このあたりまでくると、ポケットラジオで聴いてきた市原FMもとてもよく入るなってきました。
ラジオを聴きながらとぼとぼ歩き、線路をたどってやっと見つけた、上総三又駅です。
民家の中に、ふつうにある古い建物といった感じでたたずんでいた海士有木駅。地元の小学生、道路工事の警備員さんなどに聞きまくって、やっと到着しました。
家庭菜園で作業中のみなさん、自宅周辺を清掃中の方などに導ていただいた上総村上駅です。駅舎は、どこかの作業場のような外観で、ここに辿りつくのもとても手こずりました。
この駅周辺にさしかかったとき、市原FMで「大沢和子の聞いてくれっがいよ」というローカル番組がはじまり、市原郷土かるたという話題でちょうどこの村上駅周辺に伝わる「河童のくれたツボ」の話を、房総訛りいっぱいに放送していました。こういう話を聞けるので、ラジオのローカル局は面白いですね。
自分では標準語を話していると信じていますが、思いっきりなまった大沢さんの放送を普通に聞いて、笑えてしまう自分に気づき、「おりゃ、やっぱ、なまってかんもしんねなぁ」とニタついてしまいました。
さて、時刻は、すでに16時過ぎ。お天気が悪かったので、薄暗いです。五井まで、あと営業キロ2.5Km。さて、どうすっべか?
上総村上から五井の間で、上総国分寺跡、市原FMのスタジオ見学を目論んで出かけたウォークでしたが、両方は難しくなってきました。
(国分寺薬師堂)
もう、暗くなってきましたが、これを逃したらまたいつ来られるかわからない。マップで確認したら、ちょっと足をのばせばいけそうなところに上総国分寺跡が見えました。見学というよりは、「行ってきました」という程度の歩き抜けでしたが、話のタネに立ち寄ってきました。
17時30分すぎ、五井駅に到着。
4月19日9時54分に、いすみ鉄道大原駅から第一歩を踏みたし、137,207歩、96Kmあまりの房総横断ひとりウォークの完成です。
JR五井駅からは、4番線のローカル色いっぱいの小湊鉄道に揺られ、上総牛久駅までもどり、
珍来さんのうまにそばでお腹を膨らませ、満足感いっぱいでの帰宅となりました。
満腹と達成感、幸せ感にも相関関係があるようです(笑)
小湊鉄道3(上総牛久駅~五井駅 営業キロ16.4Km)
実際歩いた日 2016年11月2日
実際に歩いた歩数 40,011歩(約28Km)
さて、来年はどこを歩こうかな?いろいろ思いを巡らせて、考えている時間はとても楽しい時間です。
早朝ウォーク等毎日きっちりやることが苦手なので、来年もイベント的なひとりウォークを考えて、月1回くらいでかけてみたいと思っています。