まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

猛暑の中の草刈り

2023年07月23日 | 家事・雑草との日々

猛烈な降水に大変な思いをしている地域のみなさんもあるようだけれど、わが房総半島、梅雨とは名ばかりで、連日最高気温30℃半ばの日が続いている。

特に、7月に入ってからは、こんな環境では、外仕事の人は「ダメだわ!」って思う。

シルバーバイトの経験から・・・。

最高気温が30℃半ばの時の、道路上の温度って?

アスファルトの照り返し分

「暑い、暑い」とイライラしながら走ってくる車のエアコンの吐き出す気温上昇分

これらで、午後1時〜3時頃までの体感温度は、きっと、40℃以上のときもままあると思う。

施工業者さんは、適当に休憩を入れているけれど、交通誘導のようなバイトは、いったん規制を作ると、作業が終わるまで休みはなし!

孫請、曾孫請レベルとなると、それを見込んで、休憩要員の増配置をしてくれるような業者さんはあまりない。
利が薄いんだろう。

作業員さんたちは、みなさん、気さくでいい人たちなんだけれど。
これが『経済大国ニッポン』の、とある現実である。

片交で、無線で話しをしていても、時々、会話成立せず!
そんなときが多発してくる。

まあ、通行のみなさんは国家公安委員会から運転免許証という資格認定された国家資格者なわけで、そうそう事故にはなるはずないし、ならないわけだけれど。

スピードも緩めず、自分の進行のみを主張してくるような人、相変わらず携帯電話などをいじっている人、加齢でやばいかなって人、いろいろいる。

でも、国家公安委員会が認めた運転免許証をもっているわけだから、シルバーバイトのじいちゃん、ばあちゃんの警備員の誘導に従う必要はない。
もちろん、本職でやっている若い警備員さんにだって、従う必要はない。

自分の判断で進めば良いのだ。
結果責任は、有資格者である自分が負えば良い。
これは、分かりやすい。

でも、実は、これが一番困る。

なんでほんのちょっとだけアクセルを離す、数分停車する、そんな我慢が出来ないの?

作業員さんも、交通誘導のバイトさんも、自分たちが面白がって勝手にやっているわけではない。
行政からの要請で、通行するみなさんの道路を整備しているんですよ。

止まってくださいってお願いしているのに勝手に入り込んだり、声高に『通行の権利』ばかり目を吊り上げて言われたって・・・である。

閑話休題。

晴天続きで、水分ほとんどなし!という中でも、草木は旺盛に枝葉を伸ばし、今月はそんな対策作業に追われた。

今日は、二週間に一回行っている『開墾した畑』の草刈り。

見た目、土には全然水気はないのだけれど、草はしおしおになって、気胞をがっちりしめ、大地にへばりついている。

歯をくいしばって、「よし!次の雨があったら、いっきにいくぞ!」って、雑草魂がガンガン伝わってきた。

草茎に水分が少ないから、刈払機の切れも悪い。

こいつらも、すごいなぁと思う。

勢い、生え際ギリギリに刃を当てるので、乾燥しきった土埃をかきあげて、火災現場のよう。

作業終了後のメガネ越しの視界は、レンズについた土埃で、約50%も落ちていたろうか。(笑)

顔も服も埃だらけである。

街でこんな作業をしたら、すぐに通報されて、役所やおまわりさんの指導が入るな、と思いつつ、当初の作業目標終了。

なんとか、かっこうがついた。

お盆前にもう一度軽く草刈りなどして、お盆を迎えたい。

親戚では叔父の新盆、わがやでは、ワンコ先生の新盆である。

ワンコ先生の新盆では、ワンコ先生が日中、外で過ごしていた見張り台(濡れ縁)で、陀羅尼のお経を上げて上げたいと思い、日々、練習中。

なにやっても、不器用なので、なかなか上手く読めない。
でも、今は、ネットの情報があるから有り難いなぁ。

野菜はたくさんのおすそ分けをしてくれるけれど、トマト、ナスなど極端な乾燥でも育つものを除けば、その他は元気がない。

でも、例年、あえて灌水もせず、自然に任せている。

お盆の仏壇にお供えするためにと植え付けた、ミニカボチャ、小玉スイカ、冬瓜も、虫たちが受精を仲介し、なんとかなりそうな実が大きくなって来ている。

ほんとうに、有り難い。

日々、できるならば、自分はなんもせず、朝から酒でも呑んで一人で酔っ払っていたい。

他人と接することは面倒なので一人で、ぼ〜〜っと過ごしていたい。

そう思う。

でも、そんな自分に、虫だって、助けてくれているんだ。

こりゃ、捨てたもんじゃないわな。

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有り難いメールマガジン

2023年07月17日 | 読経の日々

このブログは、もう、随分前に始めた。

書くにあたって、仏教に意識を持ち続けるために、「読経の日々」というカテゴリーを作ってぽろぽろとヒトサマにとってはどうでも良い自分のボヤキを書いて、心のバランスをとって、助けてもらってきた。

