6月27日 おはよう日本
26日から始まった化粧品の国際展示会。
最新の技術で作られた化粧品や色とりどりの容器など様々な商品が展示されている。
出店したのは360社で去年と比べて20%増えた。
会場には数多くの外国人が訪れていた。
特に目立ったのはタイやマレーシアなど東南アジアのバイヤーたちである。
経済成長が続くこれらの国では値段が高くても品質がいい日本の製品を求める女性が増えているという。
引き合いが多いのが“日焼け止め”。
東南アジアの女性が気にするのが日焼け。
最近 白い肌を重視する女性が増えている。
これまでクリームを塗るものが主流だったが手軽に使えるスプレー式の売り込みをかける。
(マレーシアのバイヤー)
「これは快適ね。
日焼け止めというとベトベトして油っぽいので嫌いでしたが
この商品はとても肌触りがいいです。」
人気が高い日本製の化粧品。
海外のブランドの中には自社の商品を日本製として売り出すために
製造を日本のメーカーに依頼するケースも増えている。
イランやウクライナで売られている化粧品は後ろを見ると“Made in Japan”と書いてある。
東南アジアからの受注を受け化粧品を作っているメーカーは
漢方薬やコメなどの天然素材を生かした商品を得意とし客の要求にも細やかに対応する。
タイから訪れたテレビショッピング会社の経営者が
タイでハーブなどの自然原料を使った化粧品を開発したいとこの会社を訪れた。
(タイのテレビショッピング会社 経営者)
「私たちには高い品質の製品が必要です。
ぜひ作ってください。
タイ産の原料と日本の技術があれば世界の市場で勝負できます。」
日本の化粧品は出荷額全体でみると頭打ちだが
輸出はこの10年で約2倍に伸びている。
なかでもアジアへの輸出が急増していて
タイが4倍、マレーシアが2倍、ベトナムは6倍に増えている。
日本化粧品はいま全く違った業種の会社が参入して
意外な原料を使った新商品を売り出している。
肥料メーカーのブースで売り込んでいるのは魚の鱗から作ったコラーゲン。
大学や公的研究機関と共同開発した。
これまでは牛や豚から作られてきたがBSEや豚インフルエンザの問題があったため
より安全なイメージを売り込みたいと会社は考えている。
今話題のアンチエイジング。
コンサルタント会社が2年前にブランドを立ち上げた。
人脈を生かし取引先などの技術を化粧品に応用し
誕生したクリームは肌の張りを保つ効果がある。
原料のクロマグロの心臓は
良質のたんぱく質を多く含むが加工が難しくこれまでは使われなかった。
資源リサイクル会社の技術を使って製品化できた。
(展示会主催会社 石本卓也さん)
「さまざまなものづくりを結集して日本の化粧品が作り上げられている。
力強くMade in Japanをうたってしっかり外に出していく。
PRする。
非常にチャンスは多いのではないか。」
日本化粧品工業連合会によると会員登録している事業者は3,000社余と
規制緩和もあってこの10年ほどの間に約5倍に増えたということである。
韓国などのライバルに後れを取らないよう
経済産業省は今年 企業の化粧品輸出を支援するセミナーを開催した。
化粧品業界の海外進出はこれからも進みそうである。
26日から始まった化粧品の国際展示会。
最新の技術で作られた化粧品や色とりどりの容器など様々な商品が展示されている。
出店したのは360社で去年と比べて20%増えた。
会場には数多くの外国人が訪れていた。
特に目立ったのはタイやマレーシアなど東南アジアのバイヤーたちである。
経済成長が続くこれらの国では値段が高くても品質がいい日本の製品を求める女性が増えているという。
引き合いが多いのが“日焼け止め”。
東南アジアの女性が気にするのが日焼け。
最近 白い肌を重視する女性が増えている。
これまでクリームを塗るものが主流だったが手軽に使えるスプレー式の売り込みをかける。
(マレーシアのバイヤー)
「これは快適ね。
日焼け止めというとベトベトして油っぽいので嫌いでしたが
この商品はとても肌触りがいいです。」
人気が高い日本製の化粧品。
海外のブランドの中には自社の商品を日本製として売り出すために
製造を日本のメーカーに依頼するケースも増えている。
イランやウクライナで売られている化粧品は後ろを見ると“Made in Japan”と書いてある。
東南アジアからの受注を受け化粧品を作っているメーカーは
漢方薬やコメなどの天然素材を生かした商品を得意とし客の要求にも細やかに対応する。
タイから訪れたテレビショッピング会社の経営者が
タイでハーブなどの自然原料を使った化粧品を開発したいとこの会社を訪れた。
(タイのテレビショッピング会社 経営者)
「私たちには高い品質の製品が必要です。
ぜひ作ってください。
タイ産の原料と日本の技術があれば世界の市場で勝負できます。」
日本の化粧品は出荷額全体でみると頭打ちだが
輸出はこの10年で約2倍に伸びている。
なかでもアジアへの輸出が急増していて
タイが4倍、マレーシアが2倍、ベトナムは6倍に増えている。
日本化粧品はいま全く違った業種の会社が参入して
意外な原料を使った新商品を売り出している。
肥料メーカーのブースで売り込んでいるのは魚の鱗から作ったコラーゲン。
大学や公的研究機関と共同開発した。
これまでは牛や豚から作られてきたがBSEや豚インフルエンザの問題があったため
より安全なイメージを売り込みたいと会社は考えている。
今話題のアンチエイジング。
コンサルタント会社が2年前にブランドを立ち上げた。
人脈を生かし取引先などの技術を化粧品に応用し
誕生したクリームは肌の張りを保つ効果がある。
原料のクロマグロの心臓は
良質のたんぱく質を多く含むが加工が難しくこれまでは使われなかった。
資源リサイクル会社の技術を使って製品化できた。
(展示会主催会社 石本卓也さん)
「さまざまなものづくりを結集して日本の化粧品が作り上げられている。
力強くMade in Japanをうたってしっかり外に出していく。
PRする。
非常にチャンスは多いのではないか。」
日本化粧品工業連合会によると会員登録している事業者は3,000社余と
規制緩和もあってこの10年ほどの間に約5倍に増えたということである。
韓国などのライバルに後れを取らないよう
経済産業省は今年 企業の化粧品輸出を支援するセミナーを開催した。
化粧品業界の海外進出はこれからも進みそうである。