まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

Libre Officeで年賀状準備(2)

2022年12月16日 | Xubuntu学習帳

Libre Officeでハガキ宛名印刷をおこなう場合、Writer(ワープロアプリ)でハガキ様式を整え、Calc(表計算アプリ)での住所録データを紐つけて、差し込み印刷をすることになる。

以前MS Officeで作って使っていたことがあったが、年賀ハガキのレイアウトに差し込みデータをのっける作業など、ゼロから作るのは、結構な根気と労力がいる作業だった。

「なにか使えるものはないかなぁ」と、いつもの通りGoogle先生に聞いてみたら、「特定非営利活動法人 OpenOffice.org日本ユーザー会」の鎌滝さんが、OSDNでオープンソースソフトウェアとして公開してくれている『はがき宛名書き.zip 』というもを教えてくれた。

Ooo(Libre Officeの前身)時代のものだけれど、解凍して弄ってみたら、完成度高!(笑)

これをベースに、というかもうできているものなんだけれど、使わせていただくことにした。

基本的な使い方:

・配布ファイル内の『Readme.txt』

鎌滝さんの作成した注意事項。
毛筆フォントのインストールは、上手くいかなかった。

Plane Noteさんのページ
(https://note.z0i.net/2019/09/libre-hagaki-insatu.htm)

『はがき宛名書き.zip 』の使い方を画像付きで解説してくれている。
ページ内に記載のある、毛筆フォントとハガキデザインキットについては、この際、無視。(笑)

ちょっと工夫した点:

・差し込み画面(はがき宛名書き.odt)の文字のバランスを調整

文字の大きさを変えたい差し込み印刷フィールドの部分をマウスでポチって選択。
住所部分は、16ポイント。氏名部分は、24ポイントに変更。

この辺りは好みの問題。オリジナルのままでもOK。

・住所録(Address.ods)の手直し

A列(ID欄)

「=ROW(A17)-1」という関数が入っている。
サンプルデータでは、21行以降が空欄なので、マウス左クリックでA20行のマスを選択して、手持ちの住所録件数以上まで引っ張る(コピーする)。

K列からQ列(郵便番号データを半角に統一して、1文字ずつ取り出している欄)

「=MID(ASC(E2),×,1)」という関数が入っている。

R列からS列(住所データを全角表示に統一している欄)

「=JIS(H2)」という関数が入っている。

K列からS列のデータが差し込み印刷に使われている。
17行以降は、これらの関数が入っていないので、K16からS16までをマウスで左クリックしながら横にずるっと選択し、続いて、下側に手持ちの住所録件数以上までずるっと引っ張る(コピーする)。

サンプルデータで、差し込み印刷の手順や印刷結果の確認方法などを一通り弄って動きを押さえたら、B2からJ15までのサンプルデータを選択し、データ削除

これで自分の住所録データを入れる準備完了。

ちなみに、F列(都道府県欄)、G列(市町村欄)は、宛名印刷では使っていないので、データ登録の必要なし。

H列(住所1欄)に市町村からの所番地、I列(住所2欄)に集合住宅の場合の建物号棟部屋番号を入れればだいたい18文字以内に上手く収まる。

・差し込み印刷結果の確認

印刷は、「すべて」「選択したレコード」「開始レコードから終了レコード」で使い分け可能。

出力オプションでは、「プリンター」の他「ファイル」が使える。
本番印刷前に、「単一のドキュメントとして保存」で一度ファイルにはき出して点検、確認ができるので、大量印刷失敗!!なんてことも避けられそう。

この辺りは、サンプルデータで弄ってみると分かりやすいと思う。

・郵便番号の編集(おまけ)

昨年の住所録郵便番号は7桁の連番だったので、ちょっと加工した。
例)A1にある7桁の郵便番号(1234567)を分割して、編集
B1 =LEFT(A1,3)  <123が切り出せる>
C1 =RIGHT(A1,4)  <4567が切り出せる>
D1 =B1&"-"&C1   <123-4567という形に編集>

本日、住所録のデータも入れ込んで、年賀状の準備が完了した。

あとはお正月を待つばかり。

 

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Libre Officeで年賀状準備(1)

2022年12月13日 | Xubuntu学習帳

年賀状は、元旦に届いた方たちへ、当方の『生存通知』としてご挨拶をするようにしている。

来年のお正月も50枚ほどもくるだろうか。

もうフェードアウトでいいのだけれど、それでも送ってくれる方の気持ちを思うと、「まだ生きてるよ」と連絡くらいはすべきだろうと、準備を始めた。

昨年までは、主に日本郵便のはがきデザインキットを使わせてもらい、文面も宛名もサクサクできたが、今年からこのアプリ、宛名印刷部分がなくなってしまったではないか。
が〜〜ん(ToT)