そもそも仏教は、利他の哲学。

『智慧と慈悲』がその眼目だから、『読経の日々』なんてタイトル自体、「こいつ、やばいんじゃね」って思った方がいても、そりゃ、そうだわ、って思う。

自分は、終戦後、少したった房総に生まれた。

家の墓石を見ると、近世中頃からの、刻みがあり、この字田舎での土着は先達だったよう。

もともとは、たぶんそれなりの家系だったのだろうけれど、明治の頃には、子がなく廃れ、系列から祖父母が両養子で継いだような家だ。

祖母は、父を連子で嫁いできた。

田舎の事ゆえ、その経緯も後に知ったけれど、その父と一緒になった母も、亡くなった時の相続調査の中で原戸籍を詳細に調べたとき、終戦直前に結婚し、相手の方は戦地で亡くなっていた。

戦争未亡人だったとわかり、私的には大きなショックを受けた。
このことは、母が亡くなったときまで知らなかった。

嫁いで後の、わが家は、近所では有名な貧乏一点張りの生活。

米や味噌を隣近所に頭を下げて借りに行っていた母の姿は、今もおぼろにある。

父は、私が小学校にあがった年に土木現場の事故で亡くなった。

経済的には、食うや食わずの生活の中で、戦争中をしぶとく生き抜いた『半端じゃない』、女二人に育てられた。

ばあちゃんも、かあちゃんも、大変な思いをしたんだろうなぁ、と思う。

祖母は、難しいことはわからなかったのかもしれないけれど、生活の中に、仏様の教えがあった。

正義感は強く、銭はなくても、明るく、元気に、人のためになることは進んでやる。
そんな人だった。

家は、曹洞宗だけれど、地域には天台宗の檀家さんもいる。

祖母の元気なころは、お念仏の親分で、地域のたくさんのばあちゃんたちを集めて、「なんまいだ、なんまいだ」ってやってたし、内容はおぼえていないけれど、御詠歌のようなものもリードしていたような記憶がある。

仏教は、こういうところがいい。

いくつか大きな宗派があり、自力、他力の違いなどあるけれど、そもそもが『南無釈迦牟尼仏』

お釈迦様の教えである。

「うちじゃなきゃ、ダメ!」「これをしなきゃ、地獄に落ちる」なんて言っているところはない。

自身、死後の世界から帰ってきた人に未だお目にかかったことはないし、他人を騙して、閻魔さまに舌を抜かれたって人も知らない。

70年近く生きてきて、まだ、そんな事実がないってことは、たぶん、死後の世界も、地獄もないんだろう。

あるとすれば、今、この時、この世の、自分の心の持ち方。

この、自分の心の中に、極楽も、地獄もある。

これをしっかりすれば、「あら楽し 冥土の旅も 花盛り」って、今が極楽になるようにも思う。

お釈迦様が苦悩し、人がラクに生きるために考え出した教え(哲学)に、脅し、強要や金銭の要求があるはずがない。

もし、そんなことがあるとしたら、それは、『南無釈迦牟尼仏』の世界とは違う。

仏教を名乗っていても、そんな人たちとは距離を置くべきである。

仏教っていう教えは、宗教っていうより、取り返しのつかない過去(思い、苦しみ)や、どうなるかわからない一寸先(不安など)を克服する生き方(哲学)なんだろうな、と最近思っている。

面倒くさい犯罪も多い社会だけれど、教えをいただけるお坊さんも、日々暮らす周りの人からも観音の心が感じられる。

今はとても便利な時代なので、家のお寺さん以外にもいろいろ話をきける。

高野山真言宗本山布教師『天野こうゆうほほえみ法話』というメールマガジンを購読しているのだけれど、今日はこんな内容だった。

===== ここから引用

2023/07/17/4858【未来は今想っている通りになる】

思い通りにならない。

それは結果をみてのセリフです。

自由自在という言葉があります。

自分という存在が成就に向かって自由に操る。

今想っていることが未来に現れるのです。合掌拝

===== 引用終わり

短い、ワンポイントだけれど、毎日欠かさず届く。

思い、これは大切だ。
間違いない。

このお布施に、毎朝励まされ、感謝である。

お布施は、お寺さんにするって感覚だけれど、周囲の人から、自分ももらっているんだと思う。

財法二施
功徳無量
檀波羅蜜
具足圓満

今日も感謝である。

夏の庭木の整理もかなり進めた。

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静かすぎる朝

2023年07月12日 | 日記
 
朝に聴こえて来る音

ここ数年の夏は、丑三つ時に一回目覚め、うとうとするうち、4時半頃にセミの「ジー」という一声で「あっ、朝だ」と覚醒。しばらくは、NHK R1のラジオ深夜便のエンディングをき......
 

