ここ数日、仕事の合間にカメラマン成岡正之さんの会社・オフィスゾラ静岡に通って、『吟醸王国しずおか』パイロット版の編集に没頭しています。半年間撮り貯めた約50時間分のテープを、20分程度にまとめる作業です。帰宅しても目がチカチカして頭がボーっとしてます。ふだん使わないアタマを使うせいでしょうか、寝ようにも目がさえて眠れません。深夜、ちょっと冷酒をひっかけてブログを書こうと思ったら、手元がすべってパソコンの上にグラスが横倒し…。喜久醉を呑みこんだVAIOはそのまま昇天してしまいました(惨!)。
そんなこんなで、リタイアしていた旧型VAIOを引っ張り出して、なんとかネットのやりとりはしていますが、昇天VAIOのハードディスクに保存し、バックアップを取っていなかった約10ヶ月分のデータ(バックアップは10月の誕生日に取るクセがついてました)が消滅してしまったのは悔やんでも悔やみきれません。とくに悔やまれるのは吟醸王国しずおかの撮影風景を撮り貯めたデジカメデータ。考えてみると、パソコンだのみのSOHOワーカーなのに1年もデータを放ったらかしにするなんて、ホント、緊張感なさすぎですね。お恥ずかしいかぎりです。ブログにUPした写真だけは、ブログのフォトアルバムに残っているのが不幸中の幸いです。
1日夜は、21時ごろゾラから帰ろうとしたら、足元がふらついて階段をふみはずし、右足の親指のツメが真っ二つ。指先のケガってたまらなく痛いんですよね…。骨でも折れたのならまだしも、ツメが割れたぐらいなら大したことないかと思ったら、車のアクセルが踏み込めないくらいジンジン痛くなってきて、たまらず、そのまま急病センターの外科へ。ガーゼでぐるぐる巻きになった親指を眺めて、明日から履いていく靴がないなぁと途方に暮れてます。
そんなこんなで、自業自得の不運続きですが、編集作業は、ゾラの編集スタッフ山本樹里さんのサポートで、今日までに30分程度の長さまでまとめることができました。
「予告版にしては完成度高いっすね」「無理に20分にしなくてもいいじゃないですか」等などの声に気をよくし、とりあえず来週、樹里さんの手が空く木曜日までに、この30分バージョンでテロップ原稿の仕上げをしようと思っています。20分のつもりで関係者には試写の準備をお願いしていましたが、もう少し長くなるかもしれません、何卒ご容赦くださいませ。
というわけで、やっとここから本題。
ようやくみなさまに、『吟醸王国しずおか』の映像の一部をご覧いただく段取りが決まりました。興味のある方はぜひお越しください。
映像製作委員会の会員には別途、会報誌『杯が満ちるまで第2号』(お盆休み前にお届けします)にてご案内いたしますので、楽しみにお待ちくださいね!
◆『吟醸王国しずおか』予告パイロット版試写会のお知らせ
2008年1月から6月まで撮影した一部を仮編集した予告パイロット版をいち早くご覧いただき、制作過程のご報告と、会員増強を目指す試写会を開催いたします。<入場無料、要予約>
○日時 8月30日(土) 1回目上映17時30分 2回目18時30分 3回目19時30分
○会場 静岡市クリエーター支援センター 3階プレゼンテーションルーム(静岡市葵区追手町4-16 TEL 054-205-4759 *静岡県庁南隣、旧青葉小学校)
○申込み しずおか地酒研究会(鈴木真弓) msj@quartz.ocn.ne.jp
*席数に限りのある試写ルームですので、必ず事前にご希望の回のご予約をお願いいたします。
◆『吟醸王国しずおかの軌跡~静岡酒のドキュメンタリー映画、間もなく完成、予告編を東京初上映』開催!
静岡県清酒鑑評会審査員としておなじみ・日本酒ジャーナリストで日本酒輸出協会理事長の松崎晴雄さんと、名著「日本の大吟醸」「杜氏という仕事」でおなじみ・エッセイスト藤田千恵子さんが、静岡吟醸への熱いエールを込め、予告パイロット版試写を兼ねたセミナー&パーティーを企画してくださいました。静岡酒だけをテーマにした松崎&藤田両氏の貴重な講話と、吟醸王国しずおか映像製作委員会会員の蔵元8社の銘酒&日本外国特派員協会パーティーホール自慢の多国籍料理が楽しめるスペシャル企画。首都圏在住の静岡酒ファンにぜひお声かけをくださいませ!
○日時 8月31日(日) 16時開場 16時30分開演 第1部セミナー&試写会、第2部パーティー(20時終了予定)
○会場 日本外国特派員協会(東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル北館20階 TEL 03-3211-3161 *JR有楽町日比谷口前)
○会費 8000円
○申込み 日本酒市民講座(松崎晴雄)TEL 03-3260-5959 FAX 03-3260-5981 kikisake@dream.com