まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

ローカルな小さな発見

2015年10月09日 | ぶらぶらウォーキングの日々

房総駅間ひとりウォークを初めて、10か月になりました。

それ以前のあたしは、出張等で電車を使う以外は、ほとんど利用しない人で、JR運賃にもまったく関心がありませんでいた。
どれだけかかっても、旅費で、会社が払ってくれるんだから、いいや。そんな感じだったと思います。

月1回のペースですが、外房線、内房線を利用するようになり、目的駅までの運賃を試算し、スイカにチャージするようになると、運賃をしっかり認識するようになりました。

最初に気付いたのが、切符で乗るのと、スイカで乗るのでは、円単位の端数ですが、微妙に違うということ。切符の方が安い場合がある。

”あたしの勝手な常識”では、モバイルスイカには、年会費を払っている。一時的にせよ、未使用のチャージ金は、JRが使うことができる。切符を発券するコストもかからないのだから、当然、切符よりスイカの方が有利なんだろう、と思っていました。

今月の発見は、一定区間ですが、営業キロが短くなるほど、運賃が上がるという怪です('Д')

千葉の外房線と内房線は、千葉市の蘇我駅(房総駅間ひとりウォークの起点にした駅)で、接続して、山手線のような、環状線になっています。房総を回ろうとすると、なんどか乗り換えは必要ですが、ぐるぐる回ることができます。

”あたしの勝手な常識”では、右回りでも、左回りでも、運賃は変わらないのだろうな、と勝手な思い込みがありました。

あたしが使う外房線の最寄り駅から、例えば、館山駅までの運賃は、外房線の終点、安房鴨川駅から内房線で行っても、蘇我駅から内房線で行っても、同じ金額です。蘇我駅経由の方が営業キロは1.5倍長いですが、これは、想定通り。

今回、岩井駅まで蘇我駅軽油で内房線で移動し、浜金谷駅まで歩いたのですが、えっ、なんでこうなるの?の珍事案に遭遇。

行きの岩井駅まで、1663円。帰りの浜金谷駅からは、1944円。

右周りに、安房鴨川駅から内房線で移動した場合は、営業キロも長くなるので、運賃も上がる。これは納得!

左回りに、蘇我駅経由で移動すると、営業キロが短くなるのに、運賃が上がる!これ、よくわからん!

移動時間や乗り継ぎの利便性を考えると、どこかに立ち寄る目的がなければ、蘇我駅経由を選ぶのが順当で、そうなると、自然、割高な運賃で乗ることになる。

もう一駅歩いて、竹岡駅から乗ると、1663円。
岩井ー竹岡間は、1663円でいいんじゃないの?

外房線と内房線の房総環状線の中間点は、営業キロで105キロあたりのようで、そのエリアの運賃が最高の1944円。

外房、内房の駅から、営業キロの中間点付近の反対側の駅へ移動し、乗り降りするときは、こんなことも起こるんだぁ、とローカルな小さな発見です。

まあ、どうでもいいか、と苦笑いです。

コメント
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