さて夕方になって豊橋駅に着きました。
まだ千葉に帰るのはもったいないので豊川稲荷に行ってみました。
ついでじゃないですよ。豊川稲荷は商売繁盛の神様です。お金がじゃんじゃん入るように最初から参拝の計画は入れてありました。順番が違っただけです。
名古屋鉄道の豊川稲荷駅です。
豊橋駅からはJR飯田線(運賃210円)か名古屋鉄道(400円)を利用していきます。
駅が隣り合わせにあるのに(豊橋駅も豊川稲荷駅も)運賃がずいぶん違うなと思いましたが名鉄はまだ乗車したことがなかったので名古屋鉄道で行きました。
名鉄本線から国府駅で名古屋からの急行に乗り換えます。国府~豊川稲荷(7.2km)は名鉄豊川線です。
豊橋駅から乗車すると少し遠回りの感じで名鉄は名古屋方面から来る参拝客に便利なようです。
総門
運賃のことでゴチャゴチャ小さなこと言っていたら本格的に雨になりました。
旅先で雨に降られるのは久しぶりです。
総門から反対を見ると参道になっています。(大通りから来ました)
時間の関係で昼抜きで来たのでちょっと参拝前に何か食べましょう。
腹が減っていたのではゆっくりお願い事が出来ません。
やっぱり名物いなり寿しですね。
いなり寿しは豊川稲荷の門前町が発祥の地らしい。わさびが入っていたのがピリッとして美味しかった。
豊川稲荷うどん。
鐘楼堂。レンズに雨が当たっています。
昔から日本人は狐を神聖視して来ました。
狐は穀物を食い荒らすネズミを捕食し、狐の色や尻尾の形が実った稲穂に似ていることからです。元々は農業の神様です。
TPP交渉でもアメリカ通商代表に
「お宅の国でもお稲荷さんを祀るとカルフォルニア米がたくさん取れますよ」と教えてあげれば
「ミスター甘利がいいことサポートしてくれたのでジャパンの米の関税は少し高くしてあげよう」
と言ってくれたかも。
鳥居の向こうに本殿が見えてきました。広い。
日は暮れてくるし雨は降るし人影まばらで寂しい。
金儲けのお願いに来てバカずらして歩いていて狐に騙されないようにしよう。
本殿
約570年前の室町時代に創建された曹洞宗の古刹で、正式には豊川閣妙厳寺というれっきとしたお寺です。
境内に祀られている鎮守・護法の善神である豊川ダキニ真天(豊川稲荷)からお稲荷様と言われているそうです。
三大稲荷というと豊川稲荷とあとは諸説があって文句が来るといけないけど
伏見稲荷と祐徳稲荷という説があります。全国に有名なお稲荷さんは沢山ありますので決めるのは難しいでしょう。
右側の難しい漢字が豊川ダキニ真天と読みます。
それでは参拝しましょう。
ちょっと食べてきましたが酒は飲んでいないのでまじめにお参りしています。
どうぞ死ぬまで金が儲かりますように!!!
昔から営業戦略はありません。いつも神頼み、風まかせです。ご隠居は心地よい風が好きなのです。
弘法堂
あっちこっちに狐がいます。
霊狐塚
約1000体の狐像がそろっています。
現在は願いが叶った信者が像を献納しています。
薄暗いので不気味ですが昼間明るい時に来てゆっくり見るとそれぞれの表情が豊かなのが分かります。
奥ノ院
広い敷地でもう少しゆっくりしたいところですが豊橋駅に停まる上りの新幹線は少ないのでこの辺で撤収です。
これで豊橋の旅は終了です。
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