多忙な週末です。世間はオリンピック観戦&お盆休み突入モードですが、映画づくりなんか始めちゃったせいで、休みは全滅、仕事先からは締め切りを突っつかれ、ついでにパソコンはダメになるし、はがした足のツメをかばってヘンな歩き方&お風呂の入り方を続けて腰が痛くなるしで、さんざんな8月です。
こういうときって、ちょっとした励ましの一言やサービスがジーンと来るんですね。ブログを見てくださった方の「自分の知り合いでパソコンに詳しい者を紹介するからハードディスクだけでも救済できるかも」というメールや、吟醸王国しずおか映像製作委員会メンバーの「よくあきらめずにがんばりましたね」という一言。疲れているときこそ、何気ないそんな言葉がすごく効きます。
たぶん、世間的には、プロのライターならパソコンの情報管理ぐらいまともにしろよ、とか、映画だって自分の名を売るために蔵元や酒屋にカネをたかってるんだろう・・・なんて白い目で見てるんだろうと想像します。あるいは、20年もかかわっているテーマなら、カンタンに作れるだろう、作れて当然、みたいに過剰評価されているかもしれません。
・・・疲れているときは、こんなふうに悪い想像ばかり巡らしてしまうので、「がんばったね」「力になるよ」という声かけは、愚かで小さな自分をちゃんと見てくれる人がいるって解って気持ちをとてもラクにしてくれます。
これ、私のような単純な人間だけに効くことかもしれませんが、自分と同じように疲れている人がいたら、気持ちが萎えるようなマイナス情報ではなく、少しでも気力が上向きになるような声かけをしようと思います。もちろんマイナス情報は看過できませんが、元気のあるときなら跳ね返せるものも、そうでないときはホントにヘコみますからね。相手の気持ちを追い詰めるような態度はいけないってこと、自分が弱っているときほど身に染みて解ります。失敗やヘコみも、たまにはいいクスリなのかもしれません。
ゆうべは、気力アップメールに嬉しくなって気力がみなぎり、年末の大掃除以来、ちらかり放題だった部屋の大掃除を突然始めました。やらなきゃならない仕事は山積みなのに、掃除っていざ始めるとやめられなくなりますよね。結局寝不足で疲れが倍増した感のある今朝ですが、整理整頓したデスクを前に、清々しい気持ちで、まずはブログを書こう!と思った次第です。
応援してくださるみなさんの温かいお心遣いに、持てる力で精一杯お応えしようと、昨日(9日)、映像製作委員会会報誌『杯が満ちるまで』第2号を発送しました。今回は試写会のご案内も兼ねているので多めに刷って、お世話になった会員外の方々にもお送りしました。酒造りのドキュメントを作る意義やカメラマン成岡さんの朝鮮通信使撮影秘話、会員の応援メッセージなども紹介してますので、楽しみにお待ちください。
◆『吟醸王国しずおか』予告パイロット版試写会のお知らせ
2008年1月から6月まで撮影した一部を仮編集した予告パイロット版をいち早くご覧いただき、制作過程のご報告と、会員増強を目指す試写会を開催いたします。<入場無料、要予約>
○日時 8月30日(土) 1回目上映17時30分 2回目18時30分 3回目19時30分
○会場 静岡市クリエーター支援センター 3階プレゼンテーションルーム(静岡市葵区追手町4-16 TEL 054-205-4759 *静岡県庁南隣、旧青葉小学校)
○申込み しずおか地酒研究会(鈴木真弓) msj@quartz.ocn.ne.jp
*席数に限りのある試写ルームですので、必ず事前にご希望の回のご予約をお願いいたします。
◆『吟醸王国しずおかの軌跡~静岡酒のドキュメンタリー映画、間もなく完成、予告編を東京初上映』開催!
静岡県清酒鑑評会審査員としておなじみ・日本酒ジャーナリストで日本酒輸出協会理事長の松崎晴雄さんと、名著「日本の大吟醸」「杜氏という仕事」でおなじみ・エッセイスト藤田千恵子さんが、静岡吟醸への熱いエールを込め、予告パイロット版試写を兼ねたセミナー&パーティーを企画してくださいました。静岡酒だけをテーマにした松崎&藤田両氏の貴重な講話と、吟醸王国しずおか映像製作委員会会員の蔵元8社の銘酒&日本外国特派員協会パーティーホール自慢の多国籍料理が楽しめるスペシャル企画。首都圏在住の静岡酒ファンにぜひお声かけをくださいませ!
○日時 8月31日(日) 16時開場 16時30分開演 第1部セミナー&試写会、第2部パーティー(20時終了予定)
○会場 日本外国特派員協会(東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル北館20階 TEL 03-3211-3161 *JR有楽町日比谷口前)
○会費 8000円
○申込み 日本酒市民講座(松崎晴雄)TEL 03-3260-5959 FAX 03-3260-5981 kikisake@dream.com