まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

減税、お願いします

2024年01月12日 | 少し働く日々
お上が公表した国民負担率という数字がある。

(↓ ここ参照)
『令和5年度の国民負担率を公表します(令和5年2月21日)』
https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/futanritsu/sy202302a.pdf

昭和45年頃25%であったものが、ここ数年のそれは、財政赤字を含めた潜在的な負担率で、60%に近い。

子供の頃、社会科の授業で、近世、江戸時代の年貢負担率は、『四公六民』から『五公五民』と教えられた。その背景には、「民は生かさぬように、殺さぬように」働かさせ続けるという考え方だったとも。

時は流れて今、その中身は詳しくはわからないのだけれど、数字を見る限り、『六公四民』に近づいている感じ。

これじゃ、民草は自分の糊口をしのぐのが精一杯で、子を持ち、育て、将来につなげてゆくなんてことはできないじゃないですか。(怒)

民は、死んじゃいますよ。

確かに、豊かさを知ってしまった民草だから、過剰なほどのサービスを求めたり、権利主張が強かったりと、たくさんの公的なサービスのためのお金が必要だということは理解できるのだけれど、集められたお金の使いみちが、ぜんぜん生活に響いてこない。

利権のブラックホールに吸い込まれているような無駄遣いが多くて、必要なことに使われていない感じがする。

国があるから、国民がいるようにもみえるけれど、実際のところ、国民がいない、皆そっぽをむいている民がいるだけのところでは、国という枠組みは成り立たない。

お上よ、もう一度民草の方をよくみてよ。

自分の生活を守ってくれるという実感のある社会の枠組みのためにお上がお金が必要なら、個人的には、『六公四民』でも、豊臣時代の『二公一民』の割合でも、理解もし納得もして、働けるうちは老体にムチ打ってでも働く。

自分の生活ペースのハリのためもあるのだけれど、生活費の補填に低賃金のシルバーバイトをすると、すればするほど負担がぐんぐん増え、ドツボにハマる感じ。

低賃金じゃ、負担に追いつかない。
これ、なんとかならないか。

お上の方で、社会をかえる知恵も力もないのなら、ぐっと減税して民草の力に任せてみてはどうかとも思う。

政治資金を公金でもらいながら裏金をつくったり、領収書のいらない公金を公然と使いつづけたり、ちと度が過ぎるんじゃ。

ばらまきじゃなくて、制度としての減税をお願いします。m(_ _;)m

私的には、大いに働き、大いに納税をして、それが社会に役立つという喜びというか、国を愛する心というか、そんな実感の持てる国であってほしいと思う。

徴税に追われ、青息吐息でやっと納めた税金。
それが、どっかへ行ってしまっているってんでは、トホホである。
夢も希望も持てない!
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今年もぼちぼちシルバーバイト

2024年01月11日 | 少し働く日々

12月は体の調子が悪かったのだけれど、シルバーバイトで気心のしれた仲間に、「ちょっとくらい大丈夫、大丈夫。年取ればどこも悪くないなんて方が少ないんだから、出てきてよ!」とそそのかされ、すっかりその気になって28日まで働いた。

22日間もバイトをしてしまった。(-_-)

いつものメンバーで気楽に作業ができ楽しかった反面、正直、ちょっと体はしんどかった。

数日家でゆっくり年末休みをし、体調も戻ったかな?と思いつつ、いつもの「いやぁ、正月、めでたい!乾杯!」と晦日からお正月2日にかけてハメを外したら、左足がぽっこり腫れだして、あららの痛風で新年スタートである。(笑)

今回はなかなか腫れがひかず、まだ本調子ではないのだけれど、いつものシルバーバイトを紹介してもらったので、初仕事に行ってきた。

痛いからって弱気になって家に引きこもっていては、じいさん、弱るばかりである。
少々痛いくらいなら、世の中へ出たほうがいい。

気持ちが前向きになる。

それにしても、12月は少々ヨクバリじいさんだったなぁと反省。

無理すれば酒量も増えるし、疲れもたまる。家事もたまるし、ストレスもたまる。

物価高で現金はどんどん出ていき、インフレ傾向で貯金(虎の子)は相対的に減。おまけに時給上がらず。年金横ばい。

頑張ってもたまらないのは、お金だけ(笑)だけれど、少しずつでも歩みをとめなければ、生活苦になって、へこたれることはないと経験上思う。

毎日、一歩前進、日々勉強。

今年も週3〜4日のペースで若い社長が紹介してくれる現場へ興味津々行って、できることを、惜しみなくして、日々を送っていこう。(かな)

寒いけど。(笑)

痛いのも早く治んないかなぁ。(-_-)

 

 

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ガソリン高騰、生活物資じわじわ

2023年08月24日 | 少し働く日々

暑い!

