ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

飲み頃に入った南イタリアワインがおいしかった件

2021-11-15 23:49:19 | ワイン&酒

家晩酌ではカジュアルなワインを飲むことが多いですが、先日は数人で飲む機会があったので、ちょっといいコチラの赤ワインをチョイスしてみました。

 

Sessantanni Primitivo di Manduria 2013 San Marzano(Italy, Puglia)

 

イタリア半島のカカトにあたるプーリア州のワインで、ブドウ品種はプリミティーボ100%

ワイン名はSessantanni(セッサンタアンニ)で、60年、という意味。

その理由は、ブドウ樹の樹齢が60年以上だから。

 

1950年代から残る、アルベレッロ(ブッシュヴァイン)仕立てで植えられた古木の中から凝縮したブドウを選別して造られたスペシャルなワインです。

別のワインを目的に自宅セラーの中を探っていたら、このワインが出てきました。

リリース直後だと、飲み頃になるまで時間が必要なワインですが、これは2013年で、ピークに入ったところです。

 

開けてみると、南イタリアのワインらしく、果実味が濃厚でパワフル!タンニン量もしっかりありますが、熟成を重ねてまろやかになり、複雑味も出てきて、文句なしにウマイ!

思わずスルスル飲めてしまいました

 

現在発売されているヴィンテージは2016年らしく、イタリアの評価誌で満点を獲得しているとか。

おそらく2016年の飲み頃は数年後になると思いますが、私が2013年ヴィンテージをセラーの奥に放置して忘れていたように、3~5年は存在を忘れるのがいいかもしれません(笑)

 

このワイン、ボトルが大きくて重く、マグナムサイズ?と見まごうほど。

見映えよく、見るからに高級感が漂うワインです。

輸入元希望小売価格5,000円は、お買い得だと思います。

※輸入元:モトックス

 

 

 

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【人工股関節置換】手術後に脱臼するとどうなるのか?

2021-11-14 22:03:35 | 人工股関節

【人工股関節置換】手術から1年5カ月が経過しました から続きます

 

人工股関節置換手術直後から、「脱臼」しないように!と、病室でも看護師さんが口を酸っぱくして言っていました。

なので、私も入院中からビクビクしていました。

 

脱臼対策に、両脚の間にクッションを挟むとか、脱臼しやすい体勢を取らないようにと、ずーっと注意を払ってきましたが、1年が過ぎるくらいになれば、あまり神経質にならなくて大丈夫みたいです。

 

脱臼した場合にどういう処置を取るのか?

主治医から聞いた話では…

 

まず、睡眠薬を飲むか投与されます。

ただし、手術の時のような「麻酔」ではないようです。

 

仮眠状態になったら、脱臼した関節部分を力業でエイヤーッ!とはめ込む、と言っていました。

 

肩の脱臼なども力業ではめ込むようですが、かなり痛いみたいですよね。

それが股関節ともなれば、意識ある状態では耐えられないでしょう 

というわけで、処置の際には眠くなる薬を投与するそうです。

 

薬の投与に至るまでの経路ですが、股関節を脱臼したら歩けなくなり、その場で崩れ落ちる感じになるらしいので、救急車を呼ぶのがベストと言われました。

手術した病院への搬送が理想的ですが、外出時だとそうもいきません。

痛みのあまり失神していなければ、「人工股関節が入ってて、もしかして脱臼したかも?」と伝えると、処置可能な医療施設に運んでもらえるはずです。救急車が到着するまでは意識を保つように頑張りましょう!

 

手術から1年5カ月が経過した私の場合、普通なら脱臼リスクは非常に低いですが、変な転び方をした場合などに起きる可能性はゼロとはいえないようなので、転び方には注意をしようと思っています。

 

退院後に持っていたヘルプマークは、今は携帯していませんが、これに個々の状況を書き込めるようになっているといいのにね、と思ったので、早速、札の部分に油性ペンで「左人工股関節です」と書き込み、免許証に挟みました。

 

今やすっかり放置しているヘルプマーク

ストラップを外し、札の部分に書き込みし、免許証に挟みました。

これなら、なにかあった時に、私が人工股関節を入れていることがわかってもらえそうです。

 

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【人工股関節置換】手術から1年5カ月が経過しました

2021-11-13 22:08:26 | 人工股関節

【人工股関節置換】手術から1年4カ月が経過しました から続きます

 

前回のリポートから1カ月。

特に変化したことはありませんが、診察があり、レントゲンも撮ってきました。

 

左の股関節の人工関節置換手術から1年5カ月が経過しました。

手術前の私の骨盤は、左がかなり下がっていました。

脚の長さが左右で違うため、骨盤でバランスを取っていたからです。

 

手術で両脚の長さが同じになったものの、骨盤の傾きはそう簡単には戻りません。

 

1年5カ月後のレントゲンでは、まだまだ左が下がっているものの、ん?意外と水平に近づいてきたような?

 

調子がいい時はスタスタ問題なく歩けますが、左の膝が痛い時や、左の太ももの中間が痛い時が時々あり、痛みをかばうために真っすぐに歩けないことがあります。

特に左の膝はよくこわばり、脚が運びにくいことがよくあります。

 

半月板の手術をしている右膝ならわかりますが、左膝は何の問題もありません。

なのに、左の膝がこわばって違和感ありまくりなのは、なぜ???

