まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

良く働いてくれた

2021年04月29日 | 家事・雑草との日々

昨日は、はりきって畑作業をスタートしたものの、長い間使い込んできた耕運機(TanakaTCA-500 カルチベーター)のエンジンがかからなくなった。

このところ毎回エンジンのかかりが悪かったのだけれど、今日はプラグ周りの掃除等ではうんともすんとも言わない。

キャブレター周りの、ネット上にある中古部品など取り寄せて、直してみようかとも考えたけれど、もう15年以上も使ってきたもので、直しにも限界があるし、当面の作業ができないので、新しいものを購入することにした。

壊れてしまったショックより、長い間良く働いてくれたことに感謝である。

午後は、作業を中断して、街のホームセンター廻りに変更。

耕運機は家庭菜園でちょこっと使うだけだから、軽量で取り回しの簡単な同格のものを探して、RYOBIにしてみた。


マナーメーカーで少し安いものもあったのだけれど、作業部品のオプションや壊れたときの部品調達を考えて、ちょっと奢った。

TanakaTCA-500は。作業のない時期に、混合ガソリンをタンクに残したままにしてしまうこともあった。
古い2サイクルの混合ガソリンキャブレターなどにとてもよくないとは知ってはいるけれど、ついついである。(笑)

今回のRYOBIは、作業後の抜き取りをきちんとして、また長く使っていこうと思っている。

今日は、時々雨降り。

試運転を楽しみにしていたのだけれど、部屋で昭和を偲びつつ休養日である。

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下り坂

2021年04月28日 | 家事・雑草との日々

コロナ禍に翻弄され、公園誠清掃のシルバーバイトも終了し、あたふたしている内に、はやGWがやってきた。

軸足を置いた交通誘導のシルバーバイトに慣れるまで、少しストレスもあったけれど、なんとかエージング終了かな。

この連休は、シルバーバイトを入れずに畑作業、離れの床材のはりかえを進めようと、早朝から天気予報を見ながら皮算用。

「GWのお天気は変わりやすく、下り坂でしょう」
とのこと。

お天気は、『下り坂』とはいうけれど、「GWのお天気はぐんとよくなり、『上り坂』です」とはいわない。

なぜだろう?

変なところに気づいてニタニタしながら、冷めたインスタントコーヒーを啜った。

今日も、午後からは雨がぱらつく、お天気下り坂らしい。

妄想にふけっていると、時間はあっという間に過ぎる。

降り出す前に、畑の草刈りなどできることにさっさと着手しよう。

畑へGo!
である。

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杞憂かもしれないけれど

2021年04月16日 | 少し働く日々

戦後の昭和の時代に、エコノミック・アニマルなどと言われながらも築き上げてきた日本の製造業の技術は、今や中国にみな持っていかれた感がある。

子供の頃から馴染みの深かった家電メーカーの大半は、今や生き残りに必死。

かつて日本のお家芸のようだった半導体は、米国の円高施策(ドル円360円の時代は今や想像もできない)によって、米国に持っていかれ、今や韓国にも遠く及ばない。

家電の技術は、安い労働力を求めて進出した中国人の貪欲さ(貧しさ)、勤勉さに根こそぎで、一般家電品、PC、スマホはみな中国で作られているような感もある。

今、私の目の前にあるPCも、スピーカー、ラジオ、スマホ・・・、みなMADE IN Chinaである。

安く、かつ品質も決して悪くなない。

未だに、中国人、朝鮮半島人を上から目線でみている人も多いように思うけれど、今や、我が倭人の努力不足!

まだ、国力(お金)があるから、隣国の力(下支え)でやっと、ものが供給されている状態。(悲)

アジアの人たちをもっとフラットに、先入観なく、人として受け止める姿勢が日本人には必要と思う。

今日のシルバーバイトは、役所系の建物の外壁工事のための足場作りの見回りだった。

作業らしい作業もなく、立っていればいいような現場。

忙し過ぎるのも勘弁だけれど、こういうのも、実は、苦手。

暇なので、職人さんの仕事ぶりを見ながら過ごした。

実作業する三人の職人をリードしていたのは、東南アジア系の若い人だった。

日本語も上手だったけれど、日本人の若者二人にきちんと指示し、彼らもその指示に従っていた。

この頃は、3K職場には、日本の若者はなかなかいつかないらしい。

だからか、最近、汚れ職場には東南アジア系の若者がやたら目立つ。

日本人の多くは、彼らを『上から目線』でみているし、現場でも、結構ひどい扱いを受けているのをみることもある。

でもあと10年もしたら、過去の栄光にあぐらをかいた日本人は、自分たちでは何もできない、バカヤロウばかりになっているのではないか?!
「こりゃ、違う日本沈没!」だな。

