成虫のまま寒い冬を耐えたツワモノたちだから、根性が座っているに違いない。
ハエはこの餌を食べて死ぬわけではなく、ペットボトルトラップから出られず昇天するわけで、ハエが好きそうなものだったらなんでもOK。
夏の終わりまで餌の水分が少なくなると補給してやると、餌部分に隙間がないほどハエがとれる。
ハエトラップをぶら下げると、春本番だなぁ。
<今日は何の日>
二十四節気 初候 七十二候の『玄鳥至(つばめきたる)』に入りました。
ペットボトルを使った自作ハエ取り器、春の取り組みは、コストパフォーマンス的には、大成功だったと言える。作成した3つのトラップは、廃棄するペットボトルと生活食材が材料で、たぶん、100円もかからずでき、結果は、餌である溶液がハエで真っ黒になるほどとれた。
入り口の切り込み形状より、餌が発酵して、ハエの好きな臭いとして認識されるかがポイントのようだ。
Webで紹介されている餌の基本は、お酒と酢、発酵のエネルギーになる砂糖のミックスだが、春の3本のトラップでは、魚の煮汁、動物性の肉片を入れて様子を見てきた。酒、酢、砂糖だけの餌より、時間が経つとともにたくさんのハエが入った。
本日、秋の陣スタート。
親ハエを減らせれば、来年の発生も減れせるのかな?という素人考えで、例年、市販のトラップを使ってきたが、春から夏ほどではないにしても、温暖な房総では、かなりの捕殺ができる。
今回の餌は、基本+冷蔵庫でカンピンタンになっていたシラス、乾燥エビを煮詰めて作ってみた。
小春日和には、どこからともなくハエが動き出す。殺生は良くないけれど、箸の上げ下げにもハエがついてくるのはまだ受け入れらない。
虫けらだって生きている、みんな、なにかを犠牲にして、自分の快楽をえているのだと思う。
愛知工科大学さんの『超かんたん「ペットボトルでハエとり器」』をもとに自作した、ハエ取りトラップを設置して1か月経ちました。
結果は、ご覧のとおり。
手前の2Lペットボトルより、奥の500ccペットボトルの方に圧倒的にたくさんのハエが入りました&自作でも、十分効果がありました。
原因ははっきりしませんが、2つの違いは、
〇ハエの入り口
2Lペットは、放射状に切り裂いた。500ccペットは、1.5ミリ角で切っただけ。
〇臭気穴の数
2Lペットは、餌液の量に対して穴が少ない(かも)。
くらいの違いです。
トラップに入ったハエは、止まったところから上に飛び立つ傾向があり、ほとんどペットボトルの肩の部分にぶつかって、餌の溶液に落ちて溺れてしまいます。
入り口の大きさはあまり大きいとハエが出入りしてしまうので、1.5ミリ角位までだと思いますが、形状にあまり手をかける必要はないようです。
今日、入り口1.5ミリ角。臭気穴をたくさん開けた500ccペットボトルトラップを2個作成。餌の基本調合+魚の煮汁があったので添加して更新しました。
トラップのコストは、餌の材料費(砂糖、酒、酢、台所洗剤)ですので、100円以内でしょうか。餌の基本調合で作ると、500ccペットボトルトラップ2個分の餌ができます。
今回廃棄を行いましたが、500ccペットであれば、餌の残り水分を捨て、ハエの死骸ごとビニール袋に入れて口を輪ゴム等でしっかり縛れば、可燃ごみで出せます。この際、臭気穴は、水切りに有効でした。
2Lペットは、どうしよう!って感じ。
500ccペットで作るトラップに優位性がありそうです。
自我自賛は、キャップの中心に穴をあけ、針金ハンガーを加工してつり下げるように工夫した一品。この部分は、何度も繰り返し使えます。
五月蠅い季節。
ご近所の衛生環境を守るために、蠅取りじいさん、がんばんなきゃ!
2Lのペットボトルを使ったハエ取りトラップ(10日目)。
500ccのペットボトルを使ったハエ取りトラップ(10日目)。
同じ餌(誘引物)を使って、同じ場所に設置した10日目の様子です。
3日目の様子では、2Lのペットボトルの方にハエがたくさん入っていましたが、10日間でみると、500ccのペットボトルの方が成績が良いようです。
500ccのペットボトルの方には、ギンバエ系のごついヤツもたくさん入っています。
2Lのペットボトルの入り口は、放射線状に切って、内側に折り込んであります。500ccのペットボトルは、1cm角に四角に切り抜いただけです。大きなハエも入り込みやすいのでしょうか。
廃品と家庭の食材を使った自作のトラップでも、かなりのハエが捕獲できることが分かってきました。
もう少し観察して、”あたしんちでの成績のよいトラップ”の形を見極めたいと思います。