荻原浩のユニバーサル広告社シリーズ第2弾。
主人公杉山の勤めるユニバーサル広告社がよりによって暴力団・小鳩組のCI(コーポレート・アイデンティティ、企業イメージ統合戦略)に携わるっていうお話がメイン。
だが、小生のお目当ては「オロロ畑でつかまえて」の時に書いたようにメインストーリーと並行して語られる杉山個人のストーリー。今回も元妻との間に生まれた一人娘の早苗と杉山とのふれあいが心にしみた。ラスト3頁でついに堪え切れずに涙が・・・
基本ユーモア小説ながら泣かせる技を持つ荻原浩恐るべし!
本が切れるのが怖いのでちびりちびり通販で購入していて、現在3冊が小生に開かれるの待っている。
嗚呼~♪
すっかり読書依存症(笑)。