まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

庭木の枝を切りながら、セミの初なきをきく

2024年06月29日 | 不健康な日々

昨日から未明にかけての雨で、南房総市、鴨川市など、南房総に大雨が降り、たいへんな夜だったけれど、9時過ぎには雨はやんで、お昼ころにはお天道様も顔をだした。

右足親指の骨折その後。

骨折した親指部以外は左足と同じ形状になった。

骨折した親指部は、ヒドい腫れ痛みはないけれどまだ青紫。

でも、あたったり変則的な動きがない限り痛みはないので、足を固定するものは付けずに、できる日常を取り戻している。

例年6月下旬から7月は、庭の雑木の整枝や竹藪との闘いをしている。

脚立を上がったり下がったりはまだ危ないので、地面にしっかり足をついて、刈り込み鋏で手の届く範囲の枝の刈り込みなどを地味に取り組み中。

ちょっと刈っては、剪定屑をかき集めて処分に備える。
そんな単純な繰り返しの時間だけれど、静かな良い時間。

高いところはもう少し動けるようになってからと思っている。

毎日の少しずつは大きな成果で、徒長しボサボサになった木の枝を整理すると、もう夏のような日もある梅雨の日も、ちょっとだけ暑苦しさがなくなる。

今年は梅雨といっても夏のような日があったかと思うと、雨が降れは今回のような大雨。

歳とると収入は基本年金だし、働きたくても雇ってくれる相手がなくては収入も得られない。

そんな中、物価は上がるし、お上への年貢は鰻登り!

『食う寝る処に住む処』 は自分の基本だけれど、その目安もつかない。

今、この先に見えるまがり角まで、今できることをしっかりやって行くしかないんだろう。

午後は気温も上がり、作業中ぼっとした感じもあって要注意だったけれど、セミの初なきを聞いた。
幻覚ではない(笑)

梅雨だか、夏だか分からないような日々だけれど、自然界の時計は着実に時を刻んでいるらしい。

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メモリ増設よりホコリ取りだったPC弄り

2024年06月28日 | PC弄りの日々

富士通さんのESPRIMO D551/FXという古いPCをLubuntuで動かしている。

「おい、じいさん。あんたはいつまでそんな古いもんを使い続けるんだい!」との声がきこえてきそうだけれど、Lubuntuではまだまだストレスなく日々の用がたせていてほんとうに有り難い。

近頃では、Libre Office、Google Chromeなどがアップデートされると、Lubuntuのシステムを通じて通知をくれ、簡単にインストールでき、最新版を維持できるようになったのもとても有り難い。

もうじき(この秋に)降ってくるはずのLubuntu 24.04(LTS)を楽しみにしつつのPC弄りの日々なのだけれど、安いメモリが手に入ったので、さらなる元気アップを狙って、メモリを8GBに差し替えてみた。

デスクトップ型は、laptopと違って、筐体のカバーを外せば簡単にメモリの差し替えができるのだけれど、これが、「開けてびっくり、埃バコ! 」(笑)

冷却ファン、冷却プレートが、「おどろき、もものき、ほこりのき」ではないか。

ときどき外からエアーを吹きつけたりしていたけれど、そんなんじゃぜんぜん効き目なし!ってくらい、うちは『ホコリ高き家』である。

お香をたいたり、蚊取り線香で過ごしたりすることが多いのもこの原因か?
いやいや、そもそも部屋をめったに掃除しない(笑)

メモリ交換の前に、まずPC内のホコリとり、掃除をおこなった。

PCのメーカーは日本の富士通さんだけれど、ささっていたメモリは、『elixir』という台湾のメーカーのものだった。

このPC、ジャンクワールドさんから買ったので、販売用にメモリを増設してくれたとも思えない。

昭和の時代、資源はなくても技術大国だった日本丸は、平成の時代にはすでに「箱の表示だけが富士通」になっていたという遺跡(笑)で、ちと、悲しい気も。

けれど、今や中華は安くていいもんも作る。

メモリ交換は、ソケットから今使っているものを抜き取って、新たに2枚のメモリを差し込むだけなので、難なく終了。

メモリ4GBでも不満ななかったのだけれど、よりサクサク動くようになった。

ファン周辺もきれいになって、音も気持ち小さくなったような。

今回はメモリ増設より、PC内部の掃除ができ、きれいになったという方が、ESPRIMOを長く使うための役に立ったのかな。

なんでもときどきは見えないところも気にかけないとな、と反省。

まあ、これも骨折で時間を持て余しているから気づいたことと思えば、不自由な時間も悪くない。

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お上の言うことは、ようわからん!減税で喜ばせておいて、ちゃっかりじゃんか

