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航空機産業 自動車メーカーが参入

2016-02-04 07:30:00 | 経済フロントライン

1月23日 経済フロントライン


ホンダが開発した小型のジェット機。
22日 新たな機体がアメリカの顧客に引き渡された。
受注はすでに100機を超えている。
この飛行機は7人乗りのビジネスジェット。
機体とエンジンを同じ会社が作ることは民間機としては世界初である。
(ホンダ 八郷隆弘社長)
「我々の夢であった空への事業
 大切に着実に育てていきたい。」
ホンダが狙っているのはジェット機そのものの販売だけではない。
アメリカ ラスベガスで開かれた航空機産業の見本市。
展示したのはエンジン。
他の機体メーカーにエンジン単体でも売り込もうとしている。
(機体メーカー担当者)
「我々の新しい機体にぴったりのエンジンだ。」
ホンダはこれまでF1などで高性能のエンジンの開発を続けてきた。
その高い技術力を航空機エンジンに応用しようというのである。
世界の航空機エンジンメーカーとの競争に勝ち抜くカギは燃費である。
埼玉県にあるエンジンの開発拠点では
去年から燃費をより良くするための改良作業を行っている。
エンジンの開発責任者 輪嶋善彦さんさん。
燃費をよくするためにエンジンに効率よく空気を取り込めるよう
最適なファンの形を追求している。
その結果 この1年で0,5%燃費を改善できた。
(ホンダ 航空機エンジンR&Dセンター担当 輪嶋善彦さん)
「こつこつと性能を上げていくことで
 ライバルに対していつも一歩前に出る。」
輪嶋さんはアメリカ ノースカロライナ州の工場を訪ねた。
ファンの改良が順調に進んでいることを伝え
量産に向けた話し合いをした。
この春にも販売を始め航空機事業を軌道に乗せたいと考えている。
(ホンダ 航空機エンジンR&Dセンター担当 輪嶋善彦さん)
「航空機エンジン事業をホンダの中でもより大きい事業にしてい来た。
 エンジンの改良設計はもちろん
 次のエンジンの検討も始めたい。」

 

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