作業を見ながら、そんなことを考えて過ごした。

こういうのを、杞憂というのだろう。(笑)

感覚的には、そうとう長いバイト時間終了。

実際、8時に朝礼参加。
17時03分まで作業があった。
休憩、お昼時間はしっかり確保されており、しっかりした現場で、組織大好きだった私的には好感をもった。

シルバーバイト的には、中身はないけれど、拘束時間的にはみっしりの一日で、開放された。

この現場、自宅から車で90分もかかる場所で、次回この話があったら、ゴネて断ろう。

たかが3時間ではあるけれど、残り少ない時間。
せめて自分のために使いたい。

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ガードハロー

2021年04月15日 | 日記

目、歯は、特に使いが激しいので、衰えも若い頃から、その年代年代で感じてきた。

幼少の頃は、ろくなものも食っていなかったので、小学低学年までは、虫歯なし!
で過ごせたが、その後は、貧しかった故にか、無精だったのか、歯磨き習慣もついておらず、今日まで歯とは、不健康な日々を続けている。

若い頃はなにか有効な歯磨きで磨けば効果があると思い、1チューブ千円以上もする高価な歯磨きを使ったりしてきた。

だから今この程度で収まっているのか、そもそも歳になればこの程度なのかは、今となってはわからないけれど、いつもいく歯科医院で、地域の同級生や歳の近いみなさんによく出会うということは、高い歯磨きの効能は、後者の方に近いのでは、と思う。

早期退職した頃の生活の見直しの中で、ホームセンターの片隅で、子供の頃からいつのころまでか使っていた『ガードハロー』が100円前後で販売されているのを見つけ、買ったのがきっかけで、歯磨きは、『ガードハロー』に戻った。

その時は、正直、半世紀近く前の歯磨きが現役で売られていることにもビックリしたし、それだけ長い時間を人々に支持されている商品性に感動した。

そして、これが、結構売れている!

最近は継続して使っているのだけれど、時々は欠品であったり、いつもいくつかはケースからなくなっていることが多い。

効能が高いブツで一日一回磨くより、お昼は別にして、家で食事をする朝夕は、食後『ガードハロー』で歯磨きするようになった。

この行動の客観的な有効性はわからないけれど、私的にはいいような気がしているので、続けていきたい。

チューブの中身が少なくなったので、シルバーバイトの帰りにコメリさんで、新しいものを買ってきた。

税込み95円也。

コメリさんは、地域最安値で、良質の生活関連のものが結構ある。

地味だけど、ずっと税込み価格一本でとおし、買う側にわかりやすく、良い商品を提供してくれている。

『ガードハロー』一個、95円だけ買うのもなぁと思ったので、古い軽四のエンジンオイルを買って、人並な買い物のをして帰宅した。

このエンジンオイル、3L、1500円余り。
ずっと使ってきたけれど、とても安いし、燃費も悪くない。

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生きるって、迷ってていいのかも

2021年04月14日 | 読経の日々

歯科通院の日で、シルバーバイトはなし。

雨天のため、外の家事もできずで、撮りためてあったテレビ番組の録画をみて時を過ごした。

NHK 『先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)』で、方丈記の作者、鴨長明さんをとりあげており、しばし見入った。

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし」

この語りだし始まる方丈記は、今は知らないけれど、私のころは高校の古文で学んだ。

仏教の無常観で始まるこの冒頭は、当時、その意味はぜんぜん、うんともすんとも、ピンと来なかったけれど、頭に残った文節であった。

鴨長明というひとは、仏教に深く帰依し、達観した方だろうと思ってきたが、実像は処世術が下手で、内に籠もりがちな性向だったらしい。

日々迷い、日々今日はどう生きようかと模索し、晩年の時間まで迷ったという番組だった。

生きるって、迷い続けることで、「悟りがひらけ心安らか」「達観しました」ということではないらしい。

それでも、鴨長明さんは、後世に延々と残る作品を残した。

いつまでも、自分が大事。

そんな中で、そのエゴを抑えること(利他)が、自分がラクにいきることのなるのかもしれない。

もちろん、長明さんの生きた時代から今まで生きて、事実を伝えてくれている人はいないわけだから、後世の研究者の推測に過ぎない定説(歴史)だけれど、しびれたなぁ。

娑婆でいきていくというこは、俗っぽく、我欲的でもいいのかも。

でも、観音(お釈迦様のアバター)様の教えという軸足をしっかり持って(毎日仏壇に向かう時間を持って)、我欲的な自分を振り返る。

皆がそうすれば、少しずつ社会は平穏になる。
そんなふうに思った時間だった。

NHKらしい、いい番組だった。

NHKは最近いろいろ批判(そのとおりの部分もあるかも)はされているけれど、ラジオ放送を含め、日本人にとって、形の見えない必要なインフラ企業だと思う。

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