Windows PCを使えば、無料の宛名書きアプリもあるけれど、今年になり日々使うようになったのは、XubuntuPC。

だいぶ使えるようになってきたこともあり、今回は、Xubuntu PC+Libre Officeで事前準備してみることに。

元旦に印刷して、ご挨拶を書き加えて出せれば、例年とおりのスタートが切れる。

今日は冷たい雨降りで、シルバーバイトは中止。
早速、着手。(って、すこし遅気味だけど)

で、本日は文面が完成。
手作り感一杯だけれど、まあ、自分らしくていい。

経過を簡単にメモ。

使ったアプリ:Libre Office Draw(描画アプリ)

文面というイメージだとWriter(ワープロアプリ)だけれど、年賀状のように画像を置いていくカードだとDraw(描画アプリ)の方が操作が簡単。

・Draw(描画アプリ)を立ち上げ、『メージ(P)』→『ページ設定(P)』で、用紙サイズをハガキにして、余白を調整。今回は、4方向とも0.5cmとした。

・あとは、この上に、好みの画像やテキストボックスを配置していけばOK。

フォントの問題:毛筆フォントがない

Xubuntuの基本フォント、Noto Sansには、年賀状で使うような毛筆フォントがない。入れ込む方法はあるのだろうけれど、普段使うこともなく今回限りのこと。フォントを取り込むことは止め、無料の画像を使ってみることにした。

Windows PC+Libre Officeなら、フォントはたくさん入っていると思うので、縦書きテキストボックスに毛筆フォントで自作も簡単にできそうだ。

・「謹んで新春の・・・」の文字は、Web上で無料で公開してくれている画像(イラスト)をPNGファイルでダウンロードして貼り付け。

・赤枠は、縦書きテキストボックスを使って、表示。
郵便番号欄や住所氏名も、横書き、縦書きテキストボックスを使った。

・実際には、他にいくつかの無料イラストを使わせていただき、画像挿入で貼り付けて形を整えた。

なんとか文面はできたかな。

文面だけなら、日本郵便のはがきデザインキット2023でも作れたわけだけれど、まあ、この手作り感も『年に一度の生存通知』としてはきっといいんだろう。

問題は、宛名印刷である。

文字をきちんと書くのは、どうも苦手。
数枚なら大丈夫たろうけれど、数十枚となると後の方の方たちの分はごちゃごちゃになりそう。

住所のCSVファイルは残っているので、なんとかPCを使って考えていこう。

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ワークスペースの移動方法

2022年09月24日 | Xubuntu学習帳

小さなノートPCの画面で、複数のアプリを立ち上げて作業していると、作業スペースが足らなくなり「もう少し広げたい」と感じることがある。

Xubuntuにもワークスペースという機能があって、主作業で参照するためにひらいているようなアプリのファイルを一時的に移しておくことができる。


・パネル(タスクバー)に表示される実行中のアプリで、移動したいものを右クリック。

「右側のワークスペースへ移動する(I)」をクリック。

・ワークスペースを参照するには、

「Ctrl」+「Alt」+「→(←)」

キーボードで、「Ctrl」「Alt」を同時に押し、「→(←)」で移動。

WindowsPCではこの機能を時々使ってきたけれど、Xubuntuでは、『パネルを消しちゃった 2022年09月14日 | Xubuntu学習帳』のときからである。

あのとき、とあるデータの入力中、何をおもったか上の画面をだし、「おっ、ワークスペースがある。(で、ぽちっ!)」

作業中のファイルは、別のワークスペースへ飛んだけれど、さて、そこへの行き方が分からない(笑)。

よく調べず、パネルという言葉をワークスペースと混同し、感覚的に操作。あやまってデフォルトのパネル(タスクバー)を消してしまった。

消してしまった時は、ほんとトホホだったけれど、おかげでXubuntuの勉強ができ、備忘メモも何回か書けた。

また一段老け込んできたせいか、このところ普段気になっていることがあっても、「普通に使えて、動いているからまあいいか」であまり熱をいれてPCをいじらなくなってしまった。
物事への関心も薄くなってきているように思う。