 

医師によると、前日などに左脚を使いすぎていたりするのでは?とのこと。

たしかに、家の中にいる時は、ほぼほぼ動いています。

外出時も、かなりの歩数を歩くことが多くなってきました。

 

ということは、動かした後のケアが必要になってきているのかもしれません。

 

筋肉痛みたいなのは感じることがあるので、100均で買ったおもちゃのボールを使って凝った部分をコロコロしていますが、これ、キク~

 

膝裏伸ばしや軽いストレッチは毎日少しずつしていますが、たくさん歩いた日などは、スペシャルなケアをしようかなと思ってます。

 

 

次の診察は半年後。

これからは年に2回のペースで様子をみていきましょう、と医師の談。

これも回復の証でしょうかしら。

 

 

手術とはまったく関係ありませんが、3年ほど前に出かけた香港・ワンチャイのベーカリーのショーケース。

左のクマは、リラ〇〇マだと思うのですが、コラボケーキ?

 

 

 

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冷涼地のピノ・ノワール&チリを表現した高品質ワイン

2021-11-12 23:38:10 | ワイン&酒

一昨日、昨日に続き、チリワイン試飲会でピックアップしたいワイン第3弾をお届けします。

 

ずっと書いているように、チリはカベルネ・ソーヴィニヨンのイメージが強く、たしかに多くのカベルネのワインが造られていますが、南北に長い土地柄を活かし、さまざまな土地からさまざまなワインがつくられています。

 

例えば、ピノ・ノワールならフランスのブルゴーニュが本拠地ですが、近年のブルゴーニュワインの高騰ぶりを見ると、地域名クラスでもいいお値段です。

が、チリの涼しい気候の産地でピノ・ノワールの栽培が進み、高品質のピノ・ノワールのワインが続々と登場しています。

 

Calolina Pinot Noir Reserva 2019 Santa Calolina (Leyda)

 

サンタ・カロリーナのピノ・ノワール・レセルヴァ 2019年が、1,460円(税別)ですよ?

ブルゴーニュだったら、こんな価格はありえません。

産地は、冷涼地区のレイダ。

最近は、レイダのワインをよく見ます。ということは、ここでワイン造りを行なう生産者が増えているということ。温暖化の影響で、ワイン産地はどんどん冷涼地に広がっています。

※輸入元:サントリーホールディングス

 

 

AROMO Wine Maker's Selection Pinot Noir 2018 (Casablanca Valley)

 

アロモのピノ・ノワールも、海岸に近い冷涼地域として知られるカサブランカ・ヴァレー産。

アロモは1922年創業の老舗ですが、醸造責任者はチリ出身の女性です。

このピノ・ノワールは、エレガントなミディアムボディタイプ。

輸入元参考価格は2,000円(税別)と、こちらもお手頃。

※輸入元:徳岡

 

 

下の2本もカサブランカ・ヴァレーのワインです。

 

左)Amaluna Organic Sparkling wine Brut

右)Tais Premiun Rose Organic Pinot Noir 2020

 

どちらもオーガニックワイナリー「エミリアーナ」のブランドです。

 

スパークリングワイン瓶内二次発酵で、カサブランカ・ヴァレー産のシャルドネ82%+ピノ・ノワール18%。

オーガニックのエコサート認定ブドウ100%使用で瓶内二次発酵、それでこの価格1,980円(税別)は魅力的ですよね?

 

ロゼもカサブランカ・ヴァレーのオーガニック栽培のピノ・ノワール100%で、ブドウは早朝に手摘みしているとのこと。

ギリシャ神話に登場する女神「Tais」(タイス)の名前を付けた、見た目もテイストもエレガントなロゼが1,600円(税別)

 

※輸入元:WINE IN STYLE

 

チリの冷涼産地のピノ・ノワールを使ったワインは、パワフルなのはちょっと苦手、という方に嬉しいワインだと思います。

 

 

あと、昨日の「Koyle」(コイレ)ワイナリーのところで紹介しそびれましたが、下記の2本もチリらしくてオススメです。

 

Koyle Royale Carmenere 2016 (コルチャグア・ヴァレー)

 

チリといったらカルメネールを忘れてはいけません。

このワインは、カルメネール85%、マルベック9%、プティ・ヴェルド3%、カベルネ・フラン3%のブレンド。

1株のブドウ樹から1kgという低収量で造られています。

2016年は過去最高の年だそうで、参考価格2,750円(税別)。

 

Koyle Cerro Basalto 2015(コルチャグア・ヴァレー)

 

バサルトは玄武岩のことで、セロ・バサルトは玄武岩の丘、という意味。

火山性玄武岩土壌の畑に超密植されたブドウ(低収量になります)から造られています。

ムールヴェードル36%、グルナッシュ27%、カリニャン22%、シラー15%の南仏ブレンドというのも興味深いのではないでしょうか?

