まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

北海道一周コース Goal!って、てんでマイペースだけれど(笑)

2023年11月21日 | バーチャルウォーク

昨日、『エンジョイウォーキング 北海道一周コース』完歩。

昨年、8月19日、暑い盛りに、まだ元気だったワンコ先生と夕涼み、というか18時過ぎ頃、歩き始めた『エンジョイウォーキング 北海道一周コース』

昨日の歩数で、北海道一周コース 2,044.7kmのゴールに戻ってきた。

396日ぶり。

後半は、同行の友であり、子のように思っていたワンコ先生が永眠し、運動量も落ちてしまったのだけれど、ワンコ先生の生き様は、今も忘れられない。

出会いは、保健所犬で、とある県内のNPO法人経由で知り合って、家に来たときは、おどおど、うろうろ。

少しずつ、自分の範囲を広げて、どんどん人の言葉を覚えて、カミさんが食い物をたくさん与えておくもんだから、近所の猫やカラス、雀とも仲良くなって。

巡回してくる野良犬(?脱走)には、定番の餌場になって、それでも、機嫌よく、怒ることない毎日。

「ボクは、もう食べたから、いいよ。食べな」

不在の日中に家に来る皆さんには、「一応吠えてみっか」とワン、ワンはするけれど、敵意がないとわかれば、訪問者の言葉に反応し、家に定期的にくる皆さんは、みな友達だったよう。

これは、亡くなってから知った部分が多い。

で、パトロールが大好き!

花火、雷、雨は大嫌いで、いつも救助要請。

「く〜〜ん、く〜〜ん。お家に入れてくれ」

最期は腹に大きな腫瘍ができ、排泄もできなくなり、食べられず。

相当苦しく、痛みもあり、極限であったと思うけれど、「痛い!」と泣き叫ぶこともなく、家の者に恨み言を言う、喚き散らすでもなく、静かに向き合っていた。

とても今の自分には共有できない苦痛である。

犬は、すごい。

最後まで、立とうとし、最後まで、パトロール、いこうぜって、目が訴えていた。

自分にこれができるだろうか?

楽しく遊んだだけでなく、ほんとうに、生き様を教えられもした。

そんな、同行二人の今回のゴール。

日常の生活歩数を万歩計で積み上げただけの話なので、自己満足に過ぎないわけだけれど、よくがんばったなぁ、と自分を褒めてあげたい。

バーチャルウォークや駅間ウォークは、手法で、自分の計画は、『4千万歩の男計画 』

2014年11月19日に一歩を踏み出し、24,586,158歩まできた。
この思いつきの第一歩も、ワンコ先生とだった。

第三者は、「老後の・・・」なんて見る範疇のことだけれど、自分は、年老いても、『その後』なんてない。

老は、老で、今を受け止めて生きている。

今のこの世に、極楽も地獄もあると思っている。

時間、その中で流れる関係性を意識して、できるだけ『極楽』の時間をすごして、諸行無常の川の中にフェードアウトしたい。

今の健康状態などを考えると、伊能忠敬先生の歩数にも及ばず、終わっちゃうのかな?
とも、思うけれど、それはわからない。

ワンコ先生のように、最後の一歩まで。

意思が折れなければ、肉体は、案外持つ。

行けるかもしれない。

『エンジョイウォーキング 東海道コース』に引き続きエントリーした。

これからは、散歩を誘ってくれるワンコ先生もいない。

仔犬を飼おうにも、これから、15〜16年も元気に生きていられる自信も根拠もない。

ひとりで、とぼとぼ、行けるところまでゆくしかない。

一人で生まれ、みな、一人で行き着くところまでゆく。

だから、今、この時を大切にいきる。

これが、いいんじゃないかな。

 

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ようやくプランターの花を入れ替え

2023年11月19日 | 家事・雑草との日々

今年は秋になっても夏日が続いたので、切り戻しで繋いできたペチュニアは、ほんとうによく咲いてくれ、今朝もまだ咲いていた。

急に冬になり、さすがに濃い夏の色は寒々しい感じがしてきたので、いつもお世話になっている園芸農家がやっている直売店へでかけ、花苗を少し仕入れてきて、花の入れ替えをした。

毎年の定番、花がらとりや適当に切り戻しをしていけば、5月GW頃まで咲いてくれるパンジー・ビオラ。

少し傷んではいたけれど、1ポット税込み70円というのがあったので、それにした。

昨年までは、65円くらいだったようにおもうけれど、ここにも値上げの波。(悲)

収入がスライドして増えていれば、値上げも悪くはないのだけれど、実入り実高は据え置き、相対的には日々地盤沈下!
ってんじゃね。

直近で仕入れた(栽培した?)苗は、1ポット税込み150円の値がついていた。
タカっ!

