まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

JR久留里線駅間ひとりウォーク(その1 上総亀山駅〜馬来田駅)

2024年06月07日 | 久留里線駅間ひとりウォーク

自宅近くなのでいつでも歩けると思っていたJR久留里線(JR木更津駅〜JR上総亀山駅 営業キロ32.2Km)を歩き始めた。

駅までの移動は車ということになるので、駅周辺で数時間駐車しても大丈夫な駅を検討。
今回は、上総亀山駅に車をおいて馬来田駅まで、営業キロで18.3Kmを歩いてきた。

上総亀山駅は、駅前に広場があって、ここに駐車。

ちょうど、キハE130形の列車(ディーゼルカー)が出発を待機していたが、行きは歩きなので「お見送り」

現在もJRなので、小湊鉄道、いすみ鉄道、銚子電鉄などの車両と比較すると驚くほど新しい(笑)

運行は、運転手さん一人のワンマン運転。
車内はとてもきれいだし、各駅にはトイレもあり、駅周辺もよく整備されている。

今回歩いた駅はほぼ無人化が進み、松丘駅のように地域のふれあい館として管理したり、俵田駅は駅舎もない停車場だった。

それに加え、利用者の少ない久留里〜上総亀山間の減便など、かなり経営努力されているようだけれど、昨今は不採算が続き廃線の話も聞こえてくるようになった。

今回ウォーキングで一番の発見はこれ⬇



上総亀山駅から上総松丘駅までの途中、R410の名殿交差点先の山斜面に見つけた江戸時代の地域の信仰の遺跡。

緑の木々、山野草、鳥のなき声、野猿やキョンとの遭遇といったどこにでもある風景の連続だけれど、こういう発見がひとりウォークのたのしみである。

平山駅前には、ときどき食べたくなる焼きそば屋さんがある。

今回もぜひ食ってやろうと思っていたのだけれど、あいにくお休みだった(笑)ザンネン!

久留里駅は、今回歩いたコースで、唯一の有人の駅。


名水の里で、美味しい地酒屋さんもまだたくさん残っている。

雨城と言われている久留里城跡の資料館なども見学できるので、街歩きも面白いところだ。


俵田駅に向かう途中でみつけた『俵田道標』


江戸時代の久留里道の道標。
近世は、木更津〜江戸の船便がよく使われていたようで、ここ久留里は南房総や外房からの交通の要衝として栄えていたらしい。

こういうものも、車では通り過ぎてしまうけれど、歩いていて初めて気づく。

古い石の遺跡などを眺めていると、ここにもたくさんのいろいろな人生があったのだろうなとしみじみとした気持ちになる。
生まれ、育ち、通り過ぎて、どこかへ消えてしまう。生命は不思議なものだ。

久留里から亀山への列車は少ないので、このあたりまで来ると時刻が気になりだし、小櫃、下郡、馬来田まで、時計を見ながらせっせと歩き始めた。

そのかいあって、16時21分 馬来田駅発、上総亀山駅行きに間に合い、それに乗って帰ってきた。

あと半分、体調と相談しながら、また計画を立ててでかけてみたい。

=====
歩いた日   2024/04/16 
駅間営業キロ  18.3Km
歩行数     32,921歩
歩行キロ     約23Km

 

コメント
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