高校生が進路を選ぶときにコロナがどんな影響を与えたか
2021年3月に高卒を卒業後、大学とか専門学校へ進学を希望した人の約3分の2が、大なり小なりの影響があったと答えています。(民間の調査結果)
*高校の休校によって授業が遅れ、受験の勉強が遅れた。
*受験対策の授業が受けられなかった。
*オープンキャンパスや体験入学会に参加できなかった。
*オンライン授業が多くの大学で続いていたので、わざわざ遠い都市の大学、専門学校よりも地元の学校を志望する気持ちに変わった。
*また、緊急事態宣言で学生が帰省できないという報道を聞いて、地元の学校に進もうと考えた。
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昨今の進路選択の条件として、実際に学校や大学を見て、授業を体験する、全体の雰囲気を感じるなどして決めていくのは当然の流れになっています。
しかし、今回はコロナ渦により、それがままならなかったので、進学先を決めるのに苦労することが多かったようです。
また、学費を捻出するためアルバイトを考えていたが、見つかるか不安だったし、実際になかなか見つからない。
新型コロナウイルスの学業への影響は、今も続いているのです。