まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

カミさんの進路

2018年12月29日 | 少し働く日々
カミさんにお小遣いをもらって暮らしているわけではないけれど、元気にどんどん外で働いてくれるので、私はきちんとした定職も持たず、適当に少し働いて昼間っから一杯飲んで楽しくやっていける。
 
落語の中のような話だが、カミさん元気で留守がいい。
 
カミさんは、二十歳で就職し40年。
一つの組織で最後までよく頑張ったけれど、いよいよ来年の3月末で定年を迎える。
 
若い頃から仕事に軸足を置いた勝気な人で、母親としては、妻としてはどうだったんだろうとの思いはあるけれど、亡くなった母が家事・育児の大半を受け持ち、体力気力の失速してきたここ数年は私も家事負担では多少は助けになったのではと思っている。
 
私自身も父を早くに亡くしたので、祖母に育てられた。
母親はいつも働いていた。
 
カミさんは、母と同じ匂いのする女性なんだろうと思う。
 
そしてもうじき2019年3月末で一つの節目。
定年。
 
いろいろあったけれど、これはこれで大いに、いっしょに喜びたい。
 
今年家庭を持った子1号の旦那も気を使ってくれ、来年早々の還暦後に、浦安のホテルで食事会を設定してくれた。
 
家のローンも早期に完済できた。
いまだそれぞれぶつぶつ言っているけれど、子たちも3人希望した大学に進め、家計的には混乱はなかった。
 
でも、もともと貧乏人の家が、金持ちのような暮らしをしても無理なんだよなぁ。
 
カミさんは、本人が思っているほど、器用な柔軟な人ではない。
どちらかと言えば思い込みの激しい方である。
 
私も人付き合いは不器用極まりないが、仕事は糧と割り切れる方なので、プライドもこだわりもない。
 
仕事の選択基準は、面白み、興味である。
ここが、カミさんとは違う。
 
定年後は、私のように適当なバイト生活をするのだと言ってきたが彼女には無理だし、そうそう毎日家にいて「ゴロゴロ」されても困る。(笑&私もゴロゴロしているので)
 
ずっと今の組織内での再任用を勧めてきたが、ようやくその気になり春からはどこかへ異動にはなるが、勤めを続けることになりそうだ。
 
役職もなく、非常勤なので、今までよりずっと負担は減るだろう。
 
あと数年肩の力を抜いてクールダウンしたら、私と同じ無敵のバアサンマンになれるのかもしれない。
 
そうなって欲しい。
そっからが本当のInakajinのスタートだと思う。
 
先にこの世を終わっても、カミさんが自分で積み上げた退職金や年金は彼女を守ってくれる。
不出来だけれど、子も3人いる。
なにも心配ない。
 
私は今のペースで生きて行けそうだ、
 
もう少し遊ぶために、来年早々に日雇い的なアルバイトを増やそうかな。
来年は夏山登山も行きたいし、古くなった離れのDIYもしたいし・・・。
 
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<今日は何の日>
1965(昭和40)年の今日、山田耕筰 (作曲家,指揮者『からたちの花』『赤とんぼ』など)が亡くなりました。<79歳>
 
ラジオ深夜便でもフューチャーしていましたが、昭和を生きた人には心に刻み込まれた作品が多いですね。
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ねこはねこでも

2018年12月28日 | 家事・雑草との日々
いよいよ室内温度が10℃を切るようになってきた。
温暖な房総でも暖房の季節だ。
 
朝晩は石油温風ヒーターやエアコン、電気こたつを使って暖房をするにしても、日中一人でいるときに部屋中を暖めるのは非効率だし、かといって一日中布団にもぐっているというのも不健康極まりない。
 
この数年でいろいろ試してきたが、Ouchijinの一人のときの究極のローコスト防寒対策は重ね着である。
そして動くこと。
 
昭和の中頃までのじいちゃんばあちゃんは、ラクダの肌着に股引は定番で、その上にとりあえずあるものを着こんで、綿入れの半纏、どてら。
恰好は悪いけれど、石油温風ヒーターやエアコン、電気こたつのない時代もそれで平気で生きていた。
 
今どきどてらを着こんで石川五右衛門のような格好で畑仕事はさすがにできないけれど、重ね着インナーになる『南木曽ねこ』という綿入れがある。
重ね着してもあまりパンパン感はなく、背中側を腰下までカバーしてくれて、これ、温かい!
 
5、6年前にバイクツーリングで南木曽町(長野県木曽郡)あたりに遊んだとき、寒くて道の駅木曽福島で試しに買ってバイクウエアの下に着込んで大変助かったブツである。
 
今年衣類を整理していて発掘(笑)。
 
これをつけた上に防寒ジャンパーを着たり、室内では綿入れの半纏をはおると、Ouchijinの一人のときの暖房は恋しくない。
 
生猫ちゃんも暖かくて可愛いけど、今はワンコ先生の世話で手一杯。
わが家は、猫はねこでも、世話いらずの温かい『南木曽ねこ』である。
 
石油価格高止まりの昨今、これで少しは家計に優しい省エネかな。
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<今日は何の日>
今日は、官公庁御用納め,仕事納めです。
 
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今年も門松もどき

2018年12月27日 | 日記
今年もあとわずか。
昨年購入した松などが枯れることなく1年を経過したので、新しく葉牡丹などを買い足して、簡単な寄せ植え門松(もどき)を作ってみた。
 
