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調布に住んでいた頃の思い出

2015年07月28日 | 家族・自分
先日、軽飛行機の墜落現場となった調布市富士見町。

私は学生時代、現場すぐ近くの調布市上石原に住んでいた。
当時の出来事が懐かしく思い出される。

学生時代2度目の引越しが調布市上石原だった。
最寄駅は京王線調布駅のお隣、西調布駅。アパートの名前は上石原荘。

何が理由で調布から引越したのか、どのようにして荷物を運んだのか全く覚えていない。大学後半の2年間住んだ記憶があるが、冷蔵庫、クーラーもなかったと思う。当然、電話も・・・ いったい何を食べて、どんな生活をしていたんだろう?なにも思い出せない。

覚えているのは、夏開けっ放しの窓からゴキブリが飛んで入って来てビックリしたこと。部屋のドアを開けてすぐの所に殺虫剤を置いて、大学から帰ると白い壁を這いずり回るゴキブリ退治に忙しかったこと。調布飛行場を飛び立つ航空機の音を聞いた覚えはないが、夜中甲州街道を行き交う暴走族のラッパとバイクの音がうるさかったこと。

大学からの帰りは、都心にビルを持つ不動産屋の息子のマツダカペラに時々同乗させてもらった。その息子は、田舎出身の貧乏学生のために果物をたくさん持って来てくれたり、とても優しい男だった。

脱線事故を起こした京王電車に乗っていたことがある。

物凄いブレーキ音とともに、急停車した電車。乗客の何人かが重なり合うように前のめりになる。きな臭い匂いがあたりに漂う。電車から降りて、線路伝いに避難する。一緒に乗っていた友人が止せばいいのに電車の下を覗き込んで一言。「人の首・・・」。後で聞けば、車が踏み切り内で立ち往生。周囲の人が「電車が来たから逃げて!」と声を掛けたのだが後の祭りだったとのこと。幸い私が乗っていた車両は最後尾、脱線は免れた。

学生時代の思い出が走馬灯のように駆け巡った。

以前、調布に住んでいた者として、この度の事故でお亡くなりになられた方々のご冥福を謹んでお祈り申し上げます。

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