参考価格4,125円(税別)と、チリワインとしてはお安くありませんが、中身重視!のワインです。

 

※輸入元:ヴィレッジ・セラーズ

 

 

ハイメ・リベラ氏

チリ貿易振興局/ProChile日本オフィス代表兼チリ大使館商務・農務参事官

 

[参考]

チリワインの原点回帰ーパイス種のワイン

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/b48333eb488d7d497865fa3c2716e3a3

 

こんなチリワインもある!古木カリニャンとサンソー

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/b8a6157882ef64afdad4816f276df5fe

 

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こんなチリワインもある!古木カリニャンとサンソー

2021-11-11 22:52:41 | ワイン&酒

チリワインの話題をもうひとつ

 

日本市場でチリワインというと、カベルネ・ソーヴィニヨンがチリカベと呼ばれてよく知られるように、国際品種のブドウのワインが品質がいいのに安く、コスパで選ぶならチリワイン!という認識でしょうか。

 

チリには、もちろん本当に素晴らしいカベルネのワインがあり、これまでに何度もフランスワインとのブラインド対決で勝利を収めていたりします。

そうしたトップオブトップのワインを追求するのも当然アリですが、今は肩の力を抜いた土地の伝統ワイン、地場品種ワインが世界のトレンドです。

「多様化の時代」ですからね。

 

そこで、昨日はチリの伝統品種「パイス」のワインを紹介しました。

本日は、まず、カリニャンの古木ワインプロジェクトを取り上げたいと思います。

 

カリニャンといえば、フランス南部やスペインで多く見られる品種で、フランスでは最も多く栽培されている品種だと思います。質より量の日常消費用のワインでよく使われています。

他の品種とブレンドされることが多いですよね。

 

チリでも、パイスのワインを造る際のブレンド用にカリニャンが栽培されていました。

しかし、パイスが廃れたことで、その相棒だったカリニャンの需要が減少することに…

元々地元消費用ワインの原料だったこともあり、1970年代末までに構築されたチリの農地改革の際には見捨てられる存在となってしまったのです。

 

そんなカリニャンを救おうと、マウレ・ヴァレーの生産者が2009年に集まって始めたのが、「ヴィーニョーVIGNO」プロジェクト

 

 

樹齢30年以上のカリニャンを65%以上使用し、残り35%も樹齢30年以上のブドウを使うこと、すべての品種は灌漑不可で、株仕立て、原産地呼称はDOマウレれあること、が、VIGNOの主な栽培醸造基準です。

 

この「プロジェクトに賛同した生産者は、同じ「VIGNO」のロゴをラベルに付けています。

2019年時点で16ワイナリーがメンバーになっていますので、今は少し増えているかもしれません。

 

昨日のパイスワインで紹介したブション・ファミリー・ワインズもVIGNOワインを造っています。

 

Vigno Carignan Maure Valley 2018 Bouchon Family Wines

 

花崗岩の多い土壌の畑で有機栽培で作られたブドウを手摘み収穫し、天然酵母にてコンクリートタンクで発酵。フードル樽で1年熟成させたカリニャン100%の赤ワインです。

カリニャンらしいあたたかみ、ふくよかさがあり、ジューシーでほっこり。ナチュラルで落ち着いたテイストが楽しめます。

輸入元希望小売価格は3,800円(税別)と、1000円少々でリゼルバクラスのワインがあるチリにおいて、価格面では決して安いとはいえないかもしれませんが、貴重な古木のワインであることを考えると、世界市場の中では決して高いワインではないのではないでしょうか。

 

 

チリのワイナリーで初めてデメターの認証を受けた「エミリアーナ」もVINGOプロジェクトに参加しています。

 

左)Vigno Organic Carignan Valle del Maure 2015 Emiliana

 

1950年に植樹した自根の株仕立てのカリニャンで、オーガニック認証を取得しています。

手摘みで収穫後、天然酵母にてステンレスタンク発酵。熟成はフレンチ&アメリカンの樽で12カ月。

こちらの希望小売価格は3,200円(税別)

 

各ワイナリーの「VIGNO」ワインを並べて飲み比べるのも面白そうですね。

 

輸入元:WINE IN STYLE

 

 

古木カリニャンのVINGOプロジェクトとはまた違いますが、以前取材したコルチャグアのワイナリー「Koyleーコイレ」で、サンソー種100%の赤ワインを見つけました。

 

右)Koyle Don Cande Cinsault 2018

※左はサンソー100%のロゼワイン

 

花崗岩に石英が混じる土壌のイタタ・ヴァレーの畑で、灌漑はしていません。

サンソーの樹齢は50年以上!

自生の酵母で発酵させています。

 

サンソーも南仏でブレンドによく使われるブドウ品種で、わざわざサンソー単一で取り上げることなどあまりないかもしれません。

でも、わざわざ造っています。

 

一般的なカベルネのワインと比べると、あっさりとした控えめな味わいながら、キリリとメリハリのある酸と、シュッとキレイなタンニンとミネラル、透明感のある果実味が美しいピュアなワインに仕上がっています。

ほっこりおいしく、これが2,000円(税別)

こういうワインこそ、もっとスポットライトが当たっていいと思うのですが。

 

輸入元:ヴィレッジ・セラーズ

 

 

チリのカベルネはたしかにコスパ良くておいしいけれど、このサンソーや、VINGOプロジェクトのカリニャンなどは、マイナーだけど秘められたお宝かもしれません。

大衆が向かう方向と逆に、実は掘り出し物ワインがある、そんな例だと思います。

 