今日も、持参した水3Lを飲み干し、青息吐息で帰宅。

道路の舗装補修工事。
お昼休憩15分。他に、休憩なし。
16時30分には、終了したけれど、これって、合法?って思ったりする。
でも、これでも、ありがたい現金収入である。

帰路にガソリン給油。
ガソリンは1L、170〜180円台。

字田舎の車社会では、これはとても辛い。

でも、考えてみれば、○○天然水が500CC、100円以上もすると思うと、これは決して高くはない。

ガソリン代の負担はじわじわ重いけれど・・・・。

電気やガス、水道代は、お上がありがたくコントロールしているけれど、その他は便乗のように値上げ。
特に、食べるものが次々に値上げになるのは辛い。

毎日の食卓は、庭先農園でとれる、ナス、キュウリ、トマト、ゴーヤ、オクラの連続。
こういう恵みのありがたさも、じわっと感じる。

便乗だっていいんだけれど、上がった分を、為替で外国に持っていかれる一方ではなく、国内の、特に、若い世代に還元してほしいと強く思う。

ジイサン、バアサンは、梅干しつけて、粥すすって、自助努力。
ここまできたら、できることをしてなんとか生き延びていくしかない。

値上げだって、悪くない。

ちゃんと循環してくれれば経済は回る。

夕方聞こえるヒグラシの声が、「金金金」って聞こえて、ほんとわびしい。
これって、被害者意識?認知症の始まり?

でも、動けるうちは、自分の銭勘定は、少し働く日々を続けたい。

残された自分の時間とともに、あまねくいっさいの皆さんが、いい時間を過ごせるように、そう思う。

今日の現場ははじめから4日間入った。

地域のみなさんにとっては、いろいろご意見、ご不満もあったに違いないけれど、結果として、けが人もなく、車の事故もなく、きれいな道路に復旧するお手伝いができた。

また、10年くらいは、ご意見、ご不満もあった皆さんも快適に使えるのだろうと思う。

年取って、ポンコツに近い人たちの警備会社だけれど、施工業者のメンバーとともに、うちのポンコツメンバーも、ちょっと充実感があったようで、帰りに雑談し、再会のときはよろしく!と、元気に解散した。

みんな、生活保護にいかないように、頑張っている。

これも高齢者、後期高齢者の一面、現実である。

 

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豊かなようで、厳しいなぁ

2023年04月05日 | 少し働く日々

昨今の物価高などをうけて、大手製造業を先頭に今春闘は過去最高の賃上げ水準となっているようだ。

こういう動きが社会全体に広がって、活きの良い社会が戻ってきてほしいと思う反面で、『非正規労働者8割「賃上げなし」』というニュースも流れている。

『物価上昇で生活が苦しくなったとの回答は「とても」が40.4%、「どちらかと言えば」が48.3%で合わせて9割弱に上った』との内容も併記されていた。

終身雇用的な関係はいつのまにか崩れ、働く人の約4割、2,101万人が非正規雇用者となり、 うち、パート・アルバイトで働く人は約7割の、1,474万人くらいいるらしい。

賃上げの恩恵を受けられない非正規雇用で働く人、働く場さえなくなって年金のみで生活する人などと、賃上げの恩恵を受けるお大手企業傘下の正規労働者の間には、またまた相対的に差が広がり、絶対的な格差となる。

人間社会、機会が与えられ、努力もし、一生懸命やってみた結果に差ができるのは仕方がない。

でも、やむなく非正規雇用で働く人たちは、どんなに頑張っても「じっと、手を見る」しかない。
条件の良いところに転職をしたくても、田舎には雇用機会は少ないし、時給制や日給月給制のような仕事がほとんどだ。
「努力、一生懸命」の受け皿がない。

若い人が起業して景気の良い話をしている画像などをよく目にするようになったけれど、テレビなどが取り上げるのは、話題性のあるレアケースだからであって、「真面目」だけが売りの大方の人は、起業はできるだろうけれど、継続的な成功はほぼないのが現実だろう。

