ネットニュースをながめていたら、「日本郵政は29日、2023年4〜6月期決算で、保有する楽天グループ株を巡って800億円規模の損失を計上する最終調整に入った」という記事(gooニュース)が目に止まった。
オーストラリアの物流会社の大型買収に失敗して5千億円近い損失を出したのは、そんな前の話ではない。
またぁ〜ぁ!?って、感じ。
字田舎の小さな郵便局舎も最近はきれいにリニューアルされているところが増えて、イメージは今風になってきているけれど、実際のところは、こんなに大きな損ばかりだしている経営なわけで、田舎の郵便局ファンとしては、がっかりである。
ゆうちょ、かんぽという業務もあるけれど、私の郵便局のイメージは、
「雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシズカニワライナガラ
ユウビンブツヲトドケテクレル」
まちの郵便屋さん。
シルバーバイトの警備員と同じように、体感40度を超す灼熱のアスファルト路上で、長袖のユニフォームをきて、ヘルメットをかぶり、蛍光ジャケットまでつけて、特に、夏は、実に、もう見ているだけで暑苦しい。
一般車両からはうっとうしがられながらも、真っ黒な顔を汗で光らせて、毎日、わずかばかりの収益を稼ぎ出している。
シルバーバイトで同じような格好、思いをし、そんな彼(最近は女性も)らの姿を路上で見るにつけ、彼らが積み上げたものを、あっけなく、あっ、失敗でしたと、費消してしまう。
こういう経営に、正に、「・・・」である。
こんなにおおきな損失を立て続けに出しても、ビクともしない企業ならば、「庶民の小銭貯金に罰金をかけなくてもいいじゃないか」「貯金の金利だってもうちょっとあげてよ」
そんなふうに思う。
利用者、生活者の目線を忘れた企業は、いずれは消えていくのかも。
ちょっと、腹がたったので、ブログにしてみた。