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チリワインの原点回帰ーパイス種のワイン

2021-11-10 22:37:56 | ワイン&酒

新型ウイルス感染者数の激減&緊急事態宣言解除、ということから、ワインの試飲会もどんどん増えてきました。

国単位の大きな試飲会もあり、スケジュールが重なったり、体調不如意で行けなかったり、なのですが、できるだけ参加したいと思っています。

 

今回取り上げるのは、先週開催されたチリワインの試飲会です。

チリワインに関しては、皆さん、それぞれイメージを持っているかと思いますが、国際ブドウ品種のワインはちょっと横に置いといて、今日はぜひこちらを覚えてください。

 

それは、Pais -パイス種

 

スペインのキリスト教宣教師が、キリスト教布教のために16世紀にチリに持ち込んだブドウ品種です。

生命力が強く、収穫量も多いことから、どこでも繁殖し、チリ全土に広がりました。

当時のことですから、質より量が重要なわけです。

時代が新しくなるにつれ、国際市場で求められるワインを造らねば、となった時に、旧来のパイスのワインでは太刀打ちできません。

そうした時代背景から、パイス種はだんだんと廃れていきます。

 

しかし、現代は、その土地らしい地場品種に注目が集まっています。

チリはカベルネ・ソーヴィニヨンで成功しましたが、今こそ原点に戻るべきでは?と考えた生産者も出てきました。

その原点のひとつが伝統品種「パイス」を使ったワインです。

 

実は、試飲会場に入ってすぐに目に飛び込んできたのが、こちらのパイスのワインでした。

 

Pais Salvaje / Viejo  Bouchon Family Wines(Chile)

 

生産者は、フランスからチリに1887年に入植したブションファミリーの3代目。

1970年にマウレ・ヴァレーに畑を購入し、ワイン造りを始めました。

 

左の2本が「Pais Salvaje」(パイス・サルヴァヘ)、右が「Pais Viejo」(パイス・ヴィエホ)

 

まずは、Pais Salvaje

「Salvaje」(サルヴァヘ)は「野生」という意味で、その名前の通り、森の中に野生の状態でワサワサと生えています。

 

 

高さ5m。収穫はハシゴを使い、当然ながら手摘み。

写真を見ると、ブドウを収穫しているようには見えないですよね?

 

 

左)Pais Salvaje White Maule Valley 2019

右)Pais Salvaje Maule Valley 2018 / Bouchon Family Wines

 

パイスは赤ワインだけだと思っていましたが、左のパイスは白ワイン

突然変異で、色が付かないパイスができたようです。不思議~

野生状態なので、100%有機栽培。

天然酵母でステンレス発酵させ、無濾過、無清澄。

人の手をかけていないだろうなぁと感じさせる、ピュアで無垢な、素朴な野性味を感じさせる白ワインでした。

 

右の赤ワインの方は、30%を全房、70%を除梗し、天然酵母でコンクリートタンクで発酵させています。

こちらも100%有機栽培、無濾過、無清澄。

赤の色調は淡めで、濃厚タイプではありませんが、国際品種にはない素朴な個性があり、滋味深く、興味深い味わいです。

 

白も赤も、希望価格2,500円(税別)

チリは1000円台でも優秀なワインがたくさんありますけれど、あえての原点回帰ワインで、世界で唯一無二の存在、それが2,500円なら、試してみたくなりませんか?

 

 

もうひとつのパイスが、Viejo-古樹

 

Pais Viejo Maule Valley Bouchon Family Wines(Chile)

 

Salvajeが野生樹なのに対し、Viejoは人間が植樹した畑の100年超の古木のブドウの赤ワインです。

こちらも天然酵母でコンクリートタンクで発酵、軽く濾過して瓶詰しています。

サルヴァヘよりもピュアな感じがあり、重心が上で軽快なスタイル。

スクリューキャップで扱いやすく(上のサルヴァヘの2本はコルク栓)、希望小売価格も1,500円(税別)とライト。

パイスの入門編として選ぶにはもってこいだと思います。

 

 

チリはお手頃価格のカベルネやシャルドネなどがたくさんあり、もちろん、それらを飲んでもいいですが、いま選ぶなら、地理の原点回帰の「パイス」でしょう!

 

※輸入元:WINE IN STYLE

 

[参考]

2021年の注目ワインはローカル品種ーチリワインの例

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/8f5f0e1b6c94bbc6c589377aaf95adbc

(パイス種のワインを色々と紹介しています)

 

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11月12~12月12日ーアルゼンチンワインがSNSでキャンペーン開催!