庶民が時間をゆったり楽しむ、ほんのささやかな、こんな素材にも値上げ圧力。

プランターの花の入れ替えに、土まで入れ替えると結構な出費になる。

根張りの強いパンジー・ビオラなどは、前の植物を抜き取って、根株を取り去ったあと、牛糞堆肥、8号化成を適当に混ぜこんでおけば、成長期の定期的な液肥追肥、花がらとりと切り戻し程度で元気いっぱいに長く花を見せてくれる。

花苗で咲いている花色は、識別だと思っている。

咲き誇っている状態、今を、寄植えして見せるというジャンルもあるけれど、育てる派は密植しない。

花色、パンジー(大きめの )、ビオラ(小さいけど花数は多い)を考えて、萌えてくる春を待ち遠しむ。

だから、今日も定植後は、ついていた花は、皆、摘み取った。

たぶん、これで、いいんだろう。

 

 
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なかなか明るさがみえてこないなぁ

2023年11月18日 | 日記

10月は思い切って家の補修をして、その支払いにあたふたとしている間に過ぎてしまった。

10日ほどの工事で、2年分の年金収入が持っていかれた。(笑)

シルバーバイトで、少し働く日々を続けているので、実際にはそんな稼ぎで賄えたわけだけれど、お金が出ていくのは、ほんと、あっ、という間である。

そして、気がつけば、11月も半ば。

ブログも、すっかりご無沙汰してしまった。

昨年あたりから、ばんばん上がる物価の中、春には賃上げの話題も盛り上がっていたけれど、わが財布の実入りはといえば、
・年金額は横ばい、
・期待したシルバーバイトの日給は、世の賃上げの話題もどこ吹く風、まったく上がる気配なし。

求人広告を見ると、最低賃金の改定で、採用時の日給はあがっているので、何年か頑張って、日給で数百円上げてもらった人たちと、未経験で入った人たちが横並び。
やる気なし、なんて声も聞こえてくる。

最低賃金が上がって、自分の労働の対価が最低レベルに下がってしまったっていうのも、なんだか悲しい。

自分もそんな一人だけれど、最低賃金でも、雇ってもらえるだけ、何か仕事をさせてもらえるだけありがたい組なので、じっと、我慢ではある。

少なくとも、物価の上がった分くらい、収入が上がっていけば、そう先の不安もないし、ありがたいんだけれど、3割の大企業の実績で全体の平均を出し、ぎりぎりの暮らしの人間には、ときどき数万円のお金を配って、 どうだ!ありがたがれ!ってんでは、老い先短い人間でも、夢も希望ももてやしない。

若い人たちなら、なおさらだろう。

そんな気持ちでいたところ、今朝、

お上の動向知らせるニュースで、
『来年度の年金支給額は、「マクロ経済スライド」を発動する方針で年間約1万770円支給減』
という記事が目に止まった。

国保税、介護保険料は年々あがり、窓口で払う個別の負担も増える。

住県民税、古い軽自動車にかかってくる罰金的な自動車税・・・。

最賃×日数で、年老いた『バ畜』と化して働いても、バイト代はみな『お上』に持っていかれてしまう。(涙)

「年老いても、健康で働け、税金をお上に納められる。国のため、利他となっている」、と感謝できれば幸せなのだろうけれど、なかなかそうは思えない。

「いつまで、どんだけとるんだい!」というネガティブな思いばかり。

ほんと、とることに熱心な国で、先の明るさがみえない。

厚生年金のモデルケースは、夫婦2人で、23万円くらいだそうだ。一人分11万円あまり。
この金額では、生活保護費にも負けてしまう。

一人暮らしでも、月11万円では、「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する( 日本国憲法第二十五条)」とはならんだろうと思う。

苦しくても自立し、コツコツ働き、ようやく年金がもらえるようになったら、実は、あなたの一生の労働の評価は、生活保護費より低いんですよ、ってんでは、ほんと、トホホである。

積み上げてきた、生きてきた支えが、ポキッと折れる音が聞こえる。

「マクロ経済スライド」は、決まったことだからきっちり発動します。

うん、それはわかった。

それでは、揮発油税のトリガー条項もしっかり発動させてよ。

大企業にお金を入れ込んでも、血の通った温かみがここまで伝わってこない。

とるばかりでは、畑も民草も疲弊してしぼむばかり。

だめんなっちゃうよ。

 

 

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