カササギたちの四季
道尾秀介
彼女は確かに嘘をついた。しかし、嘘をつくその気持ちはこの上なく本当だったに違いない。
~中略~
無表情という嘘で覆っても、哀しみを隠すことなどちっともできないのと同じだ。
嘘をつく*
嘘にもいろいろある。
嘘はいけないけど
世のなかには
嘘をついたほうが
いいときもあると思う。
もちろん嘘をついて
相手が傷つかないことが大前提。
嘘をつくことによって
相手が救われるなら
それは正義かもしれない。
でも嘘は言うべきでないと
思うひともいるかもしれない。
難しい*
だけど相手を思いやる嘘は
時には必要だと私は思う。
そして哀しみの裏にある嘘*
時として自らに弊害があるとしたら
相手の気持ちを推し測る余裕はないだろう。
でも歳を重ねてきたからこそ
どんな場面でも
相手の気持ちに寄り添える
大人になりたいと思う今日この頃。
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