私は、以前に中学生に言った言葉があります。
その生徒は、習いごとで、空手、書道、ダンス、演劇などを習っていました。
それぞれに技能を伸ばしていましたが、高校進学を控えたとき、どれを選ぶかを迷っていました。
入試の面接練習で話す機会があったとき、わたしは言いました。
「ケーキの詰め合わせを食べたいの? モンブランがいちばん好きなら、モンブランだけを食べなさい」
その子は、結局、演劇の学習ができる学科を選びました。
才能のある子は、たくさんのことにチャレンジしたいと思いますが、あれもこれもではどれも身につかないことになりがちです。
入試の面接練習で話す機会があったとき、わたしは言いました。
「ケーキの詰め合わせを食べたいの? モンブランがいちばん好きなら、モンブランだけを食べなさい」
その子は、結局、演劇の学習ができる学科を選びました。
才能のある子は、たくさんのことにチャレンジしたいと思いますが、あれもこれもではどれも身につかないことになりがちです。
一つの道を究めるためには、専念するものを絞った方がいいという、考えからでした。