2024年06月26日 | 日記

お上が年金を雀の涙ほど上げてくれたし、シモジモに減税をしてくれるというので、ちょっとは明るい気持ちになっていたのだけれど。。。

シルバーバイトの給与収入があるので、明細に定額減税!って欄が。

って、金額は、3120円也。

この金額は最低の生命維持のための、3日間の食費で消えてしまう。

字田舎くらしなので、野菜もたくさんあるし、米もある。
そんな状況でも、一食300円というのは、質素な方だと思う。

街で暮らして、なんもかんも買っていてはとても無理な額。

えって、見返してしまった。

6月は骨折で、まあ、これは自分持ちのゲガだから仕方がないけれど、2日しか働いていない。
こんな場合、日給月給のような雇用形態で使われている人には死活問題だろう。

自分の場合はワンコのよだれくらいの年金に雀の涙が加わったものがあるから、まだ家を維持し、食べていけるけれど、ぶっ壊れてしまった日本丸には、ヒドい雇用条件で働いている若い人もたくさんいることを知っている。

すごい格差社会だ。

シモジモを下支えしようと最低賃金を政策的に上げているけれど、これは経済が拡大していない日本では、賃金カーブをねかせるだけで、知識経験の伝承を断つことにもなりかねない。

日本は高度経済成長し、豊かにはなった。
でも、人々をつなぐ地域とか、家族とかをぶっ飛ばしてしまった。
これが今の苦戦の元だと思う。

田舎で暮らせれば(農業でも、林業でも、漁業でも)、自分のじいちゃん、ばあちゃんが子を見てくれ、自分がその父母を扶養する。

それならば、6万円の国民年金、、ばあちゃん二人合わせれば12万円もあれば、じいちゃん昼真っから焼酎のんでいい機嫌でも、時には孫の喜ぶものを買ってあげたり、子世代が家を建てるなんてときには、ちょっと応援もできるくらいのものは残る。

お上のおさめる今は、子は子、G&BはG&B。

G&Bは、過去完了になってしまった現実の中で、かつ、衰え、こんな悲惨なことはない。

おい。お上!
こんな減税アピールって、ひどいよな。

で、今朝は、国保税がまた上がるというネットニュースをみた。

たくさん収入のあるみなさんを対象にした上限があがるって感じだったけれど、なんだがうさん臭いので試算サイトで確認してみた。

どうも前年比数万円となりそう。

具体的にはもうじきくる納付書が確定額を示してくれるわけだけれど、国保税は毎年家計を圧迫してくる。

自分だけでいえば、国保税を払わず医療機関にかかっても今はとんとん。

国保は、『税』だからほっておくと追い込まれる。

それよりも、公的保険、助け合いという制度だから、払えるうちは頑張って払うのが国民の義務だと思う。

でも、これって、減税じゃないでしょ。

いんちき。

物価はどんどん上がる。

豚肉の値段もどんどん上がる。

生姜焼き用の肉を、食べる前に箸でつまんで(くだらんことするな(笑))見ると、透けて見える。
ウッス!

それでも、数ヶ月に一度の贅沢だ。

減税ってのは、例えば、ガソリンのトリガー条項のように税率を下げるとか、食品については恒久的に消費税をゼロにするとか、もっと言えば、年金はカツカツでもいいけれど、70歳以上の医療介護費は国が持つ仕組みを作るとかってことじゃないのかな。

私的な定額減税は今後どっかで還付されるのだろうけれど、憤り。

今、私の年金を支えてくれている子達はこれからどうやって生きていくんだろう。

裏金作ったり、公金を領収書無しで私的に使って、お上はそれでいいんかい。

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通院、そして車で行くいつものコンビニまで

2024年06月23日 | 不健康な日々

金曜日に整形外科受診後1週間目で通院、受診した。

初回にこの薬を飲んで安静にしていれば3、4日で痛みは引くけれど、骨折が治ったわけではないので一週間位はあまり動かずに!という指導を受けて、そうしたけれど、ほんと、痛みはなくなった。

受傷部はアオナジミでまだ腫れは残っているけれど、足の甲の方の腫れはおさまり、痛みはひいた。

松葉杖を返す気まんまんで、診察室へヒョコタン、ヒョコタン歩いていくと、「ああ、良くなったね」と迎えてくれた。

痛みの本質は、痛風だったらしい。

よく分からんけれど、受傷する→血管などが切れる→血液サラサラ薬でなかなか血が止まらない→オラの唯一無二の救世主である白血球くんが、緊急出動しそれを止める=痛風発作と同じ。

