まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

JR久留里線駅間ひとりウォーク(その2 馬来田駅〜木更津駅)

2025年01月03日 | 久留里線駅間ひとりウォーク

JR久留里線駅間ひとりウォーク(その1 上総亀山駅〜馬来田駅)2024年06月07日 | 久留里線駅間ひとりウォーク』をおこなった後、バイオリズムがグ〜〜と落ち込んで、私的にはじつにいろいろあった。

姉の逝去。

続いて、右足の骨折。
とても歩ける状態でない時間が続いた。

9月からようやくの社会復帰(笑)

JR久留里線駅間ひとりウォーク(その2 馬来田駅〜木更津駅)は、住居地に近く、車での生活圏で、線路に並行している国道はよく走り抜ける。

でも、さすがに歩いたことはなし。

今回歩いたエリアは、横田あたりまでは昭和の雰囲気の残るりっぱな家並みが続く。

その先は、新しい感じの町。

祇園駅を過ぎたあたりから、木更津の街だ。

田園、山野では方向感覚は悪くないと思っているのだけれど、街にくると途端に方向音痴。

木更津の街では迷ってしまい、ファミマのレジのニイチャンのアドバイスに助けられ、木更津駅にたどり着いた。(笑)

JR久留里線駅間ひとりウォーク(その1)のエリアは、近い将来廃線なるエリア。
沿線を時速4キロで歩いてみて、帰路に実際列車を利用してみると、廃線➔代替の手当も納得。
利用者が極端に少ない。

今回の帰路の列車では、馬来田駅でもまだたくさんの利用者があった。
久留里駅くらいまで乗っていくみなさんなんだろうか。

時代とともに少しずつ社会構成も変わってきて、『社会インフラの維持という錦旗の御旗』だけで必要性の低くなったインフラを維持し続けることが難しくなってきている。

山間の道路、橋。
過疎化により利用者が減り、老朽化した施設

全国津々浦々にコンビニがてきて、そこでATMも保険も荷物も送れようになった昨今状況の中での郵便局。

納税者が減り原資が限られてくるから、これからを生きていく人たちに本当に必要な部分を見極めて手当して行くしかないのだろう。
昭和の郵政や年金のように、ものすごいお金を注ぎ込んで採算性の見込めない施設をつくり、一円で売却するなどというトホホでは、これからの若い人たちを乗せた日本丸は、戦艦大和かタイタニックの運命である。

一方でネット社会となった。
それなりの車があり、ネットがつながれば、ポツンと一軒家のようなところでも十分文化的な暮らしができるようにもなってきている。

これからの未来は多様性にとんで想像もできない難しい社会だけれど、不確実というものは今を生きている人が作っているもの。
今を確実に生きていけば将来の不確実性というものはなくなり確実な社会が来る、なんて妄想する。

健康維持と暇つぶしで、時速4キロの旅を続けているけれど、案外今の社会を考えるきっかけもなっている。

今年も『四千万歩』の目標に向かって、小さなテーマを考えて、房総周辺の徘徊を続けたい。
小さな積み重ねの先に、確実に40,000,000歩のゴールはある。

今の進捗状況は、12月末で、27,558,331歩/40,000,000歩(68.8%)。

伊納忠敬先生を目指して、今年もヤリガイを伸ばしていこう。(笑)

=====
歩いた日   2024/12/19 
駅間営業キロ  13.9Km
歩行数     20,542歩
歩行キロ     約14Km

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JR久留里線駅間ひとりウォーク(その1 上総亀山駅〜馬来田駅)

2024年06月07日 | 久留里線駅間ひとりウォーク

自宅近くなのでいつでも歩けると思っていたJR久留里線(JR木更津駅〜JR上総亀山駅 営業キロ32.2Km)を歩き始めた。

駅までの移動は車ということになるので、駅周辺で数時間駐車しても大丈夫な駅を検討。
今回は、上総亀山駅に車をおいて馬来田駅まで、営業キロで18.3Kmを歩いてきた。

上総亀山駅は、駅前に広場があって、ここに駐車。

ちょうど、キハE130形の列車(ディーゼルカー)が出発を待機していたが、行きは歩きなので「お見送り」

現在もJRなので、小湊鉄道、いすみ鉄道、銚子電鉄などの車両と比較すると驚くほど新しい(笑)

運行は、運転手さん一人のワンマン運転。
車内はとてもきれいだし、各駅にはトイレもあり、駅周辺もよく整備されている。

今回歩いた駅はほぼ無人化が進み、松丘駅のように地域のふれあい館として管理したり、俵田駅は駅舎もない停車場だった。

それに加え、利用者の少ない久留里〜上総亀山間の減便など、かなり経営努力されているようだけれど、昨今は不採算が続き廃線の話も聞こえてくるようになった。

今回ウォーキングで一番の発見はこれ⬇



上総亀山駅から上総松丘駅までの途中、R410の名殿交差点先の山斜面に見つけた江戸時代の地域の信仰の遺跡。

緑の木々、山野草、鳥のなき声、野猿やキョンとの遭遇といったどこにでもある風景の連続だけれど、こういう発見がひとりウォークのたのしみである。

平山駅前には、ときどき食べたくなる焼きそば屋さんがある。

今回もぜひ食ってやろうと思っていたのだけれど、あいにくお休みだった(笑)ザンネン!

久留里駅は、今回歩いたコースで、唯一の有人の駅。


名水の里で、美味しい地酒屋さんもまだたくさん残っている。

雨城と言われている久留里城跡の資料館なども見学できるので、街歩きも面白いところだ。


俵田駅に向かう途中でみつけた『俵田道標』


江戸時代の久留里道の道標。
近世は、木更津〜江戸の船便がよく使われていたようで、ここ久留里は南房総や外房からの交通の要衝として栄えていたらしい。

こういうものも、車では通り過ぎてしまうけれど、歩いていて初めて気づく。

古い石の遺跡などを眺めていると、ここにもたくさんのいろいろな人生があったのだろうなとしみじみとした気持ちになる。
生まれ、育ち、通り過ぎて、どこかへ消えてしまう。生命は不思議なものだ。

久留里から亀山への列車は少ないので、このあたりまで来ると時刻が気になりだし、小櫃、下郡、馬来田まで、時計を見ながらせっせと歩き始めた。

そのかいあって、16時21分 馬来田駅発、上総亀山駅行きに間に合い、それに乗って帰ってきた。

あと半分、体調と相談しながら、また計画を立ててでかけてみたい。

=====
歩いた日   2024/04/16 
駅間営業キロ  18.3Km
歩行数     32,921歩
歩行キロ     約23Km

 

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