まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

新たな『恨み』にならなければいいけれど

2019年04月18日 | 日記
久しぶりに読んだ今日の新聞に、福島原発廃炉処理作業者として『特定技能外国人』という名目の外国人労働者を受け入れることが決まったという記事が一面トップに載っていた。
 
東日本大震災の地震、津波は天災である。
 
でも、福島原発(放射能)問題の多くは人災と言われても仕方がない。
 
地震、津波があることは過去のデータからも予測できたはずだし、津波で浸水したときの想定も専門家と言われる人たちなら当然検討対策しておくことが求められる。
 
電気は今の、ちょっとおおげさだけれど人類にとってなくてはならないもので、それを大量かつ広範囲に、安全に供給する。
これは国策ではないかと思う。
 
電気と水(上水道)は国策として国が守ってほしい。
 
福島原発問題での東電のスタンスは、私見だけれど、国策をはき違えている。
 
津波が来たんだから仕方がないでしょ、処理費は電気利用者のみなさんがお支払いください!的。
 
受益者として一定の理解はするけれど、あなた方はどれだけ責任(負担)をしているのか?
そう思っていた矢先のこの記事だった。
 
「やばい仕事は、カネがほしい、貧乏人の、なんもわなかんない人間にやらせればいい!」
そんな上から目線、臭いがプンプンする。
 
安全具を装備すれば放射能は防げるとしても、放射能源近くでの、眼に見えない危険、世代を超えた危険と隣り合わせの作業である。
コミュニケーションもまだあやしい外国の人にやらせる作業ではない。
 
韓国の徴用工問題、従軍慰安婦問題が『人の恨み』としてなかなか解決しない。
子達の世代のために新たな『人の恨み』は作らないで欲しいと思う。
 
作業者がいないなら、国が、大卒限定で総理大臣級のお給料で募集してみたらどうだろう。
ただし、作業者兼研究者で。
 
それだって、まだ日本は捨てたもんじゃない、応募はたくさんあるはずである。
かつ、そういう人たちは、高度の問題意識、知識もある。
 
福島原発(放射能)問題は、国内で起きた問題であり、その解決は日本人自身が解決しなければならないのではないだろうか。
 
『特定技能外国人』として日本に働きに来るみなさんは、昭和の時代、国内での生活が苦しくて中南米など海外に移住した同朋と同じく、みな純で、生きることに必死な人たちなのだろう。
 
そういう人たちを日本人でも嫌がる仕事につけるのは、とても恥ずかしいと思うのは私だけだろうか。
 
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<今日は何の日>
今日は『よい歯の日』です。
四(よ)一(い)八(は)の語呂合せで日本歯科医師会(日歯)が1993年に制定。
 
私が子供の頃、60代にもなると、歯っかけジイサンや総入れ歯がざらにいました。
有難いことに子供の頃からの歯磨き習慣で、今もなお歯はみなありますヽ(^o^)丿。
コメント
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