山本五十六(上)-阿川弘之 2020年01月12日 | 読書 評価 いつかは読みたいと思っていた本作をついに手にした。 豪胆で茶目っ気たっぷりな山本五十六の人柄が丁寧に紹介されている。そして、芸妓(千代子、正子)との恋路もふんだん。かなりもてた人だったようです。上巻は真珠湾攻撃前年まで。 当然ながら、盛岡中学出身の陸軍大臣・板垣征四郎、海軍大臣・及川古志郎、総理大臣・米内光政が三国同盟締結をめぐって激論を戦わせる場面に血わき肉躍る!! 【追伸】 芸妓・千代子は、山本五十六と出会う前、盛岡の馬持ちの男と関係があったそうです。