こんなプロセスなのか。

とにかく、骨折の痛み自体はそれほどでもない。

少し炎症止めの薬を弱くするけれど、今までの湿布を続けながら、痛みがヒドくなければ少しずつ動きなさい!
という、ドクターの指導だった。

明けて土曜日。

固定具を外して、サンダルで庭に出てみた。

なんとか行けそう!な手応えだったので、たっぷり時間をかけて、庭にある低木のコニファーの刈り込み。

電バリを使えば、あっという間なのだけれど、鋏でチョキチョキ時間をかけるのも悪くない時間の過ごし方だ。

午後、車で行くいつものコンビニまで自転車をこぎ出した。

骨折部は足の親指だから、足の甲の腫れ、痛みがなければ自転車こぎは問題ない。

このママチャリを手入れし走れるようにしたとき、これからは自転車も乗って体力をつけよう!と、自転車保険なるものにも加入した。ヘルメットも買った。
でも、ぜんぜん自転車には乗らなかった。(笑)

ここへ来て、いよいよ出番である。

が、数キロ先のコンビニまでの往きですでに息切れ、電池切れ状態。

思いの外、今回の引きこもりで体力が落ちてしまったよう。

年寄りが寝たきりになる原因の一番が骨折だと聞いたことがあるけれど、今の歳でたった2週間くらい引きこもってこれだから、当然の成り行きとして、体力低下カーブの傾斜が急な右肩下がりになるこれからの時間で、骨折などで長期に体を動かさないってことは、寝たきりなど、かなり深刻な状態を招くなって実感。

年取れば年取るほど、日頃の、毎日の運動が大事ってことである。

復路は、時速5,6Km。
いつもなら歩く速さで、エッチラ、オッチラ自転車こいで青息吐息で帰ってきた。

この体力低下かなり深刻である。
心肺機能も足の筋力も落ちてる。

まだ、受傷部に大きな負荷をかけるのは避けたほうがよさそうだけれど、ちょっとずつ作業を増やし、体力を付けていこう。

はい。
とりあえず、今からラジオ体操しよう。。。

今日は一日雨ぶりのようなので、運動はこれだけだ。

PCのメモリが届いているので、PC弄りで遊ぼうか?

 

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古本到着 これでじゅうぶん(翔ぶが如く)

2024年06月19日 | 不健康な日々

先日Amazonで注文した司馬遼太郎『翔ぶが如く』(文春文庫 全10巻)が届いた。

破格の全10巻、836円(税込み、送料込み)の商品は、どんなものが届くのかと、少々気になっていたのだけれど、届いてみたら古いなりにいい感じの味のある本だった。



古本は、「どんな環境にあったのか、どんな人が触ったのかわからないから嫌だ」と嫌う向きもあるようだけれど、私的には古い物語は、いろいろな人が読んだであろう古い手垢のついたような本のページをくるのが好きだ。

古本には古本独特の紙のニオイ?があって、少し茶色くなったページをくっていると、どんどん物語の世界に入っていける。

PCやプログラムのことを知りたいとか、最近の投資、健康問題などについて知りたいときなどは、かなり値がはってもそれなりの新刊本に限る。
新刊本の新しいインクのニオイ?もワクワクする。

Google先生も便利だけれど、じっくり読みたい、考えたいときは、やっぱり手持ちの紙の本がいい。

最近は本があまり売れないそうだ。

たしかに、文字を読むことはそうとうなエネルギーを使う。

本を持ち歩くのも大変だし、読んだ後の始末もある。

スマホなどの動画をさくっと見て、概要をおさえるような方向に流れるのは仕方がないと思う。

でも本はさっと流れてしまう動画よりもずっと想像力を使うし、知らないことがあれば脇道にそれて調べて楽しむなど、興味の連鎖が生まれる。

同じ時間のスパンなのだけれど、動画などよりはずっと時はゆっくりながれ、あるときは読みながらうたた寝してしまう。ゆったり、ゆっくりの自分の時間がある。

物価高だって、収入増えなくたって、836円でこんなにコスパがいい時間がおくれる。
世の中、ほんとうに有り難い。

良質な小説本などは時間をおいて何度読み返してもその時の感性で面白く感じるものが多いのもいい。

今日はまだ『坂の上の雲』の世界にいるけれど、それが終わったら、この本を楽しもう。

こんな気になったのも、骨折のおかげである。
そう考えれば、これも悪くなない。

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