最後の夏の神奈川県大会2回戦13-0でコールド負けした高校球児が主人公。
中学校の同級生が次々と襲われ、当時いじめを受けていた少年が犯人として浮かび、同級生有志が犯人を捜し始める・・・いわば青春ミステリー。
最初は母校野球部後輩への配慮からおとなしかった主人公だが、途中から喧嘩に加わるは、酒を口にするは、で、「チームが活動停止にならないか?」とそればかりが気になった小生(笑)。
しかし、いつも思うことだが、荻原さんの作品は半分ぐらいまで正直退屈だ。そして半分過ぎから俄然スピード感とハラハラドキドキがやって来て、読み終わると思わず「あ~面白かった!」と呟いてしまう面白さだ!待っている本が3冊。さ~、次はどれにしよ~かな~♪