まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

房総横断ひとりウォーク(いすみ鉄道1)前編

2016年04月29日 | 房総横断ひとりウォー...

いすみ鉄道の走る姿を風景の一部としてみることはよくあるのですが、じつは、60年近く生きてきて、利用したことは数度しかありません。普段の移動手段はもっぱら車です。

経営的には、ほんと厳しいらしい。なんせ、地元住民のあたしが、いくらも利用しないのですから。

でも、いつまでものどかに走っていてほしい。
いすみ鉄道や小湊鉄道が山間や田んぼ中を走る風景は、”あたしの原風景”なんです。

何もない田舎の”こんな沿線”に足を運んでくれる都会暮らしのみなさんも、きっと”自分の田舎の原風景”と重ねているんですかね。

房総横断ひとりウォークのスタートは、大多喜駅近くにある町営駐車場(1500円)に車を置いて、大原駅まで、い鉄(いすみ鉄道)で移動。この間(営業キロ15.8Km)のウォーキングから始めました。

券売機で乗車券を買って構内に入ると、本多忠勝公が迎えてくれました。
雰囲気ある。いい感じ。

乗車すると30分ほどで、いすみ鉄道大原駅に到着です。
左の黄色いムーミン列車(いすみ350)に乗ってきました。

いすみ鉄道には、黄色いムーミン列車と画像右側のようなキハ系の車両が、ローカル色いっぱいに走っています。

駅を出て、い鉄のレールと並行している国道465号(大多喜街道)を歩きました。今回のウォーキングは、この国道が主です。国道といっても”一桁・二桁国道”をイメージしないでくださいね。国道もローカル線です。

外房エリアの中核都市、茂原と、今回歩いた国吉駅周辺を結ぶ、南総広域農道というのがあるんですが、農道より交通量は少ない(感じのする)国道です。

駅を出て少し歩くと、木戸泉さんという地酒屋さんの側をとおりました。飲む方ではお馴染みだったのですが、場所は初めて知りました。
その先にあった鉄橋も、風景に溶け込んで、味があります。
時速4kmならではの気づきです。

駅間営業キロ1.7Kmなので、じきに、西大原駅に到着。
駅とはいっても、駅舎はなくバスの停留所のような感じです。案内表示もないので、少し行き過ごしてしまいました。

西大原駅先から線路脇を歩いてみました。線路脇に農道があり、すぐ近くで走る列車を見られます。列車も、のんびりガタゴト。気持ものびのびです。

田植えの終わった田のくろで、シラサギ羽を休めていました。鶴ならば話題性もあるのでしょうが、シラサギじゃぁねぇ、って感じです。でも、時々羽を広げて水上を飛ぶ姿は、風景としては悪くありません。しばらく観察していました。

国道脇に小高く残った丘の上に、祠が見えたので覗いてみました。
文化年間(1804年~)に佐室村が建てた馬頭観音が残っていました。当時は、このあたりは峠道だったのかなぁ。この辺りが、近世の村堺だったのですね。

上総東駅です。

新田野駅手前にあった、『遭難者之碑』。
顕彰碑によると、昭和26年当時、この付近は山深い峠道で、東中学に通う女生徒が交通事故で亡くなった。これをきっかけに、周辺の道路整備が始まったというような内容でした。車が珍しい時代の死亡事故で、大きな動揺があったのでしょう。

新田野駅。ここの待合所で休憩。自転車の人も休んでいました。駅構内の出入りは、自由です。線路を見ながら、のんびり!

駅ノートが置いてあったので、見せてもらいました。
===

営業できました。結果は検討。
(中略)
また来るね、いすみ鉄道。
ほんとうに、いいでんしゃだから。
海外へも、どこにでも広げたい。
本当のニッポンは、ここにある!   
                  
(書き人知らず)

===

あたしには、見慣れた日常の山野・田園風景ですが、こんなふうに感じている方もいる。自分は幸せな環境の中に暮らしているのだと再認識しまいした。

大原と国吉の村堺の民家脇にひっそり残っていた馬頭観音。

こちらは、弘化年間(1844年~)に、地元の有力者でしょうか、治左ヱ門さんという方が建てたもののようです。大多喜街道を通じて、たくさんの人、物の移動があった名残ですね。

200年近く前からの人々が見た風景の一部を同視できたような、時速4Kmの徒歩ならではの時間が過ごせました。

 (実際に歩いた日:2016419日)

 房総横断ひとりウォーク(いすみ鉄道1)後編につづく

本日は、趣味道楽の世界の長文をご覧いただき、ほんとうにありがとうございましたm(__)m

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雨の日にはひとりPC教室

2016年04月28日 | 道具弄りの日々

使い込んでいたVAIO君の後継で買った『1万円PC』、簡単な文書を作ったり、家計の集計をするくらいになった今のあたしにはちょうどで、活躍してくれています。

PCより高価なMSオフィスを買ってもなぁ(笑)と思い、オープンオフィスのLibereOfficeを入れて使い始めたのですが、MSオフィスとは、似て非なるもので、細かい操作になると思い通りにならずオロオロ。特に、表計算ソフトのカルクに苦戦。

オープンオフィスに詳しい人は近くにいないし、解説書の数は少なく、けっこう高い。ここでお金を使うなら、歎異抄周辺の本を買って読んでみたい。

時間はたっぷりあるので、Web情報で解説ページを探して、外作業ができない雨の日には、ひとりPC教室を楽しんでいます。こうして好奇心を満たしながら時間をつぶせるのも、不便な『1万円PC』のおかげですね。