2021-11-09 10:25:39 | ワイン&酒

食欲の秋です

SNS を通じたアルゼンチンワインのプロモーションキャンペーンイベントが開催されます。

 

主催は駐日アルゼンチン共和国大使館で、

2021年11月12日から12月12日の1カ月間、ツイッター(Twitter)、インスタグラム(Instagram)、フェイスブック(Facebook)、ブログの SNS を通じ、『アルゼンチンワインと和食:素晴しいコンビネーション』をスローガンに掲げて行なわれます。

 

キャンペーン開催に際し、ワイン専門雑誌・メディア向け記者会見が駐日アルゼンチン共和国大使館で行なわれたので、取材してきました。

 

この記者会見を皮切りに、下記のイベントが展開されます。

 

■ 5名のインフルエンサーによるSNS投稿

「フード&ライフスタイル」を専門とし、食およびワイン業界のスペシャリストやジャーナリストで構成される5名のインフルエンサーが、期間中にインスタグラム(Instagram)、フェイスブック(Facebook)、ツイッター (Twitter) 、ブログ等に 1 人 4 回の投稿を行います。

 

 

<インフルエンサーリスト>

・青木冨美子氏(ワインジャーナリスト)

・林麻由美氏(ワイン総合コンサルタント /ワインエデュケーター)

・山本侑貴子氏(食・空間プロデューサー)

・いこまゆきこ氏(料理家)

・ウィラハン麻未氏(ワインマーケティング&コミュニケーション ストラタジスト)

 

 

ハッシュタグ「#argentinewinetokyo2021」使用のインスタグラム投稿コンテスト

 

一般消費者対象のコンテストで、アルゼンチンワインに関する投稿をインスタグラムに行ない、その中でベスト3の投稿を表彰します。

受賞者の発表は、12 月にアルゼンチン大使館インスタグラム上で行ない、入賞者にもメッセージで連絡があります。

入賞のプレゼント賞品は、アルゼンチンワインで、3名にそれぞれ1本ずつ贈呈されます。

 

コンテストの応募方法は、アルゼンチンワインの写真(ボトルのみ or ワインを注いだグラス&ボトル or 料理と一緒のボトル写真)を、自身のインスタグラム公開アカウントに、ハッシュタグ 「#argentinewinetokyo2021」をつけて投稿するだけ。

アルゼンチンワインには、白の代表品種トロンテス、赤の代表品種マルベックがありますが、どの品種のワインの投稿でもOKです。

 

 

アルゼンチンを代表する白ワイン品種「トロンテス」は、コンビニやスーパーでも手に入るものがあり、色々なフードとも合わせやすいワインになります。

 

 

赤ワイン好きなら、「マルベック」品種がイチオシ。

ガツンとパワフルなものから、フレンドリーなもの、エレガンスを追求するものまで、多彩なワインが揃っています。

 

ともかもくも、アルゼンチンワインを飲んだら、ハッシュタグを付けてその画像をインスタにアップするだけ、という簡単なステップで応募が完了します。

普段からアルゼンチンワインを飲んでいる人はもちろん、ここで初めてアルゼンチンワインを知った!という方も、チャンスは同じです。

いつもパチリと撮っている写真を、ハッシュタグを付けてインスタにアップし、ぜひアルゼンチンワインをgetしてください

 

(注意)投稿の写真はアルゼンチン大使館のインスタグラムアカウントで使用することがありますので、ご承知おきください。

 

 

駐日アルゼンチン大使館 ギジェルモ・フアン・ハント大使

(2021年4月に就任されたばかりだそうです)

 

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米で大流行のアルコール飲料が日本上陸。「ハードセルツァー」を試飲してみた@男の隠れ家

2021-11-08 13:48:48 | ワイン&酒

オンラインで読める「男の隠れ家」デジタルさんで

ハードセルツァーについての記事の取材協力をしました。

 

その記事が本日アップされました。

 

あれこれ一緒に試飲しながら話した内容になっています。

ご興味のある方は、ぜひご覧ください。

 

 

米で大流行のアルコール飲料が日本上陸。「ハードセルツァー」を試飲してみた

https://otokonokakurega.com/learn/luxuryitems/52259/

 

 

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業務スーパーのイタリアンビスケットがリニューアルしていました

2021-11-07 21:23:06 | 甘いもん

業務スーパーでは直輸入の世界のお菓子が色々とありますが、以前紹介したもので、パッケージデザインが変わっているものを見つけたので、紹介します。

 

まずは、新パッケージの方。

 

業務スーパー直輸入  ITALIAN SNACK Biscuits FROLLONI 各200g  

 

以前は下のパッケージデザインでした。

 

 

新パッケージはモダンでスタイリッシュになり、旧パッケージは「古きよき時代感」が出ているような?

 

あと、旧パッケージは「Free」の文字が目立ちます。

トランス脂肪酸ゼロ、保存料も着色料ゼロ、牛乳&卵&GMO(遺伝子組み換え作物)がゼロなんです。

1パック100円以下なのに、これは優秀だと思いました。

 

新パッケージにも「トランス脂肪酸ゼロ、保存料・着色料不使用、卵・乳製品不使用」と書かれていますが、GMOは書かれていません。これが変更点なのかもしれませんね。

 

裏面には細かい表示があります(新パッケージ)

 

ひとまず「ハニー」を食べましたが、味が変わっているかどうかはわかりません。

相変わらず歯ごたえのいいハードなビスケットです。

これが100円以下とは嬉しい限り

 

業務スーパーならどの店でも売っているわけではなく、我が家の最寄の店舗では一度も見たことがありません。

少し遠くの店に行った時に見つけました。旧パッケージの時もそうです。

 

ハードな食感が私好みなので、見つけたら買いたいと思ってます。

個々の好みによりますが、見かけたら確保!がオススメです。

できれば、あまり教えたくはないですが(笑)

 

[参考]

業務スーパーの世界の菓子ーイタリア編その1

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/f078989d9e6d55044c7b385dcaae1dce

 

業務スーパーの世界の菓子ーイタリア編その2

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/25d24855b229f749e9561910b32e3799

 

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柿&モッツアレラで作る「柿のカプレーゼ」♪

2021-11-06 17:47:27 | おいしい食べもん

みんな大好き、モッツァレラチーズ

スライストマトとの組み合わせは「カプレーゼ」としてお馴染みですよね?

