこじんまりとした試飲会が9月に都内で開催され、参加してきました。
まずは、山梨県勝沼の岩崎醸造から。
「ホンジョーワイン」で知られるワイナリーで、現社長は若手の白石壮真さん。
甲州種のワインが多く、スティルの辛口白のほか、甲州のスパークリング、かもしでオレンジに仕上げた「シャトー・ホンジョー 甲州かもしアンティーク2021」スパークリングオレンジ「祝 甲州スパークリング甲州かもし(オレンジ泡」もあり、バリエーション豊か(各2700円)
興味惹かれたのは、甲斐ノワールの赤ワイン「シャトー・ホンジョー 甲斐ノワール 雪を友にて2021」(3,000円)
甲斐ノワールは、ブラッククイーンとカベルネ・ソーヴィニヨンの交配品種で、山梨県で生まれました。
少し野性味のあるイキイキとした果実味と酸、スパイシーな風味があり、欧州品種にはない個性が感じられました。
日本のブドウ品種は、甲州やマスカット・ベーリーAが有名ですが、黒ブドウならブラッククイーン、甲斐ノワールなどもあるので、こうした品種を飲んでいくのも楽しいと思います。
試飲会場にブドウを持参していました。
奥のブドウが「甲斐ノワール」だそうです。
瀬戸内醸造所(広島県三原市)
「三原ソーヴィニヨン・ブラン セミヨン キュヴェRocto 2022」(3200円)がユニーク。
ソーヴィニヨン臭くなく、とてもエレガント。
「竹原 キャンベル・アーリー2022(ロゼ泡)」3200円も日本的でよかったです。
パッケージもシンプルでわかりやすく、インバウンド客にも好まれそう。
今年の広島サミットの晩餐で提供された、と聞きました。
ほかには・・・
サンサンワイナリー(長野県塩尻市)の
ナイアガラを風味よくかつスッキリドライに仕上げた「ナイアガラスパークリングドライ2022」2,200円、「サンサン ナイアガラ 2022」1600円が興味深かったです。
ヴィオニエをブレンドした「シャルドネ&ヴィオニエ 2021」3400円も要注目。
ほかにもありましたが、今回はひとまずこのあたりで。
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