まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

待ってよ!

2024年07月25日 | 日記

ラジオから「これから原発を作る資金を電気料金に上乗せする」方向で検討するっていうお上の方針が聞こえてきた。

20110311の福島原発事故の問題は、13年もたってもまだまだ解消はできていない。

現在も福島の復旧のための特別徴収(というのかどうか)もあり、まだあの人類史上最悪の惨事の出口が見えない今、今度は明るい未来のために原発を新設する資金を広く薄く庶民の電気料金に上乗せする!って発想が、どうも理解できない。

ちょっと、待ってよ!
である。

既存のものを安全に運転するための費用とか、原発ゴミを短期に無害化するための国家レベルでの研究費というのならまだ負担のかいもあるというものだけれど、放射能処理の技術が確立していない中で、これからどんどん原発を新設するという発想は、自分たちがエアコンの冷気にあたりたいがために、子々孫々に放射能処理を丸投げするってことであり、国債乱発より質が悪い。

こんなことを多数だから、政権与党だからといって、しらっと、やってほしくない。

お上の組織の中には、庶民の毎日の生活、子々孫々の幸せを考えて声を上げてくれる国士はもういないのか?

領収書のいらないお金をどう作るかという自分の保身には極めて熱心なのに。

徴収を始めるならば、坂の上の一部のみなさんで決めるのではなく、メディア等を使って十分周知し、広く庶民レベルまでの意見集約をして決めるべきだと思う。

放射能を短期に安全に制御できる技術が確率しているのなら原発も大いに結構だけれど、現在は電気は欲しい。でも原発ゴミの自分の地域への持ち込みは断固反対というのが現実なわけで、袋小路。

穴を掘って埋めてばかりいると、われら地球号、そのうち壊れちゃうぞ!

「原発を作るための費用は負担しません」と電気代の支払いを拒めば電気を止められてしまうんだろうし、ほんと、日本丸どうなってしまうんだろう。

自由圏の外国のようにときどきは政権交代が起こったほうが良いのだろうけれど、対抗軸ができない。

国会の先生方は、事務官のような方が増え、昭和の時代まではごろごろいた政治家らしい方はほんといなくなった。

こういう話は、検討だけでボツになって欲しいものだ。

 

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ツクツクボウシ、初なき

2024年07月23日 | Gonとの日常

わが房総の字田舎でも、このところ連日35℃を超える異常な暑さである。

そんな中、Gonのおかげで、朝夕の散歩が復活。

Gonにとってはこの朝のひとときが今の至福のときのようで、『ホリホリマイブーム』『クンクンマイブーム』
喉が乾けば草の露を舐め回し&疲れたら露の草むらにデンぐり返し。

ほんと、楽しそうだ。

こんなことに毎日つき合わされている。
というか、こんなウチのボクと時間を共有しているとリアルの子どもたちと過ごした時間を思い出す。

みんなこんなだったなァと思う反面、当時は自利を優先させ、日々の子たちの思いや、やりたいことに耳を傾けていたか?共にすごした時間はどうだったか?といえば、ぜんぜんそうではない。

みんな死んだばあちゃん任せだった。

子たちの母は、悪気はないんだけれどジイサンマン以上の突っ走るタイプで、「車でぶーって行っちゃいました」で、いつもお出かけ。


弱気なジイサンマンはそれをフォローする気はあっても、自分だって組織人として求められるものはあるわけであり、その結末が早期退職になったってわけ。
でも、それはとても良かったよう。

子を持って思う、親の有り難さ!

