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白夜行ー東野圭吾

2020年01月23日 | 読書

評価3

文庫本854頁に及ぶ長編。読み終わるのに5日間を要した。
大阪の廃墟ビルで質屋の主人が刺殺された。容疑者が次々に浮かぶが事件は迷宮入りする。しかし、老刑事・笹垣は「容疑者」の娘・西本雪穂と被害者の息子・桐原亮司の二人の人生を追うことを止めようとはしなかった。二人が小学生~30歳をむかえるまでの日々とそれに連なる事件と二人を取り巻く人間関係が紡ぎだす壮大なストーリー。

いやはや、登場人物が多いので、メモを取りながら読んだ。しかし、読後の感想は「ここまで、読ませておいて、この結末はないでしょう!」世間的には評価が高いようだが、いろいろな事件の真相が明らかになっていないのでモヤモヤ感が半端ない(笑)。探偵の今枝さんはどこさ行ったのさ!?コンピュータゲームソフトはどうやって盗んだのさ!?

もっと雪穂の犯罪を暴き出して欲しかった!
もの凄く消化不良だ!