 

桃の季節には、桃とモッツァレラを組み合わせた「桃のカプレーゼ」を提供する店もあると聞きますので、モッツアレラとフルーツは相性がいいはず。

となれば、我が家で豊作の「柿」も良さそうでは?

 

そう考えて作ったのが、こちら。

 

柿のカプレーゼ

 

フレッシュタイプのモッツァレラチーズ(北海道産)をスライスし、我が家の柿と交互に並べた一品です。

オリーブオイルも塩もかけません。

ひたすら、甘い柿とミルキーなモッツアレラのフレッシュさ&ジューシーさを楽しみます。

 

 

柿は果肉が柔らかすぎない方が、仕上がりがキレイです。

フレッシュタイプのモッツァレラチーズはスーパーで買えるので、柿とモッツァレラ、この2つだけあればOK。

 

ごはんのおかずにはなりませんが、アペリティフのスパークリングワインのお供にいかがでしょうか?

 

 

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MyBordeaux Selection&若い世代のワインビギナー向け新特設サイトローンチ@ボルドーワイン

2021-11-05 10:00:00 | ワイン&酒

先日、フランスのボルドーワイン委員会(CIVB)からリリースが届きました。

リリースの内容は大きくふたつ。

 

ひとつめは、2006年以来の「バリューボルドー100」の刷新です。

手頃な価格帯で楽しめるボルドーワインのセクレクションとして、ワイン選びの参考にしている方も多かったと思います。

 

それが刷新され、「MyBordeaux Selection」 50本が新たに発表されました

 

50本は、ワイン業界の一線で活躍するエキスパートが、目隠しテイスティングで厳選しています。

味わいとコストパフォーマンスに優れ、現在のワイン消費者像、市場トレンドや嗜好、飲用機会などを熟慮したバラエティに富むセレクションになっているということですので、ぜひ専用サイトでチェックしてみてください。

消費者が選びやすいものになっているだけでなく、売り手にとってもアピール点が明確で販売しやすいのが特徴だそうです。

 

 

 

MyBordeaux Selection

https://mybordeaux.jp/mybordeaux-selection/

 

<コンセプト>

私の、あなたの、彼の、彼女の……誰にとってもお気に入りのワインが見つかる

 

価格帯:カジュアルに楽しめる税込小売価格1,000円から4,000円まで

 

4つの新カテゴリー:

サステイナブル/フレッシュ&クリスプ/スームズ&フルーティ/ディープ&リッチ

 

 

ふたつめは、

<若い世代のワインビギナー向け新特設サイト mybordeaux.jp>ローンチ

 

MyBordeaux Selectionの発表に伴い、若い世代のワインビギナーに向けた新特設サイト、mybordeaux.jpがローンチされました。

 

キャッチフレーズは、「あなたらしいボルドーワインの楽しみ方にめぐり逢おう!」

 

訪れた人はその日の気分や味の好み、予算、飲用機会に合うワインを、簡単に選ぶことができる作りになっています。

 

 

my bordeaux.jp

https://mybordeaux.jp/

 

現在のコンテンツは…(今後どんどん増えていくそうです)

  • ボルドーワインの魅力についての解説
  • MyBordeaux Selectionのフルラインナップと4つの新しいカテゴリーの紹介
  • 飲用機会にあわせた楽しみ方の提案、 銘柄のレコメンド
  • 予算、タイプ、味わいの好みにあわせた銘柄のレコメンド

 

 

QRコードで検索できるっていうのも、若い世代には手軽ですね。

もちろん、若くない人も気軽にアクセスしてみましょう(笑)

 

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11月4日にバターロール専門店オープン@東京・茅場町

2021-11-04 12:00:00 | パン

2021年11月4日、「バターロール専門店」が東京・茅場町にオープンします。

オープンに先駆けて行なわれたメディア向け試食会に行ってきましたので、リポートします。

 

案内が届いた時、バターロール専門店なんて、初めて聞くような?と、思いました。

バターロールって、コロンとしてクルクル巻かれている、ああ、あれね、と誰もが想像する、あのロールパンですよ?

 

そのバターロールの専門店というからには、よほどの自信があると見ました。

早速、店内で焼きあがってきたところをパチリ。

 

パーカーハウスバターロールのバターロール 1個 180円(税込み)

 

ズームしてみましょう。

 

 

意外にも素朴な外観です。

でも、ふっくらとして、あたたかみを感じさせます。

 

 

 

純天然アルカリイオン水×厳選した素材×独自製法が生み出すオリジナルの味

 

最高級小麦粉や国産バターなどの厳選素材、水は純天然アルカリイオン水を使っています。

弱アルカリ性の水を製パンに使う場合、扱いにくく成形しにくい生地になるのが一般的とされているそうですが、あえて純天然のアルカリイオン水使用し、小麦のうまみを引き出しながら独特の食感を出しているとのこと。