昨年の今頃、『朝に聴こえて来る音』というブログを書いている。

今年も、まだ梅雨明け前だというのに、連日気温35度を超える日が続く。
ほんと、あっつい!(汗・汗)

老体を受け入れつつの自身も、必死の毎日なのだけれど、今朝も蝉のなきごえがまったく聞こえない。

字田舎のご利益、野鳥のさえずりもほとんどしない静かな時間に、強い日差しのお天道様がにょきにょきのぼってきている。

日中の最高気温は36度との予報。

蝉や鳥もうんざりしてしまっているのかな。

ここ数年、ほんと、季節感がずれこんできている。

今週、シルバーバイトに2日出た。
アスファルトの上で、「じじい焼き」になりそう。
もうダメだ、と弱気になり、昨日のお昼すぎに今日のシフトをキャンセル。

さて、本日の、今日用、今日行くは、

車のエンジンが失火気味なので、街へ出て点検。
定期通院している医者どんにも寄って、薬をもらってこよう。

その後は、旺盛に茂った竹藪の整理の予定。

自分のペースで動けるので、体は楽だけれど、暑い一日になりそうだ。

 

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銚子をめざして 駅間ひとりウォーク(Spin-off)(成田山御本尊御上陸地)

2023年07月08日 |  銚子をめざして 駅間ひとりウォーク

JR飯岡駅から、一番海沿いの道を選んで、のんびり軽四を走らせた。

この軽四、時速50〜60Kmで信号の少ない田舎道をゆったり走っていると、24Km/Lも走ってくれる。
もう10年以上経過した古い車だけれど、地味に頑張ってくれていて、大いに気に入っている。

横芝光町のとある場所で『成田山御本尊御上陸地』の看板が目にとまり立ち寄ってみた。

大きな鳥居の先に、


「やや!」
大きな不動明王様がたっているではないか。

由緒書きによれば、天慶2年(西暦939年)、平将門の乱を鎮めるため、寛朝大僧正が祈祷のために不動明王様を奉持して、遥かな海路を渡り、この海岸に上陸した。

寛朝大僧正は公津ヶ原(成田市)に護摩壇を築き、21日の御護摩ご祈祷を修し、満願の日に乱が平定された。不動明王様は、現在の成田山新勝寺の御本尊になったというものらしい。

成田山の不動明王様も海を渡り九十九里浜から千葉の地に来られたのだと初めて知った。

わが家は、曹洞宗だけれど、真言宗の成田山の不動様にも時々お参り。
有り難いものは、宗派を超える。(笑)
先祖代々、お世話になっているのである。

のーまく さんまんだー  ばーざらだん せんだー

まーかろしゃーだー  そわたや うんたらたー かんまん

南無大師遍照金剛
南無釈迦牟尼仏

ゴールまであと少し。
無事故で楽しい時間を過ごせますように。
と、自分事ばかりお願いして帰ってきた。(笑)

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銚子をめざして 駅間ひとりウォーク(4)(JR飯岡駅〜JR銚子駅)

2023年07月04日 |  銚子をめざして 駅間ひとりウォーク

4月に到達したJR飯岡駅まで車で移動し、JR営業キロで14.2Km先の銚子駅まで歩いてきた。

「銚子はくにのとっぱずれ」なんていうけれど、
房総の山間部から、ここまで移動するのがすでに小さな旅だ。(笑)

早朝から出発し、運良く、狙い通り、駅前に4台しかないパーキングにはいれて、歩行時間が確保できた。

飯岡駅から倉橋駅間は、九十九里浜から屏風ヶ浦の高台にのぼっていく感じで、長い急坂で息を切らした。

このあたりのみなさん、大人も学生さんも、すれ違うと「おはようございます」とか「こんにちは」と、とても自然に挨拶をしてくれる。
実に、いい感じ。

倉橋駅から猿田駅間は、わが生息地同様、草茫々の道路を歩く。
車が来ると草の中に踏み入ってかわさないといけない。
歩くのはかなり怖い。

草刈りをすればよいのだろうけれど、どこも、諸般の事情で予算がつかないのかな?

途中、目に止まった猿田神社に参拝。
由緒のある、りっぱな神社である。
神社を取り巻く山林がこの地の歴史を感じさせてくれた。

猿田駅からは、銚子市内となる。

次の松岸駅までの間が営業キロ5.5Kmと今回の最長区間。

いつもは気の向くままに歩いているのだけれど、線路が主要道路から離れていたので、この間はGoogle先生に案内してもらった。

実際の歩行キロは、約6.6Kmと、線路に近い道を上手にひろって案内してくれ、とても助かった。

松岸駅からは市街。

途中の公園で、持参したおむすびでお昼。
こういう状況で、こういうところで食べるおむすびは美味しい。

銚子駅に到着し、カミさんのみやげにぬれせんべいを買い込む。

次回は、銚子電鉄のゲートから、ゴール、地球の丸く見える丘へ。

いよいよゴールが具体的になってきた。

======
歩いた日   2023/06/28
駅間営業キロ 14.2Km
歩行数     25,881歩
歩行キロ   約18.1Km

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