若い頃のように外からどんどん刺激が入ってくるということはない。

年取って、元気に、活性化して暮らすには、ときには今回のようなトホホ事件や病気など、トラブルというものも必要なことなのかもしれない。

ちょっと凹んだ状態で、気づくこと、学ぶことは多い。

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Xubuntuの壁紙を日替わりに

2022年09月23日 | Xubuntu学習帳

パネルを消しちゃった 2022年09月14日 | Xubuntu学習帳』の復旧作業の中で、ついでにやってみた『Xubuntuの壁紙を日替わりに』の内容を備忘メモ。

「PCを起動したとき、毎回同じ壁紙ではなく、Windows PCのように、自分好みの画像を、日替わりで壁紙にできないかなぁ」と思い、Google先生に質問。

Xubuntuの壁紙は、『/usr/share/backgrounds/xfce/』(ルート)に置かれていた。

Xubuntuのルートディレクトリ(フォルダ)は、ルート権限がないと、気軽にコピペ等で改変できない。

また、気まぐれで変える壁紙を、ルートディレクトリにしまい込む必要もない。

そこで、

1.気軽にコピペできる自分のユーザーID(jiisanman)の『Picturesフォルダ』に『ダウンロードした壁紙』というフォルダを作り、そこにWeb上から無料の壁紙画像をダウンロード。

Picturesフォルダ下に置く画像フォルダは、画像のサイズにちょっと気を配れば自分で撮影した画像集など、任意。
四季の風景、旅の思い出などを、PCの起動時に1コマ1コマ見て楽しむのも悪くないかも。


マウスで操作するには、デスクトップの『ホーム(home)』アイコンをポチって、
次のパスのように追いかけていけばいい。

/home/jiisanman(自分のユーザーID)/Pictures/xubuntuダウンロードした壁紙/

2.デスクトップ上で右クリック。
『デスクトップの設定』をクリック。

あらわれた画面から、『背景(B)』タブをクリック。

3.『フォルダ(F)』欄のプルダウンメニューから、1.で作成した『xubuntuダウンロードした壁紙』を選択。

4.『背景を自動的に切り替える(B)』のチェックボックスに、チェックして、右側のプルダウンメニューから『起動時』を選択。

終わり。

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終了、スリープのアイコンを作る

2022年09月22日 | Xubuntu学習帳

Windows PCではデスクトップに『終了(シャットダウン)』『スリープ(サスペンド)』のショートカットアイコンを作って使っている。

ワンクリック、「ぽちっ」で、操作ができるので、私的には結構気に入っている。
これをXubuntu PCでも作ってみたという話。

今使っているXubuntu PCは、Windows Vista時代の「歴史的なPC」になりつつあるブツだけれど、Xubuntu OSで大きな(小さいのはある 笑)ストレスも感じずに使っている。

使っている当人が、Windows 95時代の「ぴぃ~~、ひょろひょろ・・・」の電話モデム通信を基準にものを見ている化石人なので、「歴史的なPC」でも、ストレスより、面白さの方が多い。

Xubuntuの起動時は、他の部屋にあるWindows PC並に時間がかかるのだけれど、一日中通電する前提では、スリープ(サスペンド)からの復帰、終了処理では、圧倒的に速く使い勝手がよい。

一日中家にいる時は、ChromeOSFlex→Xubuntu PCの順に、通電時間は長い。
古いPCでも、スマホ並みに、サクっと立ち上がり、調べものをしたり、思いつきを形にできるのは本当に有り難い。

前から使っていた『終了(シャットダウン)』アイコンの他に、今回『スリープ(サスペンド)』を作ってみたので、備忘メモ。

・『ランチャーの作成』
デスクトップで右クリック。
『ランチャーの作成』をクリック。

・『名前(N)』欄に、アイコンに表示される適当な名前、例えば、ShutdownとかSleepとか。
まあ、自分好みのでいい。

・『コマンド(A)欄』に、以下のコマンドをコピペして貼り付け。
『終了(シャットダウン)』なら、

xfce4-session-logout --halt --fast

『スリープ(サスペンド)』なら、

systemctl suspend

・アイコン(I)欄で、「アイコンありません」欄をクリックして出てくる画面から、お気に入りのアイコンを選択して設定。
画像では、Linuxペンギン君があったでそれを使った。

・『作成』をクリック。
できたアイコンは、使いやすい位置へマウスでつまんで移動。

編集は、当該アイコンを右クリックして、『ランチャーの編集』から。
上の画像は、作成後の『ランチャーの編集』である。

終わり。

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