カミさんにお小遣いをもらって暮らしているわけではないけれど、元気にどんどん外で働いてくれるので、私はきちんとした定職も持たず、適当に少し働いて昼間っから一杯飲んで楽しくやっていける。
落語の中のような話だが、カミさん元気で留守がいい。
カミさんは、二十歳で就職し40年。
一つの組織で最後までよく頑張ったけれど、いよいよ来年の3月末で定年を迎える。
一つの組織で最後までよく頑張ったけれど、いよいよ来年の3月末で定年を迎える。
若い頃から仕事に軸足を置いた勝気な人で、母親としては、妻としてはどうだったんだろうとの思いはあるけれど、亡くなった母が家事・育児の大半を受け持ち、体力気力の失速してきたここ数年は私も家事負担では多少は助けになったのではと思っている。
私自身も父を早くに亡くしたので、祖母に育てられた。
母親はいつも働いていた。
カミさんは、母と同じ匂いのする女性なんだろうと思う。
そしてもうじき2019年3月末で一つの節目。
定年。
定年。
いろいろあったけれど、これはこれで大いに、いっしょに喜びたい。
今年家庭を持った子1号の旦那も気を使ってくれ、来年早々の還暦後に、浦安のホテルで食事会を設定してくれた。
家のローンも早期に完済できた。
いまだそれぞれぶつぶつ言っているけれど、子たちも3人希望した大学に進め、家計的には混乱はなかった。
でも、もともと貧乏人の家が、金持ちのような暮らしをしても無理なんだよなぁ。
カミさんは、本人が思っているほど、器用な柔軟な人ではない。
どちらかと言えば思い込みの激しい方である。
どちらかと言えば思い込みの激しい方である。
私も人付き合いは不器用極まりないが、仕事は糧と割り切れる方なので、プライドもこだわりもない。
仕事の選択基準は、面白み、興味である。
ここが、カミさんとは違う。
定年後は、私のように適当なバイト生活をするのだと言ってきたが彼女には無理だし、そうそう毎日家にいて「ゴロゴロ」されても困る。(笑&私もゴロゴロしているので)
ずっと今の組織内での再任用を勧めてきたが、ようやくその気になり春からはどこかへ異動にはなるが、勤めを続けることになりそうだ。
役職もなく、非常勤なので、今までよりずっと負担は減るだろう。
あと数年肩の力を抜いてクールダウンしたら、私と同じ無敵のバアサンマンになれるのかもしれない。
そうなって欲しい。
そっからが本当のInakajinのスタートだと思う。
先にこの世を終わっても、カミさんが自分で積み上げた退職金や年金は彼女を守ってくれる。
不出来だけれど、子も3人いる。
なにも心配ない。
私は今のペースで生きて行けそうだ、
もう少し遊ぶために、来年早々に日雇い的なアルバイトを増やそうかな。
来年は夏山登山も行きたいし、古くなった離れのDIYもしたいし・・・。
来年は夏山登山も行きたいし、古くなった離れのDIYもしたいし・・・。
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<今日は何の日>
1965(昭和40)年の今日、山田耕筰 (作曲家,指揮者『からたちの花』『赤とんぼ』など)が亡くなりました。<79歳>
<今日は何の日>
1965(昭和40)年の今日、山田耕筰 (作曲家,指揮者『からたちの花』『赤とんぼ』など)が亡くなりました。<79歳>
ラジオ深夜便でもフューチャーしていましたが、昭和を生きた人には心に刻み込まれた作品が多いですね。