『時は金なり』という言葉があります。時はたしかに、お金の代わりになるかも。お金で時は買えないけれど。

今挑戦中のサイトは、
LibereOfficeCalcの演習帳』

http://lb-office-enshu.pya.jp/enshu/startread

このサイト、演習問題がたくさんあって、いじって覚えるという感じで気に入っています。

『朝晩血圧測定折れ線グラフ』、最近のひとりPC教室の実用化作品です(笑)

 

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ハエ取りトラップ、1か月目の様子。廃棄方法。

2016年04月27日 | ハエ取りの翁

愛知工科大学さんの『超かんたん「ペットボトルでハエとり器」』をもとに自作した、ハエ取りトラップを設置して1か月経ちました。

結果は、ご覧のとおり。

手前の2Lペットボトルより、奥の500ccペットボトルの方に圧倒的にたくさんのハエが入りました&自作でも、十分効果がありました。

原因ははっきりしませんが、2つの違いは、

〇ハエの入り口

 2Lペットは、放射状に切り裂いた。500ccペットは、1.5ミリ角で切っただけ。

〇臭気穴の数

  2Lペットは、餌液の量に対して穴が少ない(かも)。

くらいの違いです。

トラップに入ったハエは、止まったところから上に飛び立つ傾向があり、ほとんどペットボトルの肩の部分にぶつかって、餌の溶液に落ちて溺れてしまいます。

入り口の大きさはあまり大きいとハエが出入りしてしまうので、1.5ミリ角位までだと思いますが、形状にあまり手をかける必要はないようです。

今日、入り口1.5ミリ角。臭気穴をたくさん開けた500ccペットボトルトラップを2個作成。餌の基本調合+魚の煮汁があったので添加して更新しました。

トラップのコストは、餌の材料費(砂糖、酒、酢、台所洗剤)ですので、100円以内でしょうか。餌の基本調合で作ると、500ccペットボトルトラップ2個分の餌ができます。

今回廃棄を行いましたが、500ccペットであれば、餌の残り水分を捨て、ハエの死骸ごとビニール袋に入れて口を輪ゴム等でしっかり縛れば、可燃ごみで出せます。この際、臭気穴は、水切りに有効でした。
Lペットは、どうしよう!って感じ。

500ccペットで作るトラップに優位性がありそうです。

自我自賛は、キャップの中心に穴をあけ、針金ハンガーを加工してつり下げるように工夫した一品。この部分は、何度も繰り返し使えます。

五月蠅い季節。
ご近所の衛生環境を守るために、蠅取りじいさん、がんばんなきゃ!

 

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千葉でRADIO BERRY エフエム栃木

2016年04月26日 | ラジオな日々

廃品で作ったFMアンテナで、4月18日の夕方、『RADIO BERRY エフエム栃木』(76.4MHz 1KW)の放送をかなりいい状態で受信しました。

いちはらFMのある市原市と エフエム栃木のある栃木県宇都宮市は、家からは同じ方向にあり、周波数も近いことから同調したようです。

それにしても、宇都宮市からは、直線で150Km以上。FM波でよく聞こえたもんです。

気になることは、即メモ、が最近の習慣で、放送内容を簡単に書き残しておきました。

今やラジコの時代。調べてみたら、RADIO BERRY エフエム栃木も、ラジコプレミアムで料金を払えば千葉県でもWebで最高にいい状態の放送が聞けるようです。

いまどき電波の受信報告は迷惑な話だよな、と思いつつ、エフエム栃木さんに受信報告していいですか、ってメールで確認したら、ベリカード(受信報告確認証明書)ありますよ、と返信をいただけました。
無視されてもしかたがないような照会に親切に応答してくれたので、甘えついでに受信報告書を送ってみたら、昨日、いい感じのベリカードとオリジナルステッカー2枚が届きました。

嬉しい

Webラジオもいいけれど、遠くの電波を拾ったり、小さなローカル放送局の放送を聞きに、そのエリアまで出かけたり、こんなアナログ的なラジオ放送との出会いも、ラジオらしくていいと思います。

バイクがあったころは、佐野ラーメンや宇都宮餃子を食べるためにだけ、早朝から出かけて行った栃木県。この頃はごぶさたですが、自分の中では身近なエリアです。

ときどきは、RADIO BERRYで栃木の話題も楽しみたいなぁ。

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豆がぼつぼつ収穫期に

2016年04月24日 | 家事・雑草との日々
インゲン、トウモロコシの収穫期を長くするために、2週間くらい間をおいて、  種まきをしています。2回目の種まきのために畑に出てみたら、冬をこしたエンドウ、ソラマメが収穫期になっていました。
 
 
ソラマメはもう少し実がいってからの方がいいかな、とも思ったのですが、若い柔らかい豆も好きなので、待ち切れず初収穫。

さっそくいただいたら、これがうまかったぁ!(自画自賛!)
 
これからは、どんどん収穫できそうで、しばらくは毎日ソラマメ〇〇を食べる日々になりそう。
 
エンドウは、2回目の収穫です。春先に、生長点を鳥についばまれてしまい、ダメかと思ったのですが、脇芽が伸びて復活。そこそこ実を付けています。
 
玉ねぎも、そろそろ行けそうですね。
100均の種から苗を作って育てました。苗がうまく活着せず、ずいぶん消滅してしまいましたが、それでも40~50個は取れそう。はじめてにしては、まずまずです。
 
失敗ばかりの家庭菜園ですが、野菜や雑草、害虫にに教えられながら、少しずつコツもつかみつつあります。
楽しい自分の時間です。
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