こんな言葉は自分の子たちには伝わっていないんだろうけれど、子たちと過ごした時間の中で自分の父母の日常をもう一度なぞり、そこから教えられて今がある。

少し社会の枠組みから外れかけた自分という人間にも子に恵まれたことに心から有り難いと思っている。

自閉症のような子だった自分にも連れ合いができ、子たちに恵まれ、おかげで今もまだ人間関係不得手だけれど人並みになった。

Gonは外見は立派な成犬の体格(XL)だけれど、まだ生後7〜8ケ月の少年犬。
ヒトで言えば、幼稚園から小学校低学年といった所だろう。

でも、おバカなヒト族のオニイチャンより全然理解力がある。

短期間にトイレも覚え、室内カミカミブームもきく耳を持ってくれ、ボール遊び(投げて持ってくる)もできる。
日に日に成長。

野犬といっても誰かが捨てたんだろうけれど、血統証などなくても、高い値段でなくても、容姿がパッとしなくてんも、家族としてかわいがってあげれば、命は輝くと思う。

生きるエネルギーは、値段ではないし紙に書かれた血筋でもない。
まして、見かけではない。

この世にある生きるエネルギーは、こちらが心を開き利他の思いで共に過ごせば、それはかけがいのない命(家族)となる。
相手もこちらに素晴らしいものをくれる。

早期退職してからの、ワンコ先生との時間の中で教えられた。

犬は人間の言葉を相当理解する。

よく観察すれば、日本語ではないけれどちゃんと意思表示をしている。これを拾ってあげれば会話ができるし、いい子になる。

そのためには、共有する時間の量が大切と思う。

Gonが来て以来、うちに孫が常駐した感じである。

また夕方の散歩のタイミングが来たけれど、今日は今も34℃もある。

18時過ぎかな。

と思っていたら、『ツクツクボウシ』の声が聞こえてきた。

まだ『アブラゼミ』の声もまばらなのに、晩夏の声が聞こえるなんて。

この暑さに、セミの体内時計が壊れてしまった個体があったのかな?

ほんと、異常に暑い!

 

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Gonがきた。大変なことになった!

2024年07月20日 | Gonとの日常

ワンコ先生がひとりでどこかに旅立ってしまい、もう自分の年齢的にワンコとの暮らしは無理と思ってきたのだけれど、バアサンマンが、子3号の名前を使ってワンコ先生のいたNPOから推定6月の仔犬を連れてきてしまった。

ワンコ先生同様、野犬の保護犬だという。

この春から定職も終わってしまい、すっかり手もちぶさただったバアサンマン、名前をGonとつけて大張り切りである。(いまのところ)

遠いところから車で字田舎まで連れてきたしまった以上、「返してこい」とも言えない。

受け入れてかわいがってやるしかない。

かなり足の大きな仔犬で、すでに体重は20Kg 近くあり、成犬になれば25〜30Kg近くになるだろうと獣医さん。
ワンコ先生の倍の巨体である。
大変なことになった!

大型犬は10歳くらいで、人の75歳くらいに相当するらしい。

今はまだ、じいちゃん、ばあちゃんと孫のような関係だけれど、ワンコの方はどんどん齢を重ねる。

そして、あと10年もするとじいちゃん、ばあちゃんと同年輩になり、追い越してしまう。

飼い主が若いからといって人の命は一寸先は闇だし、若い世代は犬の世話より仕事など人間社会での活動に忙しい。

実際わが家でも、名義上の飼い主である子3号も、10年後はまだ組織人として一番責任のある年代だろうし、とても犬の世話をしてはいられないだろう。

じいちゃん、ばあちゃんはといえば、犬と暮らす時間はたくさんとれるけれど、体力は落ち、病気も出てくる。

実際、あと10年こっちがもつかなぁとの不安もあるけれど、こうなればなんとか面倒を見てあげなくては仕方がない。

ワンコがいるから生活にハリがでるのも間違いない。

今しばらくはやんちゃ盛りの破壊王で手を焼くけれど、子育て同様、こういうストレスも一つのハリと思えばありがたいことだ。

そう思うことにしよう。

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昔の名前で出ています(旧式電卓復活)

2024年07月19日 | 道具弄りの日々

もう十年半ばも前に買って、最初は仕事で毎日ハードに、最近はいつも手元にあって、暗算では全然答えがでないぼんやりしてきた頭の有能なアシストとして頑張ってくれている電卓がある。

SHARP ELSIMATE EL-771-H

不調になった今改めてGoogle先生に聞いてみたら、2008年2月発売とあった。
その頃に買ったものなのだろう。
随分長く使ったものだ。

骨折療養で鬱々としているところへの、役所からの負担増通知爆弾投下!

