ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

奥の細道旅行譚(石巻散策)

2015年10月27日 | 旅行

やっと仙石線の終点石巻駅に着きました。夕方です。

最近全線が復旧しました。途中海岸線に沿って真新しい堤防が出来ています。

電車は海岸線に沿って海沿いを走り素晴らしい景色です。穏やかな海なのに一度怒り出すと人間の手にも負えなくなるのは何故でしょうか。

仙石線の石巻駅です。

こちらは石巻線の石巻駅。ここが終点ではなく最近、全線が復旧して女川駅(おながわ)まで向かいます。

石巻駅前です。

タクシーの運転手さんの話ではこの辺まで1mぐらいの水が来たそうですよ。

石巻マンガロードを歩いてみました。

石ノ森章太郎さんは宮城県登米市に生まれて生前に石巻市長との対談の中でシャッター街になってしまった石巻の中心を活性化させる目的で石ノ森萬画館を旧北上川の中瀬に建設しました。

街の中はまだまだ復興の起重機が働いています。

館の中はらせん状になっていてトキワ荘の模型やサイボーグ009の世界、仮面ライダーの世界と楽しく見ながら3階まで行けます。

あえて漫画ではなく萬画宣言をしています。

萬画は万画です。

あらゆる事情を表現できます。

一から万(無限大の意味を含む)のコマによる表現です。

など6条の宣言を提唱しています。

したがって石ノ森萬画館です。

復興したばかりの石巻魚市場に行ってみましたが休日でお休みでした。残念!

8月には再開のニュースが関東地方にも流れました。

町中にある石巻市復興まちづくり情報交流館です。

新しい未来の石巻の模型がありました。

壁の上部の波の線があるところまで水がやって来たそうです。

いたるところに津波の傷が残っていて本当に大変だったんだなと思いました。

日本製紙石巻工場。

津波の前は老朽化した工場だったそうですが東北のためにもという事でいち早く最新鋭の工場に生まれ変わったそうです。

再び勤務することができた社員、市税が期待できる石巻市、出張で工場にやってくる外部の人達が乗るタクシー、それぞれの人達がホッとしているのではないでしょうか。

しかし民間会社の場合、目的が工場の復興とはっきりいているので再開も早そうです。

役所もつまらない縄張り争いなどしていないで迅速にやってもらいたいものです。

コメント
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