評価
ロンドン近郊で起こった4連続殺人事件。
被害者がABCの順に殺害され、街の頭文字も同様、そしてABCという旅行雑誌が各現場に残されている、この不可思議な事件をポアロが追う。犯人が上がったかに見えたが、この人物はBの事件でアリバイがあった。同一犯による犯行か?はたまた?ポアロが難事件を鮮やかに解決!
「ミッシング・リンク(失われた環)」
な~るはどな~ すっかり騙されました。
さすがアガサ・クリスティ奥が深い。
しかし、ちょっと、この本の翻訳者さんに問題あり。
この作品は密室殺人ではなくて、連続殺人+精神的に追い込まれた人間に焦点が当てられいるのに、紋切り型の和訳が、その味を出し切れていないように感じられる。
こう考えると、やっぱり、気分に浸れるのは日本の推理小説ってことになりますかね。