齢をかさね、仕事をさがしても、収入に結びつく仕事はない人たちは、年金収入が命の綱。
光熱費を節約し、食費を切り詰めて、これで生きるしかない。

昨今の世は、自分の前向きな気持ちとは裏腹に、社会の流れの中で、相対的に格差が広がっていく。
一見、豊かそうに見えるけれど、ほんと、厳しいなぁと思う。

ちなみに、シルバーバイトで使ってもらっている会社からは、賃上げの「賃」の声も聞こえてこない。
県の 最低賃金で今年度も頑張ることになりそうだ。

それでも、少し働けて、収入がえられるのはありがたいことだと思っている。

3月下旬から今日まで、ずっと仕事はないけれど。(笑)

 

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先週はたくさん働く日々だった

2023年02月19日 | 少し働く日々

交通誘導のシルバーバイトは、週3、4日のペースで続けているが、先週は雇側からの要請で、老体に鞭打って6日も連続出勤となった。

最低賃金での日給月給。
平たく言えば、日雇いで、お金は月で纏めてくれるという話で、社会保険は、雇用保険しか払っていない。
社会保険料は、自分の心配っていうより、若い人へお布施かな。

それでも、字田舎で、特に、年寄りの仕事がない現実の中で、低空飛行の年金額を補ってくれ、人並な生活ができる有り難い仕事。
雇側の要請に協力できるところは、と思い頑張った。

で、たいそう、疲れた。

今日は一日「グロッキー!」(笑)

当初、「5、6人の舗装現場になるけど、●●さんGrの応援で、連続で入ってほしい」という話だったのに、初日から急遽現場変更。
なんか、やな予感。

2日目は●●さんが仕切ってくれたけれど、3日目からは●●さんが他の現場へ行ってしまい、ほとんど組んだことのないみなさんとで、酷かった。

施工の現場監督(今回初)も、ひどく横柄な人(全体が見えておらず、まだ若い人で、まあ、人生にはそんな時間もあるわけだけれど)で、素人集団を素人呼ばわりして怒鳴り散らし、作業はますまず混乱。

雇ってもらっている会社は、字田舎の小さな街で数年前に起業した零細の警備会社。
働いている人の殆どが70歳台だし、新任教育のビデオを見た程度の訓練しか受けていない、『素人』。

委託料は安いらしいけれど、とても、とても、気の利いた交通誘導のできる集団ではない。

「いろいろ苦情はあっても、人が立っているから、交通事故への注意喚起はできる」程度の会社である。

自分たちの工事車両の出入りまできっちりしてほしいというレベルまでを求めるなら、そもそも警備の発注段階から、監督のミスである。

千葉なら、MSKさんとかサンエスさんとか、まだ働き盛りの方が社員として働いているところに発注すべき。

この施工会社の前の現場監督さんは、朝のミーティングでの説明も細やかだったし、起こったヒヤリハットにも、声を荒げることもなく丁寧に動作を指導してくれた。

これからこのエリアの監督になるなら、今後はこの現場は断ろうと思う。

数年働いてみて、交通誘導は、警備業では最下層だと思う。
ほんとうに、いろいろな人生を歩んできた方と出会う。

いろいろな事情で、生活のため、限界レベルの人も多いけれど、「生活のペース作りに」とバイトで、校長先生、教員だったという人も、大手企業の中間管理職、職長だったという人もたくさんいる。

最近は、70歳前後の女性。
『女の古』が増えてきた感じ。

確かに、老夫婦ならなんとか生活できても、ダンナがいなくなったら、苦しいわな。

昨今は、わが家みたいに、「苦手な主婦を強いるより外で働いてください」ってところも多いと思うので、いろいろだろうけれど。

常識的な生活をしている方には、どなり散らすより、きちんと説明すれば、素人だって、現場の作業、一般の方の安全に間違いなく貢献できる。

私がこのバイトを選んだ理由は、「採用率が高い」こと。
自分で働く日を指定できること。(そうもいかないときが多くなってきた)

手取りはおしなべて安いけれど、小さな警備会社であれば、違法行為がなく、心身健康であればまず落とされない。

敷居は低く、誰でもできる仕事だけれど、やってみると、案外、人生のルツボ。
心が折れそうになることも多い。

日々トラブルの連続だった一週間だったけれど、メンバーンの皆さんは『持てる力』を、そこそこで、やってくれたと思う。
現場との息が合わなかった。

他人を攻めるより、「我昔所造諸悪業。皆由無始貪瞋癡。従身語意之所生。一切我今皆懺悔」。

他人の過失、失敗をことさら攻めた立てていいことなんて一つもない。

お釈迦様の教えを目の当たりにした時間だった。

明日は620回目で、資格を持ったきちんとしたリーダーのGrで字田舎の国道に立つ。

交通量は多く、せわしなくても、助け合えるメンバーとの安心感は強い。

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