 

 

作っているのは、アラサー男子 3 人。

パン業界未経験ながら、飲食店で働いていた経験と知識をフルに生かして厳選素材を集め、試行錯誤の末に究極のバターロールを生み出しました。

 

 

いよいよ試食。

手に取ってみると、表面にバターがにじみ出ているのか、指先にバターの感触。

 

 

ちぎってみると、引きが強めの生地で、思ったよりしっかり&むちっとしています。

キメ細かく、しっとりとした生地で、翌日もしっとりしていそうな感じがします。

バターの風味がしっかりあり、甘いパンではないのに、ほんのりと甘みを ーこれは小麦粉から来ると思うのですがー 感じました。

外側の食感がしっかりしている点も気に入りました。

 

売場の奥がオ-プンキッチンになっています

 

バターロールは「プレーン」「レーズン」「メロンパン」の3種類。

試食会の時は、レーズンとメロンパンは出ていませんでしたが、気になりますね。

 

 

同じ生地を使用した惣菜系・スイーツ系を含め10種類ほどがあります。

 

 

惣菜系はボリュームがありそう!

ワインのお供にもなりそうで、カットしてシェアしたいかな。

 

 

イートインが30席あるので、焼きたてを店内で食べることができます。

 

奥は広くなっています

 

外のテラス席も気持ちよさそう

 

 

ドリンク類は17種類あります(ノンカフェインドリンクあり)。

コーヒーは1855 年イタリア・ローマに誕生した「ボンドルフィボンカフェ」のこだわりのコーヒー豆を使用し、バリスタが厳選した日替わりコーヒー(ホット・アイス)もあります。

 

マドラー、紙ナプキンなどが置いてあるコーナー

 

 

ランチセット850 円~(税込)もあり、本日のスープが付くみたいです。

サクッと済ませたい人に便利ですが、ビジネス街というロケーションなので、店内wifi完備ということですから、長居してしまいそう?(笑)

 

キャンディはフリー

 

地下鉄茅場町の駅からすぐの場所にあるため、外出の合間にほっと一息つきたい時にも使えそうですね。

 

バターロール専門店というだけあって、なんといっても、バターロール自体がおいしい!

ギフト用ボックスも用意されていますので、差し入れ、お持たせなどにもいいですね。

 

 

 

PARKER HOUSE BUTTER ROLL(パーカーハウスバターロール)

住 所:〒104-0033 東京都中央区新川 1-1-7 GEMS 茅場町 1F

電話番号:03-6262-8484

営業時間:平日 7:30~19:00、土曜日 9:00~17:00

定 休 日:日曜日、祝祭日

席 数:イートイン 30 席 ※全席禁煙

予 算:バターロール 180 円、ランチセット 850 円~(税込)

オープン:2021 年 11 月 4 日

アクセス:東京メトロ東西線、日比谷線「茅場町」駅 4b 出口より徒歩 2分

 

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とりあえず、のワインSoave@イタリア

2021-11-03 22:29:42 | ワイン&酒

先日昨日取り上げたポルトガルのヴィーニョヴェルデロゼと同じく、10月31日で撤退したメトロ直輸入ワインです。

 

イタリアの白ワインといえば、日本でも昔からおなじみのSoave

おなじみすぎて、あえて選ばない人もいるかと思います。

が、何を飲もうか悩んだ時に、とりあえずビール的に飲めるワインがSoaveじゃないでしょうか。

 

Valmarone Soave 2020 (Italy, Veneto)

 

2020年と若いので、とてもフレッシュ!

複雑味はありませんが、心地よい酸と爽やか果実味があり、スイスイ飲めます。

合わせるフードを選ばないのもいいと思います。

 

 

Soaveは現地取材をして、色々な生産者の色々なワインを飲んできましたので、贔屓目に見てしまうかもしれません。

が、シンプルなSoaveはお値段も安く、気軽に飲めるので、高いワインを選んで後悔するより断然オススメ。

 

 

この銘柄は、大手の量産Soaveですが、肩の力を抜いてリラックスして飲むのにうってつけ。

私は小ぶりのアジの唐揚げに合わせました。

アルコール度数11.5%とライトなのもいいですよね

 

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久しぶりのヴィーニョ・ヴェルデ、のロゼ

2021-11-02 18:14:20 | ワイン&酒

先日開けた家晩酌ワインは、こちら。

久しぶりのヴィーニョ・ヴェルデ、のロゼ

 

Vinho Verde MIRANDA Rosato(Portugal)

 

ヴィーニョ・ヴェルデはポルトガル北西部の原産地名称ワインで、白ワインが多いですが、ロゼも赤もあります。

 

このロゼに使われているブドウ品種は、ヴィニャオン、アザルティント、ボラッガルと、聞きなれないものばかり。

どれも地場品種。これらはそれぞれの特徴を調べても覚えられないので、「ローカルグレープをブレンドしたロゼ」とザックリ捉えていいのではないでしょうか。

 

白のヴィーニョヴェルデもブレンドが伝統的ですが、単一品種のヴィーニョヴェルデも近年人気で、よく見ます。

白は品種で個性がよく出るので、品種ごとの飲み比べも楽しいと思います。

 

ヴィーニョ・ヴェルデの目印となるマーク

 

さて、このロゼ。やや辛口と書いてあったので、多少の甘みがあることを想定して飲んでみました。

アルコール度数は10%と低め。

 

まず、香りが独特で個性的。

グレナデンシロップ、イチゴキャンディの香りと風味があり、これが好きな人がいる一方、苦手に感じる人もいるかもしれません。

甘みも少しあるので、料理に合わせるのはどうかしら?

