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輪違屋糸里(下)-浅田次郎

2022年02月02日 | 読書

評価4

再読(前回2018年1月24日)。
新選組局長・芹沢鴨を長州追い落としのために利用してきた会津藩主から粛清の命を受けた近藤勇一派は島原芸妓・糸里、吉栄を謀略に引き釣り込み、壬生の郷士宅で芹沢鴨と愛人のお梅、平山五郎を惨殺。糸里と吉栄の運命は・・・?糸里の啖呵が心に浸みる。

真の侍になろうとしてなり切れない新選組の男たちと人買いに買われて芸の道にのみ生きようとする女たちの姿がオーバーラップして進む物語。浅田次郎お得意の味付けに酔いしれつつ一気に読了。




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