 
昨年の作品(『葉牡丹で門松』2017年12月24日 | 日記)は、寄せ植えとして売っていた鉢に竹を加えただけだったけれど、今年は素材集めから少し時間をかけた。
 
出来栄えはイマイチだけれど、考えたり、作ったりしている時間はほんとうに楽しい。
 
室内の神棚、外の稲荷さまに簡単な正月飾りを取り付けて、氏神様の役員さんが届けてくれた新しいお札に入れ替えた。
 
どれもお金のかかっていない手作り感いっぱいのものばかりだけれど、新年を迎えようというこの気持ちが伝わって、良い年神様がおりてきてくれるといいなぁ。
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<今日は何の日>
1989(昭和64)年の今日、将棋棋士・羽生善治さんが竜王となり、棋界初の10代のタイトル保持者になりました。
 
先日負けちゃいましたが、この息の長さ、やはり天才ですね。
もちろん、ものすごい努力もされているのでしょうが。
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ワンコ先生のクリスマス

2018年12月24日 | ワンコとの日々
先日ダイソーにお正月の寄せ植えに付ける飾りを物色に行った際、クリスマスの小物が目に留まった。
 
クリスマスに浮かれる歳でもないし、そんな環境ではないのだけれど、ワンコ先生に付けて弄ったら、きっと迷惑がるだろうなぁ(笑)と思い一つ買ってきた。
 
ワンコ先生、被り物は嫌がらないが、カメラを向けるととても迷惑がる。
今回もなかなかこっちを向いてくれなかったが、おやつや声掛けで弄りまわしパチリ。
 
 
外で暮らす子たちへクリスマスカード風に仕立ててメールで送ってあげた。
 
ワンコ先生もはや12歳。
人年齢では80歳(?)くらいにはなるのだろうか。
 
年に1、2度しか帰宅しない子たちだが、ちゃんと覚えていて、帰宅時は尻尾がとれそうなほどふって喜んでいる。
 
もうじきお正月、今年は帰ってくるのかなぁ。

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<今日は何の日>
1988(昭和63)年の今日、消費税導入などを盛りこんだ税制改革6法案が参議院を通過、成立。社会・共産両党が牛歩戦術などにより抵抗しました。
 
今また話題の消費税もかれこれ30年になるんですね。
 
出生率もどんどん下がり人口減。当然全体の消費額は下がっていくのではないでしょうか。
消費税よ、どこまで上がるのか?
 
今から税金の無駄使いのない枠組み作ってほしいですね。
コメント (2)
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今日も、よくわかならん

2018年12月20日 | 日記
このところ新聞を読んでいても「よくわからん」ことが多くて困ってしまう。
 
今朝は、郵便貯金の限度額を現行の1300万から2倍の2600万にして、金融機関の少ない田舎部の利便性を高めるのだというような記事に接した。
 
郵便局、農協は確かに字田舎で暮らす高齢者などには大切な金融窓口ではあるけれど、貯金の積み立て限度額を大きくすると利用者に便利に・有利になるの?
貯金がそんなにない人には、関係なさそうな気がする。
何か別の思惑が郵貯にあるのかなぁ?
 
字田舎にはもともとのお金持ちの人も確かにいるけれど、仕事は少ないから就労人口は都市に比べれば全然少ない。
郵貯は、この増えた1300万円をどこから持ってこようと考えているんだろう?
 
田舎の街には、融資などを通じて地域を支える街の金融機関、信用組合などがあるし、県には千葉県エリアの金融を支える地銀の千葉銀行などもある。
 
こういう地方の商工業を支える金融機関の資金をターゲットにしているのかなぁ?
 
たくさんのお金を集めても融資先のない郵貯はそのお金をどうするんだろう?
よくわからん!
 
大手の金融機関は、拠点の統廃合、新しいネットワークを使った窓口作りを進めている。われらが農協でさえ、窓口統廃合や店舗外ATMの展開などで利益を出す取り組みが見える。
 
田舎の郵便局窓口も確かに大事だけれど、字田舎の郵便局に行くと、最低3人くらいの人がいて、(お客はいないから見かけ上は)暇そうにしている。
内情を知らず、失礼だけれど、とても施設の償却費や3人の人件費を賄える売り上げがあるとは思えない。
 
今度は、限度額を増やして、いけいけどんどんでお金を集めるらしい。
これからの時代とずれがあるように思えてならない。
 
簡保がアフラックを飲み込むという話は、なるほどと思ったけれど、郵貯の今度の話はどうもなぁ、である。
 
既得権益を守るのも大切だけれど、一般利用者の目線で、もっと利便性のある郵便局として残ってほしいものである。
 
定期貯金の継続通知はがきはいらないから、その分利息にしてくれないかなぁ(みみっちい話:笑)。
 
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<今日は何の日>
道路交通法施行記念日
1960(昭和35)年の今日、「道路交通法」が施行されました。
 
田舎暮らしで農道ばかり走っているので、「道路交通法」、知っているようで知らない法律です(;'∀')。
免許証更新時の教本を開くと、あれれって標識などがたくさん。

私の免許は、『字田舎限定』のゴールドです。
限定解除の予定はなし(笑)。
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