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みなさま、本日はお忙しい中、お集まりいただき、大変、ありがとうございます。
さて、三中から見える木々も新緑をつける頃となりました。右側の窓から見える木々をご覧ください。
ついこの前まで葉を全部落とし枝だけになっていた木々は、春の訪れとともにツボミをふくらまし、花を咲かせていました。
そして、いまはあのように新緑をつけています。
このように、毎年同じ営みを繰り返すのが自然のチカラです。
この自然のチカラは時として、私たち人間に猛威を振るいます。
1週間前の熊本大地震がそうです。
亡くなられた方には、ご冥福をお祈りしますとともに、私たち人間はあらためて大自然をコントロールすることはできないと思い知らされます。
自然と言えば、たとえば私たちは外に出て、地面に立つと、自分の足元から黒い影が伸びていることに、気がつきます。
でも、私たちは、影が伸びているのは、とりもなおさず、後ろから自分を照らしている光のおかげであると、ふと気がつくのです。
思えば、私たちはふだん自分のチカラで生きていると思いがちですが、じつは人に支えれ、生かされています。
今日一日を考えてみても、自分がやったことより、やってもらったことの方が、圧倒的に多いのです。
私自身、三中の教育活動は、教職員をはじめ、保護者の方々、地域の方々にやってもらっていることが圧倒的に多いと感じています。
お勤めされているお母さんたちも、自身の仕事を考えるとやってもらっていることが多いと実感されるのではないでしょうか。
ここにお集まりのみなさま、今回委員さんになられ、ここに出席されているのも、何かの「縁」です。
どうか、今年1年間、他の保護者の方やひいては子どもを照らす「光」になっていただければ幸いです。
どうかよろしくお願いします。
以上で、私からのごあいさつとさせていただきます。
(本日のPTAオール委員会での、校長あいさつを大意要約して載せています)