杯が乾くまで

鈴木真弓(コピーライター/しずおか地酒研究会)の取材日記

朝鮮通信使上映会のお知らせ

2009-03-13 09:16:45 | 朝鮮通信使

 静岡県立美術館で現在開催中の『朝鮮王朝の絵画と日本』展、みなさんはもうご覧になりましたか?

 

 教科書に出てくるような有名な芸術家や画家の展覧会とは違い、また、ヨーロッパアートに比べると地味な水墨画が中心の企画展ですが、予想以上にお客さんが入っているようです。公開ワークショップに参加した3月1日も、展覧会場には親子連れや若いカップルなど、私が想定していなかった?ギャラリーが大勢いて、驚きました。学芸員の福士さんも「おかげさまで週末は予想以上の入り」と喜んでいました。

 

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 再三ブログでご紹介のとおり、静岡市の呉服町生まれの山本起也監督(「ツヒノスミカ」で2008年スペイン国際ドキュメンタリー映画祭最優秀監督賞受賞)がメガホンをとり、名優林隆三さんが朗読・主演し、わが「吟醸王国しずおか」の名カメラマン成岡正之さんが撮影し、不肖鈴木真弓が脚本を担当した映像作品『朝鮮通信使~駿府発二十一世紀の使行録』。山本監督の凱旋上映会(08年6月)以来の公式上映会が、明日(14日)13時30分から、静岡県立美術館講堂にて開催されます。(入場無料、先着250名)

 

 また、この作品で取り上げた絵画―英一蝶の「朝鮮通信使小童図」(大阪歴史博物館辛基秀コレクション)、二代鳥居清信の「馬上才之図」(高麗美術館)、葛飾北斎「富嶽百景」などが、3月17日から29日まで展示されます。

 上映会と同日に観られないのが残念ですが、朝鮮通信使研究の世界では必見の名品ですから、未見の方はぜひ足をお運びくださいまし!

 

 

 映像作品『朝鮮通信使~駿府発二十一世紀の使行録」についてはこちら

 静岡県立美術館『朝鮮王朝の絵画と日本』展についてはこちらを。