ほんのわずかな発泡もあります。

 

 

いつものように、家ゴハンに合わせてみました。

とんかつならロゼは合うでしょう、と思ったのですが、ワインが浮く感じがします。

使ったグラスは足なしのやや大きめボウル。

これだと香りが立ちすぎて、どうも飲みにくく感じました。

 

 

2日目は、私がこのところよく家飲みで使っているフランチャコルタグラス(イタリアの発泡ワイン)に、よく冷やして注ぎました。微発泡の泡がまだ見えます。

このグラスだと脚付きなので、ワインの低い温度が保たれます。

グラスの形状のおかげで香りが抑えられ、飲みやすくなりました。

 

合わせたのはブリの塩焼き。ブリは魚なので、とんかつよりも臭み、クセがあり、それが逆にこのロゼとハマりました。

 

3日目もフランチャコルタグラスで。

合わせた家ゴハンは、鶏ささみのから揚げ

初日のとんかつがイマイチだったので、似たような料理は厳しいかもと思いましたが、グラスが違うからだと思いますが、今度はまずまずでした。

唐揚げの衣に何種類かのスパイスを加えていたのも奏功したようです。

 

という試行錯誤から考えると、このミランダ・ロゼは、おとなしい和食より、少しクセのあるもの、味の濃いもの、スパイスを使った料理が合うように思います。

とも合わせましたが、これも大丈夫で、おそらくイチゴにもよく合うんじゃないでしょうか。

 

ロゼは、色々なものと合わせやすいワインですが、ワインの個性、クセ、香りが強い場合には、ワインに負けない強い個性を持つものと合わせてみるのも手ですね。

 

 

このワインは、10月31日で完全クローズしたドイツの流通会社「メトロ」の直輸入品で、店舗の閉店セールで購入しました。

そのため、非常にお安い価格

ネット通信サイトではいくつか取り扱っているのを見ましたが、意外といいお値段で、ギフトセットもありました。

このクセにハマる人にはいいかもしれませんが、ギフトは贈る相手を選びそうかもしれません。

スクリューキャップで、開けやすく、管理もしやすいのはいいと思います。

 

 

ヴィーニョ・ヴェルデについて詳しく知りたい場合は、下記の記事を参考にしてください。

 

ポルトガルのワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」じわじわ来ています!

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/b94e131498128ffaeb197aed6e6632bd

 

いよいよブレイク?!爽やかワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/ee23af23cf81e4f0f51d073808ad608b

 

爽やかなポルトガルワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/c7b1f317f397ab33638ceeae8f7c1c0e

 

いよいよブレイク?ポルトガルのワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/02281181bc4f055a18cfc8ff248cba1a

 

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クラファンで豪州ワイン「シロメィ」を手に入れる

2021-11-01 21:46:19 | ワイン&酒

以前からありましたが、コロナ禍でますます日常的になったクラウドファンディング

今やさまざまな内容のクラウドファンディングがあり、リターン目的で支援する場合もあるかと思います。

 

今回、オーストラリアワインのプロジェクトの案内をいただきましたので、紹介します。

以前、ここでも何回か取り上げている、

豪州クイーンズランド州グラニットベルト地域でワインづくりを行なう「シロメィワイン」です。

 

 

クイーンズランド州(州都ブリスベン)は亜熱帯気候ですが、グラニットベルトは標高約1000mの高地にあり、冷涼な気候の地域です。

このグラニットベルトで、2000年からスタートしたのが「シロメィワイン」です。

 

シロメィワインのことはよく知っているつもりでしたが、日本人の佐藤泰士さんがシロメィの醸造とマーケティングに携わっており、その佐藤さんが、クラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げました。

 

佐藤泰士さん

 

以前は日本の輸入元がありましたが、現在、その輸入元での取り扱いは終了しているみたいです。

 

そこで、佐藤さんは、ブドウそのものの生産量が極少かつオーストラリア国内でもワインの流通量が極端に少ないボトルまず一般消費ルートには出回らないレアワイン)を、クラウドファンディング限定で販売することにチャレンジしました。

 

目標金額は120万円で、申込期間は2021年12月23日(木)まで。

 

 

 

■「ワインオーストラリア・グラニットベルトワインを伝えたい!」申込ページ

https://www.zenes.jp/projects/granite-belt-wine?utm_source=press_release&utm_medium=newscast

 

6本セットの場合

 

支援金額とリターンの組み合わせはいくつかあります。

概要と内容をよく読み、各自ご納得の上、お申込みください。

 

 

「シロメィ」の以前のリポート記事がありますので、参考にしてください。

 

豪州クイーンズランドのワイン「シロメィ」

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/1f0ce38bbbafbeaa2fa725488973d587

 

豪州のプレミアムワイン「SIRROMET」の醸造方法ガニメデ

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/2975c47676a3468e691c3fed81bd6fb2

 

 

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