すっかり凹んで電卓を叩いていたら、液晶表示が欠けてきた。
電卓まで老衰かよとますます凹んだのだけれど。。。

もう買い替えかな?との思いも。

昨今は手のひら大の使いやすい電卓が、百均ショップで500円くらいで買える。
加減乗除が精一杯の自分の頭では、これでも十分。

でも。
待てよ。

こんなに長い間連れ添ってきたんだから、簡単にはポイって捨てられない。

老眼虫眼鏡で、本体に書かれてある細かい文字を検証。

最初に、made  in Chinaの文字を認識。
ああやっぱり、このころから日本丸は衰退したんだなぁ、とシンミリ。

RC2025の電池使用との表記も見えた。

この電卓、表にあるソーラーで動いているものと思っていたのでこれは発見。

廃棄する前に、さっそくいつものだめもとで裏蓋を外してみたら、確かに電池確認!


でも、この電池のパワー不足なのか、液晶の不良なのか、判断できず。
テスターで電圧を測ってみたら、たしかに電池は消耗しているのだけれど。

RC2025、街のホームセンターなどで買えば、300円くらいはする。
液晶不良なら、これは無駄になる。

う〜〜ん。

ネットでみたら、ヨドバシドットコムさんで、富士通さんのものが、92円(送料、税込み)であった。

だめでもこれくらいなら、と思ってよくみたら、未使用ポイントが少しあって、ポイント使用で出費なしでOK。
これなら、ほんとダメ元だと発注。

今日手元に届いたので、さっそく電池を入れ替えたら、元気に液晶復活。
良かった&タダで復活!なんて、本当に有り難い。



40歳前後の自分だったら、即、間違いなく廃棄だったろうな。(笑)

ヨドバシドットコムさんのおかげで、おらの電卓くん、生産中止になってもまだまだ昔の名前で出ていますって、がんばれそうだ。

この間のチプカシのデジタル腕時計同様、今度の電池切れを考えると、自分より長生きするかもしれない(笑)

ちなみに60年ほど前(1回目の東京オリンピックのあった1964年)、SHARPさんが世界ではじめて電卓を開発したようだけれど、その初号機は、重さ25Kg、値段は53万5千円だったそう。

当時の大卒の初任給が2万円くらいだったそうなので、庶民が家庭で気軽に使える代物ではない。
その重さと同時に価値の大きさもわかる。

これらを開発し、普及させた皆さんに感謝。
有難う。

復活したELSIMATEも大事につかっていきたい。

 

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大丈夫!着実に時は流れている

2024年07月18日 | 不健康な日々

右足親指骨折のトラブルが原因で引きこもり生活をはじめてひと月あまり。

いろいろ自分なりに、今日の用事などを考えて動いてはきたけれど、いかんせん、動きが制限され鬱々した気分は拭い去れない。

それでもここ一週間ほどは歩く練習で散歩もはじめて、以前の日常に戻しつつある。

今朝鉢植えの植物に水をあげたとき、「あっ、向日葵がだいぶ大きくなった」と関心。

2週間前には、25cmくらいだったのだけれど、もう倍の50cm以上にはなっている。

(7月3日ころの様子↑)

骨折の療養でも一日一日はなんの変化も感じられないけれど、向日葵の成長同様、着実によくはなっている。

うん、大丈夫だ。

このところ家の中で過ごすことが多かったので、これからはこの暑さにも体を慣らして、外で動けるようにもっていかなければ。

お天道様の日差しにも負けない向日葵の元気な花が咲くのを楽しみに、自分も動きを増やしていこうか。

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