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日本経済を元気に ③どう狙う 次の一手 原油安をいかせ

2015-01-08 08:00:00 | ビズ プラス

12月21日 BIZ+SUNDAY

神奈川県の自動車部品メーカー 秦野精密。
年商50億円。
エンジンやブレーキの部品を作っている。
部品を作る過程で潤滑油を大量に使っている。
この会社では潤滑油などにかかる経費は年間4,360万円。
それが原油安安の影響で来年1月から7%減る。
(秦野精密 淵脇忠夫社長)
「年間305万5000円節約できる。
 大きい。
 助かる。」
原油安のメリットをどう生かすのか。
“次の一手”を狙う
いま淵脇さんは原油安で浮いた資金を使って攻めの経営をしようとしている。
最新鋭の機械を導入し部品の生産効率を上げ
新たな取引先を獲得しようとしている。
(秦野精密 淵脇忠夫社長)
「前から設備を計画して思いも含めてほしいなと思って。
 新しいものを入れられる体質が出来てくるのではないか。」
エコノミストの永濱利廣さんは
原油安のメリットを中小企業は最大限に生かすべきだと言う。
(第一生命経済研究所 主席エコノミスト 永濱利廣さん)
「日本国内からの所得の流出が8兆円以上抑制できる。
 これによって来年度の経済成長率は原油安で0,7パーセント押し上げられる。
 大きなインパクトが期待できる。」

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